将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594084707

作品紹介・あらすじ

子どもの頭がどんどん良くなる本! 144冊を厳選!
本を読まなくても、子どもが将来勉強さえしてくれればいい、と考えるのは大きな間違いです。「本を読む」習慣ができているからこそ、勉強に励むことができるのです。国語も、算数も、理科も、すべての教科書は日本語で書かれています。日本語を読解する力が培われているかどうかで、勉強ができる・できないが決まってしまうのです。では、子どもに読解能力を身に付けさせるには、どうすればいいのでしょうか? それは幼児のころから「音が良い」本を、たっぷり読み聞かせてあげることなのです。頭のいい子どもに育ってほしいと願うならば、この本はとても役に立ちます。是非、ご一読ください。

目次
第一章 「読書量」で子どもの学力は決まります!
・英語を習う?塾に行く-----それよりは「本」です
・1日5分の読み聞かせで勉強ができる子に!?
・本が子どもの学力を伸ばしてくれる理由
・10歳までにどれだけ「読書量」を積んだか
・読書習慣があるだけで、頭ひとつ抜き出ます

第二章 10歳までに徹底的にしてあげたい「読み聞かせ」
・読み聞かせは最初かつ最重要な読書経験
・「一音一音ハッキリ読み」で子どもがじっと耳を澄ます
・勉強しなくても国語が得意になるしくみ
・効果絶大。これが読み聞かせのコツ
・「一音一音ハッキリ読み」の発見に至ったきっかけ
・「音が良い」絵本を選ぶことも大切
・音の美しさで子どもが本好きに
・お気に入りを「めっちゃ読み」してあげよう
・本に興味を示さない子は紙芝居から入る
・一気に紹介!「音の良い」オススメ絵本
 【オススメ本紹介】 絵本1~2歳 3~4歳 5~6歳

第三章 本を読まずにはいられない「環境」をつくる
・読書は習慣。習慣づけは親の役目です
・一日の中で「本を読む時間」を決める
・本は惜しまずどんどん買おう
・図書館で本をごっそり借りてくる
・この誘導作戦で、本を読まずにいられなくなる!

第四章 自分からどんどん読書する子になる方法
・自分で本を読めるようになるには段階がある
・子どもに「本をよんでもらう」のもアリ
・頭がよくなる本は「文学」と「知識本」の二本立て
・本で興味を持った世界を実際に体験させよう
 【オススメ本紹介】 幼年童話 児童書 名作シリーズ 
自然 数学 社会 歴史 遊び

感想・レビュー・書評

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  • もっと早く読んでおけば良かった!!!と後悔しながらも、子供にこれからもたくさんの本を読んで欲しい、読んであげたいと思いました。
    流暢に、抑揚をつけて絵本を読んであげることが大切!と思っていたら、まさかの 一音一音はっきり読み がいいなんて!

    すぐやってみたら、子供にどうしたの?といつもと違う読み方に心配されました。

  • 読書離れが進んでいますが、子どもにとっては「読書量」は必要不可欠です。
    読書をすることで、学力に必要な「日本語了解能力」が身に付きます。
    まずは、大人が本を好きになり、本が身近にある環境を作ることが大切です。

  • この本をきっかけに図書館通い&一語一語を意識した読み聞かせを始めてみました。本の内容は、1日あれば読めるほど、わかり易いものかと思います。

  • 『一音一音ハッキリ読み』は初めて聞きました。
    試しに読んでみたら、子供はあまり好みでは無いようで。。。たまに、活用してみようと思います。
    本を読む時間を決める、本を惜しまず買う、図書館で本をゴソッと借りるあたりは実践出来そうです。
    子供にも沢山本を読んで欲しいので、大人の姿勢を見せることが大事ですね。

  • 本以外の知識を知ることができるメディアが充実しているこの時代にどうして本がいいのかというのかを知りたいと思う。
    本の良し悪しというのをしっかり考察したい。

  • 本がありふれた環境にすることの大切さ。読み聞かせ、ゆっくり読むことを忘れないようにしたい。
    音で聞いてるんだな。

  • 読み聞かせなどの効果について、いいことばかり知れる。

  • 絵本を読み聞かせるというスタイルは、子供の勉強を親が見てあげているという関係性の相似形。親子で勉強を取り組みやすくなる。将来の教育費500万円節約効果。というのが印象的。
    読書好き=勉強ができるというのは自分自身本は読んできて勉強が出来ないので謎だが、子どもの興味を見つけるツールとして楽しんで本を読みたい。

  • 「『本をよく読む』とは『勉強ができる』と言い換えてもいいいくらい」という著者。
    中学受験,大学受験を念頭に置き,子どもを読書好きにするコツが書かれています。
    とてもシンプルで,すぐに始めました。

    著者が400冊朗読した中から選んだ,年齢別のおすすめ絵本・図書が豊富に掲載されているのも便利です。

  • 内容が簡潔にまとまっていて読みやすい。小さい頃の読書習慣がいかに大切か納得できた。一音一音ハッキリ読みを実践していきたい。

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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