熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~ (扶桑社新書)

制作 : 池田 雅之  三石 学 
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594083700

作品紹介・あらすじ

日本書紀編纂から一三〇〇年。
熊野三山のご神体は、巨木であり、巨岩であり、滝である。
自然を崇拝する原始宗教が色濃く残る熊野は、神話において出雲との共通項が多く、どちらも死を連想させる。
日本書紀にイザナミの埋葬地と記されている熊野、花の窟。
オオクニヌシは、木の国(紀伊国)から、スサノヲの治める根の国へ行った。
死と再生の地である「根の国」こと熊野の姿に、熊野に深い縁を持つ5人の筆者が迫る。

スサノヲの熊野とアマテラスの伊勢 ~暮らしの中に生きる記紀神話~
池田雅之(早稲田大学名誉教授)

熊野神話と出雲神話 ~太平洋文化と日本海文化から読み解く~
三石学(みえ熊野学研究所運営委員長)

魂のゆりかごに還る 
中上紀(作家)

熊野から日向神話の里へ
桐村英一郎(三重県立熊野古道センター理事)

熊野と渡来 ~彼方から寄り来るもの~
秦まゆな(日本文化案内人)

感想・レビュー・書評

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  • 「すみっこ」という意味の隈の場所「熊野」を題材に、熊野に縁を持つ研究者、小説家、地元の活動家などが持ち寄った熊野にまつわる日本神話・民話の世界を紹介した著作。

  • 2022/04/05 amazon 499

  • 熊野についてかなり突っ込んだことを知ることができる本。まあ歴史というよりは民俗・伝承的な見方ではあるが、一応押さえておきたいところ。

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