健康になりたければ家の掃除を変えなさい

著者 :
  • 扶桑社
3.19
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本棚登録 : 134
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594078652

作品紹介・あらすじ

******************
「病気と掃除のプロ」が教える!
インフルエンザ、ノロ、花粉、ダニ、
カビ、緑膿菌etc. から
大切な家族を守る30のテクニック
******************
【受験生、乳幼児、高齢者家庭は必読】

もうすぐやってくる花粉のシーズン。
加えて冬から春は、インフルエンザや
ノロなどの感染症の不安も高まります。

ところが、間違った掃除方法で
家の汚れをまき散らしてしまい、
これらの病気のリスクを高めている人が
実はとても多いのだとか!

本書の著者である松本忠男さんは
亀田総合病院の清掃責任者をはじめ、
30年間、さまざまな病院の現場で
「感染を防ぐ掃除メソッド」を
培ってきました。

☆掃除は水拭きよりも「乾拭き」
★トイレ掃除ではまず「ホコリ除去」
☆部屋の掃除は「中央→隅っこ」の順
★雑巾がけで「往復するのはNG」
☆「スクイージーに切れ込み」を入れる
と魔法の掃除グッズに
★台所の「換気扇には石鹸」で汚れ防止

……など、今日からできるテクニックが
満載です!

病気のモトとなる汚れをピンポイントで
攻めるから、「時短」にもなります。

「家のお掃除は取るに足らないものでは
なく、家族の健康を支える尊い仕事です」
と著者は言います。

科学的根拠にのっとった本書の掃除術で、
身体も心も明るく健やかな毎日を
手に入れましょう!

******************
亀田総合病院 名誉理事長・亀田俊忠氏
も太鼓判!!
「入院患者さんを感染症から守るには、
科学的エビデンスに基づいた松本さんの
掃除メソッドが欠かせません」

感想・レビュー・書評

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  • ダスキンヘルスケアを経て医療関係の清掃責任者に従事された、松本忠男さんによる、病院清掃の経験を踏まえた、家庭において病気にならない清掃術。
    家の掃除における間違えやすいもの、家の中における病気別の感染ルートおよび対応方法、部屋別の予防の掃除術、掃除の労働対効果を上げる方法などまとめられていた。

    医療機関における衛生面を保つための努力・労力を理解したが、一般的な家庭は掃除にかけられる時間を捻出するのは難しいと思われ、もう少し生活に取り込めみやすいかつ具体的(イメージしづらい部分があった)だとありがたかった。
    次は別途出版された「図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい」を読んでみたい。

  • 色々な菌と病気についての話は怖かったけど、過度に恐れることなく、できることから少しずつ。
    早速、この本で紹介されてるやり方で、家のホコリを集めてみました。

  • ホコリコワイ。図書館蔵書

  • 正しい掃除の仕方、意外に誰にも教えてもらえないことなので勉強になりました。

    コロナウイルスが世間を騒がす昨今、アルコールティッシュに食いつきがちですが、そこにも盲点が。

    やはり出来ることを普段からちょこちょことやっておくことが大切ですね。

  • 掃除を精神論や神様などに結びつけていないところがいい。気負わずに気づいたらするを続けてみたい。

  • ホコリを舞いあげない
    菌の繁殖を防ぐ
     ドアノブとかリモコンとか盲点になりやすい

  • 著者は病院の清掃管理者なので、厳格な掃除が必要なんだろうが、家庭でそれを再現するのはなかなか難しい。汚れが激しいところから徐々に応用していこう。

  • 自分の知見がかなりアップデートされた本。ここまで、採用したいと思えるアイデアにたくさん出会える本はそうそうない。
    本の終わりにも、「掃除は『物理』と『化学』でできています。」という、信頼感ある文章が。

    一気に全て実践するのは難しいので、出来る範囲からやっていきたい。

  • 病院清掃レベルでの清潔。病人出たときにやることと平時の清掃は変えた方がいい、は確かに。どこまでやるかはなかなか難しいところ。埃を広げないこと、巻き上げないこと。ある程度感染があってもいいような気がするが、乳児や高齢者や免疫問題のある人がいたら猛烈に役に立つだろう。
    うちには酸性のトイレ洗剤ないなあ。
    嘔吐対策の塩素は0.02%ではなく0.1%、使い捨て手袋とマスク。汚物にペーパータオルを被せ消毒液をかけてふき取り。ふき取り後ペーパータオルをかけて消毒液をしみこませ、10分静置してからふき取り。水拭き。一方向に拭く、往復させない。塩素消毒できなければ85度1分以上。結構きついはず。洗濯物は分ける、塩素消毒してから洗浄。
    トイレ。壁、床スクイジー。トイレ本体の外側上から下。手袋を変えて順に除菌仕上げ拭き、スクイジーも。撥水性ではなく親水性のコーティング。
    キッチンの大掃除は夏。
    風呂場 ゼリー状のカビ取り剤。冷水使用で清掃、温度下げる。温度、栄養、水分そろうとカビ。
    シーツやカバー毎週交換。
    済に埃は貯まる。隅の頻度上げる。とった埃の量が一定になる頻度に設定。

  • ・掃除ロボットの翌朝、フローリングで隅を掃除。一般の掃除機はコードレスのスティックもの。1メートルを5,6秒かけて、一定の速度で動かす。
    ・サーキュレーターはホコリのたまりやすい場所を避ける(エアコンの下、電化製品、部屋の隅)。
    ・トイレのホコリはこまめに除去。
    ・洗濯槽のカビ取り:防サビ剤の配合された塩素系漂白剤。濃度はトリセツを見て。
    ・風呂場:使い終わったら、天井の水滴をふき取り。
    ・カーペット:日干し(分割タイプなど)
    ・床:ドライシート。テレビ
    ・寝室:棚の上、床。湿度50ー60%。週1、2回は寝具の天日干し。バスタオルで寝具をカバー(枕、枕の下、掛布団の顔が当たる一返に停める)
    ・トイレ:便器内部は酸性洗剤を3分ほど放置してから。内部の落ちにくい汚れは耐水ペーパー(粒度が2000番)。
    ・食器用スポンジ:熱湯をかけて固く絞って干す(抗菌性、銅の微粒子、網たわし)
    ・ステンレスシンク:10%クエン酸(水300ミリリットル、クエン酸大匙2)をスプレーボトル。噴霧後1-3分放置し、スポンジでこする(それでも、だめなら、10-30%のクエン酸をスプレーしてラップを貼り、約10-15分放置。その後は、中性か弱アルカリ性の食器用洗剤で洗った中和。

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著者プロフィール

フロレンス・ナイチンゲールの著書「看護覚え書」に共感し、32年間、病院の環境衛生に携わる。東京ディズニーランド開園時の正社員、ダスキンヘルスケア(株)を経て、亀田総合病院のグループ会社に転職し、清掃管理者として約10年間、現場のマネジメントや営業に従事。1997年、医療関連サービスのトータルマネジメントを事業目的として、(株)プラナを設立。亀田総合病院では100人近く、横浜市立市民病院では約40人の清掃スタッフを指導・育成し、これまで現場で育ててきた清掃スタッフの総数は700人以上。現場で体得したコツやノウハウを、多くの医療施設や清掃会社に発信する。2019年1月からは、中国の深?市宝安区婦幼保健院(1000床病院)の環境整備を指導するなど、活動の場は海外にも広がる。(株)プラナ代表取締役社長、ヘルスケアクリーニング(株)代表取締役社長。著書に『健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)、『清掃は「いのち」を守る仕事です。』(辰巳出版)などがある。

「2020年 『ウイルス・カビ毒から身を守る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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