一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 116
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594075989

作品紹介・あらすじ

「食う・寝る・動く」だけで痩せていく。野生の体力を取り戻すパレオ(狩猟民族)ダイエット
・パレオダイエットは科学の世界でもお墨付き
・狩猟採集民にはデブもがんも鬱病もない
・パレオダイエットの基本は「食う・寝る・動く」の改善

感想・レビュー・書評

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  • オススメ本に表示されて、高評価だったので読んでみようと思った本。図書館にはなかったので購入しました。

    タイトルに“ダイエット”とついているけれど、いかに健康的で幸福な生活を送るかという内容だと思いました。その方法は、できるだけ狩猟採集民族の食事とライフスタイルを真似すること。

    パレオとはパレオリシックの略で、直訳すると「旧石器時代の食事法」。とは言っても旧石器時代のデータはないので、近現代の狩猟採集民族の食生活やライフスタイルを参考にしています。

    読み始めてまず気になったのは、狩猟採集民族の平均寿命。ネットで調べましたが、この本の最後の方にも書かれていました。平均寿命は短いと思っていましたが、感染症などで子供の死亡率が高いけれど、子供の死亡率を除くと平均寿命は78歳くらい。しかも、死の直前までピンピンしているケースが多いそう。

    この本を読むと、食事、睡眠、運動それぞれをどのように狩猟採集民族近づけるか、そうするとどのような効果があるかが分かります。

    この本のすごいところは、参考文献の学術論文の数。様々な研究データと自分の体での実験をもとに書かれていて、かなり説得力がありました。

    本に書かれていることを全て実践するのは私には無理ですが、とても参考になりました。

    今までダイエット、健康、老いについての本を色々読みましたが、結局は自分納得して、ずっと続けられる自分なりの健康法を実践していくしかないのだろうと思いました。

    とりあえず私なりにやっていること。

    ・午前中、夕食後の完食はしない
    ・食べ過ぎたときは翌日の夕食を抜く
    ・調味料などはできるだけ無添加を選ぶ(でも添加物が入っているお菓子などにはそこまで神経質にならない)
    ・好きな物は食べてもいい
    ・スマホは21時以降は触らない
    ・寝る前にストレッチ
    ・22-23時に就寝
    ・1日の活動エネルギーが500kcal以上になるように動く(家にいて何もしないと200kcal弱)
    ・毎日体重をはかる

    甘いものはやめられないけれど、健康寿命はのばしたいです!


  • 著者様より御献本

  • この本や著者のブログをきっかけに体はもちろん、人生の価値観まで変わった一冊になった。

  • 一生物の体との付き合い方。
    狩猟民族のライフスタイルを参考に実践する話。
    本社の情報を参考に三週間実践したが効果あり。
    確実に変わって来た。
    課題を上げればきりがないが自分にあうものを取り入れていけばよいだろう。

    追記。3ヶ月続けたが確実に体が変わった。
    もともとBMI値が適正だったところから8kgやせたので驚異的な効果である。
    また筋肉量も落ちていない。
    体にあったともいえる実践本。

    3年後ふりかえりレビュー。追記。
    なお、効果がありすぎて痩せすぎてしまった。
    途中筋肉量の計測を怠ったので、体調不良にも繋がってしまった。
    そのあとは、体重を戻している。
    戻し方も簡単。結果、運動とあわせて満足する体重コントロールができている。

  • ゆる〜く取り入れたところ
    4キロ減!
    シワが薄くなった!
    髪が健康になった!
    頭の働きがよくなった!
    ………
    痩せるとか、太るとか。
    それらは日々の生活を積み重ねた結果であって。
    仮に、何かのダイエット法によって短期間で痩せられたとしても、元の生活に戻したら、そりゃ体も元通りになりますよね。

    つまり、一生スリムでいられる秘訣は、スリムでいられるための生活を毎日送ること。

    ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、ちゃんと運動して。
    この本で紹介されているのは、そんなライフスタイルを「日常」にするためのメソッドです。

    徹底的にエビデンスをベースとしており、それが自分にも当てはまるかなと自身の体で検証してみるのも楽しい。



  • 論文等からの裏付けを元に書かれているので信憑性はあるが若干偏りも感じる。

  • 最初の「食う」ところがかなり参考になった。
    しかし残りの「寝る」「動く」はいいことを言っている感じだったけど、自分は今必要としていない項目だったので評価を下げました。


    人類が誕生したおよそ300万年前から1万年前までに渡って木の実や根菜を集め野生の動物や魚を狩りしながら暮らしてきた。
    農耕や牧畜が始まったのは1万年前で、現在の加工食品やファストフードがひろまったのはわずか100年。
    つまりDNA的に見れば長い期間に育まれた狩猟採集時代の生活が合ってる。
    因みにアルコールの飲む様になったのは約1万年前。

    ・狩猟採集民族の体脂肪率は男13%女21%。
    ・多くの狩猟採集民族の糖質摂取量は20%〜40%程。
    ・狩猟採集民族の睡眠時間は6時間半。

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