驚きの地方創生「京都・あやべスタイル」 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594075835

作品紹介・あらすじ

京都府北部、人口35,000弱の地方都市が〈地方創生〉の観点から注目されている。
『里山資本主義』の藻谷浩介氏も絶賛する、その理由とは?

綾部の魅力、潜在力を、①行政の取り組み(水源の里条例や世界連邦都市宣言など)②綾部発祥、グンゼの創業者・波多野鶴吉の人づくり③やはり綾部発祥、日東精工の地域貢献(絆経営)④新しいライフスタイル「半農半X」といった視点から取り上げ、地方創生――人づくり、モノづくり、街づくり――という点で、綾部から学べるものを紹介する。
『里山資本主義』や『デフレの正体』などのベストセラーを著した藻谷浩介氏も、「綾部は世界のどこに出しても胸を張れる全国でも数少ない街。ここに日本と世界の先端があります」と推薦している。人口35,000にも満たない小さな都市が、なぜここまで元気なのか――3世帯四人しか暮らさない集落に年間3,000人以上が訪れる理由。四つある綾部市の第三セクターすべてが10年以上黒字基調の健全経営、グンゼと日東精工、東証一部上場企業がなぜ今も綾部に本社をおいているのか――といったことを掘り下げていく。

感想・レビュー・書評

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  • 京都府綾部市の特徴を説明。
    グンゼは群是からきている。綾部に本社を置く釜、マーケティング担当者は東京。社長も全国で一流の人に会い、成長を心がける。
    有堂佐一という画家。
    素のまんまという農業民泊。
    蕎麦ぼうろの先生は80歳。
    栃の実加工品の暴走ばあさん。
    日東精工のねじ。合格祈願に無償配布。
    アンネのバラも無償配布。

  • 熱いアイデンティティをもつあやべは凄い。地方創生と言われているが、あやべや城崎は先駆者です。数少ない事例しか知りませんが、志をもったリーダーが必要と感じました。

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著者プロフィール

長く大手出版社に勤め書籍や雑誌の編集長を歴任後、(株)ワードスプリングを設立。
雑誌や書籍の編集に携わりながら、上場企業や自治体の広報PRやマーケティングなどもサポートしている。ワードスプリング監修『大使館御用達レストラン』(扶桑社)ほか、書籍の企画は多数。2014年話題となった、日東精工企画室編『人生の「ねじ」を巻く77の教え』(ポプラ社)の企画をプロデュース。『京都・あやべスタイル』『日本遺産・させぼの底力』『限界集落が超☆元気になった理由』『木のまち・吉野の再生力』などの「驚きの地方創生シリーズ」(扶桑社新書)のほか、絵本『こんばんは ぼくバクです』(ワードスプリング)も大好評。いまは、東京と京都・あやべの二ヶ所に拠点をおき、あやべでは「ことばの泉・ねじ文庫」を主宰。

「2022年 『新しい「田舎生活」のすすめ――「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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