片付けられない女魂

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 145
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594054892

作品紹介・あらすじ

10年間、部屋を片付けなかった三十路女の片付け奮闘10か月、写真付きで大公開。

感想・レビュー・書評

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  • ブログ 『 片付けられない女魂 』 の単行本です。というか、私の本です。

  • 潔く捨てられてうらやましいー。

  •  勿論個人によって好みはあると思うのだけど、片付けられなかった理由がわかってくるあたり、ちょっと面白くない。
     そんな単純に還元されてしまうのか、と。(090501)

  • 絶版だと検索で出ないので、Amazonの商品ID直打ちだと対応であることが発覚。読んだのは2016/4/16。

    著者のブログをリアルタイムで読んだ世代だが、どの片づけブログよりも生々しくそして自分の片づけモチベーションが上がるものだった。ちなみに部屋の写真を見せると「引っ越し前ですか?」と言われる今のワタクシが読んでもモチベ爆上がりです。

    書籍を読んだのは裏話が知りたかったのもあるが、好きな時に好きな個所を読んで自分を振り返りつつ掃除をするのにとても良い。カラーでないのが惜しい(ブログはカラーなのよね)

    あれから5年経つので今の夏目さんの部屋状況を見たい。例えきれいでも見たいが、できれば大雑把な片づけをしてて欲しい。

  • タバコとお酒多過ぎ、自堕落、、、と最後の最後まで思っていましたが、ゴミ屋敷にはやっぱりきっかけと理由があるのですね。お母様の不在は早い段階で気づきましたが、お姉さまはお嫁に行ったから不在なのだと思い込んでいました。お父様と叔父さま、職場や近所の方々とのゆるいけど温かいつながりが感じられる本です。

  • 面白かった所
    ・片づけとは関係ない話。
    自由すぎる父ちゃんを筆頭に、濃いキャラとの会話がポンポン弾む。漫才か三浦しをんのエッセイみたいにへっぽこ。
    ・一人上手な片づけ祭り。
    あまりの物の多さに回れ右したくなるも、自分にツッコミを入れ、あれこれ宥めすかし、片づけを進めていく過程が他人事とは思えない面白さ。

    なるほどなあと思った所
    ・あとがき。
    イケイケドンドンで、湿っぽい所は全然なかったので油断してたら最後に不意打ち。もう会えない人の、もう手に入らない思い出は、なかなか手放せないよなあと。


    10年前の話なので多分大分変わってきてる所はあると思う。昔は今ほど片づけ方法論なかった気がするし。でも自分で考えてモノを残し、収納するっていうのは変わらないはず。とりあえずうちの服塚もなんとかしよ!というやる気をもらえてよかった。

  • 著者が自室を片付けが終わるまでの7ヶ月間のブログの書籍化。

    文章がとても面白くサクサク読めた。

  • 片付けのモチベーション上げにと思ったんですが、読み物としてまず成立しているのがよかった。
    なんて赤裸々な文章。なんて個性のハッキリした登場人物たち。片付けてる人の揺らぐ思考を辿れる面白さ。
    そして「おわりに」、実質ここまで含めての本文。最後まで読んでよかったなあという気分にさせてくれます。それはまるで片付けが終わった達成感を追体験しているようでもあったり。
    ごく気軽に手に取りましたが、思った以上に収穫の多い本でした。

  • 人気ブログの書籍化。表紙のインパクトある部屋がすっきり片付いていく過程がユーモアあふれる軽快な文章で語られていて、一気読み。著者さんと彼女を取り巻く個性的な人々とのやりとりも含めて、まるで小説を読んだかのような読後感もありました。すごい筆力だと思う。
    特にお父さんとの関係はステキですね。うらやましい。

    ブログの方を先に少し読んでいたので、加筆部分には本当に驚きました。そういうことだったのか…

  • メチャメチャ面白かった!!!この人のような辛辣な表現が私とっても好き(((o(*゚▽゚*)o)))!!

    しかも11年掃除機かけてない。

    とか、虫と共存とか、面倒くせーからまぁいいか。とか、好き好き、わかるわかる!!

    そんで、片付けつついろいろ考えて考えて最終的に片付けられなかった理由が判明したラストには本当泣けました(T ^ T)笑!!

    お父さんと二人暮らしなんだけど、まじこのお父さんとのやりとりもマジうけました!!!笑

    お父さんもかなりの面倒くさがりで、しかもノリよし。

    気味の悪いカエルの置物が発掘されて、お父さんのベッドに仕込んだ次の日に、娘の布団に仕返ししてるあたりとか、本当三十路の娘と父親なのか!?ってくらいの呼吸ピッタリで読んでて本当笑ってしまう一冊だし、本当部屋汚ないから。笑!!!それもまたうけました!!!!!ぜひみんな一度は読んで!!!!!

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