- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594038809
感想・レビュー・書評
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10数年ぶりに読み直した。当時まだ足りてなかった知識を持つと理解が進んだ。
瀬島さん本人がどうこうと評するより、この人が言うことをどう噛み砕いて自分のものにするかが大事な本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
語り口は確かに滑らかで、端的に聞こえるが、肝心なところが語られていない様に思えてならない。
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大本営参謀、シベリア抑留、伊藤忠商事会長を経験した瀬島氏のオーラルヒストリー。
やはり昭和の歴史を作った人の話は味があって面白い。
以下、気に入った箇所
・シベリア抑留時代の労務で壁塗りがうまくなったので「佐官が左官になった」とからかわれた。
・伊藤忠に入社した際は「決算」という言葉の意味が分からなかった(その代わり「決戦」なら良く分かる、ともw)
・伊藤忠の業務部長を一度断った際のとある専務の落とし文句「瀬島さん。
あんたは大本営で100万、200万の軍隊を動かしておったじゃないか。伊藤忠はたったの数千人だよ」 -
こういう人もいたんだね、という本。評価は分かれると思うが。
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元大本営参謀の瀬島龍三さん。90歳を超えてもスゴク頭が切れる。「不毛地帯」や「幾山河」を読んでいるので内容的には新鮮味は無かった。高齢になったも,しゃきってしてるってのが印象的だったけど。