あんまりすてきだったから

  • ほるぷ出版
4.00
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本棚登録 : 249
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593103294

作品紹介・あらすじ

あんまりすてきだったから歌手のうたごえがあんまりすてきだったから、こんちゃんはお手紙をかきました。こんちゃんの心のこもったお手紙をはこぶゆうびんやさんは、なんだかうれしくなって、くちぶえをふきました。くちぶえをきいたやまめは、なんだかうれしくなって、しぶきをあげてはねました。こんちゃんのうれしい気持ちが、ふしぎとみんなに伝わって…。

すてき! と思った人にはお手紙を出しましょう。 
うれしい気持ちがどんどん広がる、くどうれいん初めての絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 独特のオノマトペ(と言ってよいんでしょうか??)がひっきりなしに出てくるので読み聞かせには数回練習が必要です。笑
    が、可愛らしい絵とお話を見てほっこり温かい気持ちになれました。

    ブク友の皆さんの本棚に飾られている「くどうれいん」さん、気になって図書館で借りてみたシリーズの1冊目です。

  • 「あんまりすてきだったから」出版記念トークイベントの情報|ウォーカープラス
    https://www.walkerplus.com/online/o50005890/

    はじめての絵本『あんまりすてきだったから』がほるぷ出版より刊行されます | くどうれいん(工藤玲音)公式ホームページ
    https://bit.ly/3wXvQmy

    MIYAZAKI HIROKAZU - GALLERY.CO.JP
    https://www.gallery.co.jp/artists/miyazaki-hirokazu/

    あんまりすてきだったから - ほるぷ出版 こどもの本のほるぷ出版
    https://www.holp-pub.co.jp/book/b607057.html

  • 素敵な歌を聞いて嬉しい気持ちを、素敵な人に伝えたい、という思いがこめられたこんちゃんの素敵なお手紙。嬉しい気持ちがどんどん伝わって、笑顔が、幸せが広がっていきます。素敵なものを素敵だとストレートに言ったり書いたりすることを、日頃から心がけたい!

  • すてきな歌声の歌手に、気持ちを伝えたくて手紙を書いたこんちゃん。
    ストーリーは実にシンプルなんだけど、心を震わせたその気持ちが、伝わっていく過程がとてもよい。オノマトペの使い方が印象的で、思わず音読したくなるような、リズミカルでコロコロとキレイな文字達。みやざきひろかずさんの絵もまた素晴らしい!淡い色彩、色と色が滲んで境目が曖昧になっているところ、美しすぎてため息が出る。
    くどうさんによるあとがき、胸がいっぱいになり、泣きそうになりました。好きな気持ちを、素直に伝えることの尊さ。幼いながら、推しにファンレターを送ったことを思い出しちゃった。書かずにはいられないほど、好きだいうことを伝えたかったという当時の自分…ちょっと恥ずかしかったと思ったこともあったけど、今思えばよかったかな。好きという気持ちに、人はこんなにも支えられるのだと今更ながら実感している。

  • 特徴的な水彩画でとても色がキレイ
    色はきれいなんだけど、内容があまり頭に入ってこなかった。絵に見とれてしまって…
    絵は好みがわかれるかもしれない。

  • 図書館で見かけて、借りてきた本。

    水彩絵の具の色合いと滲みがステキ。
    「推しは推せる時に推せ」という言葉を思い出した一冊。「好き/ステキ」を言葉に・形にすることは大切。

  • 歌手の歌声があんまりすてきだったから、とっておきの万年筆で「そのうたとってもすてきです」と、こんちゃんは手紙を書きました

    その手紙があんまりすてきだったから、郵便やさんは自転車に乗りながら口笛をふきました。

    〇幸せのリレー
    しあわせがしあわせをふくらませてゆく
    〇色遣いがすてきだ

  • 素敵な気持ちが連鎖する 好きを伝えよう

  • 【ブックサンタ、ブックサンタ2023】

    大人になってから知った絵本です。
    「すてき!と思った人にはお手紙を出しましょう」
    うれしい気持ちは連鎖する。本当に大好きな一冊です。
    どんな言葉も届いてしまう時代だからこそ、やさしい気持ちを相手に届けたいものです。

  • やさしい気持ちになる

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著者プロフィール

歌人・作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、第165回芥川賞候補作となった小説『氷柱の声』、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、第72回小学館児童出版文化賞候補作となった絵本『あんまりすてきだったから』などがある。

「2023年 『水歌通信』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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