しばわんこの和のこころ

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592760962

感想・レビュー・書評

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  • ブックサンタ用に再購入。
    イラストも素敵で、癒されながら日本の行事やおもてなしがが学べる
    しばわんことにゃんこがとってもかわいい!

  • 川浦良枝「しばわんこ」絵画展
    会期/5月29日(水)~6月4日(火)
    会場/高島屋日本橋店 5階イベントスペース
    住所/東京都中央区2-4-1
    営業時間/10時~20時 無休
    電話/03-3211-4111
    http://www.moe-web.jp/picturebook/post-28.html

    しばわんこの世界
    http://www.hakusensha.co.jp/moe/book/com/shibawanko/

  • 柴犬「しばわんこ」が和のおもてなしを教えてくれる。イラストの可愛らしさに癒されるばかりでなく、きちんと勉強にもなり、とてもよい。和のこころについて見直したくなるけれど、その前に縁側で昼寝したくなる。

  • 2002年発表。

    日本に古くから伝わる和の作法や四季折々の暮らしを、
    柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本。



    みなさんは
    お月見のやり方や
    お客様の迎え方や
    伝統行事の由来って知ってますか?


    日本人が忘れかけている和の心や日常の作法を
    人間と同じように暮らしている
    「しばわんこ」と
    「みけにゃんこ」が
    簡単なストーリーと共に可愛いく教えてくれるので
    小さな子供でも自然と身に付くと思います。


    お正月のおせち料理の意味、
    ふんわり抹茶の点て方、
    お花見や七夕の由来、
    浴衣の名前、


    掃除や
    座布団のすすめ方
    お茶とお菓子のすすめ方、

    月の満ち欠けによって変わる呼び名など、
    大人である自分自身が知らないことも沢山あって
    教えられることもいっぱいでした(汗)



    日本は四季があるから
    同じ場所であっても
    季節によって色を変える。



    涼しげな風鈴の音と
    縁側で食べるスイカの美味さ。


    夏祭りの浴衣姿と
    夜の闇を舞う花火。


    紅葉を眺めながらの
    ほっこり散歩。


    和菓子と熱いお茶の
    黄金コンビ。


    露天風呂での
    風流な雪見酒。


    七輪で焼いて
    大根おろしで食べる
    秋刀魚の粋な味わい。

    などなど…
    ほとんど食べることばっかやけど(笑)


    ただ食べればいいじゃなくて、
    四季のある日本に生まれたからこそ
    情緒やこだわりを大事にする心が
    日本人には
    基本的に備わってるんですよね。



    繊細な美しさを愛し、
    身も心もくつろぐ術である
    「和のこころ」を
    無意識のうちに知っている日本人で
    本当に良かったと思う。


    柔らかなイラストで描かれた
    しばわんこがとにかく可愛いくて癒されるし、

    「和のこころ」を知る
    実用書としても絵本としても
    優れている、
    見ているだけで
    ほっこりする一冊です。

  • 20120831読了。
    20230131再読。
    久し振りに読み直したけど、面白かった。日本の行事やしきたりを、分かりやすく説明してくれています。しばわんことみけにゃんこが可愛い。

    目次
    和のおもてなし(作法と接客)
    もうすぐお正月(お正月の準備、大晦日)
    たのしいお正月
    春がやってきた!(お花見と茶道)
    そろそろ夏じたく
    明日は七夕
    真夏の夜の夢(お祭りと花火)
    月の光を浴びながら(お月見)
    めぐる季節は黄金色(食器と作法)

  • わんこのイラストがかわいい
    イラストもたくさんあってその間に
    季節のいろんな情報が入っていて読み応えがある本

  • いわゆる教育用の生活・風俗紹介本。にしては、文字が小さく、情報量が多く、誰向けに書いたのかな?と思いつつ、しばわんこ可愛くてページをめくる手とまらず。

  • ただの絵本と侮るなかれ、この絵本は、和の作法の教科書として、和の心得の指南書として、また和の風物の事典として、学びの多い読み物です。
    和のこころをもつしばわんこと登場人物(動物)の物語を通して、優しく(易しく)丁寧に、日本の文化や和の言葉、もの/ことの由来や語源、今ではなくなってしまった風習まで、濃やかに解説してくれています。
    説明の文字が細かいのと、ほとんどの漢字にルビがないので、子ども向けというよりは大人向け。和に触れたい、所作を美しくしたい、豆知識を増やしたい、そんな欲を満たしてくれる絵本です。

    ところでこの絵本、タイトルはしばわんこですが、同時にみけにゃんこも出てくるため、犬派のみならず、猫派にもおすすめ。動物たちの表情が豊かで、愛らしいことこの上ありませんよ!
    犬派も猫派も他派閥にも、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

  • 図書館本。毎回登場するおばあちゃんのように、着物を颯爽と着こなし、季節を丁寧に味わいながら年齢を重ねる姿に憧れます。

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