- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591167786
作品紹介・あらすじ
<内容紹介>
たくさんのユニークな人々が暮らし、日々さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。
にぎやか商店街の裏には、真っ赤なシトロエンが看板代わりの駐車場<カーポート・ウィート>があるのです。
若社長・すばるちゃんが営むカーポートを訪れるのはいろんな車。ときには厄介ごとも乗せてきて――
<著者プロフィール>
1961年北海道生まれ。広告制作会社退社後執筆活動に入り、2003年にデビュー。06年『東京バンドワゴン』で注目を集める。ミステリー、青春小説、大家族小説など、幅広い世代に共感を呼ぶ作品を手掛ける。
感想・レビュー・書評
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今回は少しファンタジー要素多めのお話でした。
すばるくんと琉夏ちゃん、いい関係だなあ。
高校を卒業したすばるくんが駐車場管理人という仕事で、日常の謎やトラブルをお父さんや商店街の皆の力を借りて、解決していく。
いつまでもお父さんと会話ができるといいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物心つく前に母親は蒸発して顔も知らない。父や祖父母も高校卒業時点ではすでに亡くなっている。そんな境遇のすばるちゃんが真直ぐに育っているのが気持ちいい。
花咲小路シリーズとしては少し異色かな。でも時系列的にはちゃんとつながっていて、おなじみの顔ぶれも登場する。次はだれが主役を張るんでしょうか。 -
良い人ばかりが住んでいる花咲小路シリーズ。
その良い人たちが素敵な関係を作りながら生きている様子に、少しの非現実感がスパイスとして効いており、どれを読んでもホッコリした気持ちになります。
東京バンドワゴンシリーズと合わせてずっと続くシリーズになって欲しいです。 -
まさかの魂が、、、
今までと違ってファンタジーが強めでした。シトロエンが大活躍でしたね。
車種がシトロエンというのも、花咲商店街らしいです。
商店街のイメージがどんどん膨らんで、日常が少し想像しながら読むのが楽しいです。 -
知らない間にシリーズ増えてました。
安定の商店街。これまでの素敵な人たちが仲良しなのに介入しすぎない距離感。
相変わらず素敵。ほっこり。 -
忙しい?駐車場だったけど、のんびりな気分になりました。
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ほのぼの感好き。みんなあたたかい感。
ちょっと読むのに時間かかった。
もうちっと現実味がある方が自分は好きなのだなと確認 -
人物関係が、ぐるっとひと巡りしたような・・・今までの作品の登場人物と内容が、点から線になりました。と思うのは私だけ?結構前に読み終わった作品もあり、記憶を呼び戻しながら、読んでました。でも、このシリーズがこれで終わりなんてことはないよね!続きが読みたい。若者の成長ぶりが見たいです。