花咲小路三丁目北角のすばるちゃん (ポプラ文庫 し 4-10)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591167786

作品紹介・あらすじ

<内容紹介>
たくさんのユニークな人々が暮らし、日々さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。
にぎやか商店街の裏には、真っ赤なシトロエンが看板代わりの駐車場<カーポート・ウィート>があるのです。
若社長・すばるちゃんが営むカーポートを訪れるのはいろんな車。ときには厄介ごとも乗せてきて――

<著者プロフィール>
1961年北海道生まれ。広告制作会社退社後執筆活動に入り、2003年にデビュー。06年『東京バンドワゴン』で注目を集める。ミステリー、青春小説、大家族小説など、幅広い世代に共感を呼ぶ作品を手掛ける。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は少しファンタジー要素多めのお話でした。
    すばるくんと琉夏ちゃん、いい関係だなあ。
    高校を卒業したすばるくんが駐車場管理人という仕事で、日常の謎やトラブルをお父さんや商店街の皆の力を借りて、解決していく。
    いつまでもお父さんと会話ができるといいね。

  • 物心つく前に母親は蒸発して顔も知らない。父や祖父母も高校卒業時点ではすでに亡くなっている。そんな境遇のすばるちゃんが真直ぐに育っているのが気持ちいい。
    花咲小路シリーズとしては少し異色かな。でも時系列的にはちゃんとつながっていて、おなじみの顔ぶれも登場する。次はだれが主役を張るんでしょうか。

  • 良い人ばかりが住んでいる花咲小路シリーズ。
    その良い人たちが素敵な関係を作りながら生きている様子に、少しの非現実感がスパイスとして効いており、どれを読んでもホッコリした気持ちになります。
    東京バンドワゴンシリーズと合わせてずっと続くシリーズになって欲しいです。

  • まさかの魂が、、、
    今までと違ってファンタジーが強めでした。シトロエンが大活躍でしたね。
    車種がシトロエンというのも、花咲商店街らしいです。
    商店街のイメージがどんどん膨らんで、日常が少し想像しながら読むのが楽しいです。

  • 知らない間にシリーズ増えてました。

    安定の商店街。これまでの素敵な人たちが仲良しなのに介入しすぎない距離感。
    相変わらず素敵。ほっこり。

  • 花咲小路シリーズ商店街の駐車場の話

  • 忙しい?駐車場だったけど、のんびりな気分になりました。

  • ほのぼの感好き。みんなあたたかい感。
    ちょっと読むのに時間かかった。
    もうちっと現実味がある方が自分は好きなのだなと確認

  • 駐車場で働くすばると、とある秘密のあるシトロエンがお客さんの謎を解いていく。
    商店街のみんなのその後がわかって嬉しい。
    今回もみんなあたたかくてやさしい。

  • 人物関係が、ぐるっとひと巡りしたような・・・今までの作品の登場人物と内容が、点から線になりました。と思うのは私だけ?結構前に読み終わった作品もあり、記憶を呼び戻しながら、読んでました。でも、このシリーズがこれで終わりなんてことはないよね!続きが読みたい。若者の成長ぶりが見たいです。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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