金のなる人: お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方 (ポプラ新書 な 9-2)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591163115

作品紹介・あらすじ

元マイクロソフト社長、成毛眞、初のお金本!!
無駄に減らさず元手を10倍にする「稼ぐ人」の思考法。
あなたはお金を稼いで何がしたいのか。

40~50代のミドルエイジ以降もしっかりと稼いで資産を守る生き方・働き方。「金のなる種」をどう撒き、お金と向き合っていけばいいのか。貯金、ローン、生命保険、投資、仮想通貨……などについてのマネーリテラシーも満載。
人生を自分らしく生きるためのお金の戦略。

第1章 あなたはお金を持って、何がしたいのか
第2章 「稼ぐ人」の思考法~いつのまにか稼いでいたという感覚~
第3章 お金はロジカルに使え~無駄に減らさないで資産を守る~
第4章 最高の買い物、価値あるお金の使い方
第5章 成毛流「稼ぐ」ための投資~目的は「増やす」でも「貯める」でもない~
第6章 未来の資産を考える

●お金に踊らされるな! ロジカルに使え!
・最低限、投資でリスクをとる
・100万貯めて、まず投資!
・40歳で稼げないと思ったら地方都市へ
・借金はしない。ローンは組まない
・住む場所は「安全」を買う
・家は即金で買え! 無理なら賃貸
・「駅から徒歩7分以内」の物件を狙え!
・3代続くお店に通う
・投資を学ぶなら「ひふみ投信」
・「なんちゃらペイ」に踊らされるな
・生命保険は「お金」である
・100万円以上の買い物は投資的に決める

成毛眞(なるけ まこと)
1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業。自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、1986年日本マイクロソフト株式会社入社。1991年同社代表取締役社長就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社・インスパイア設立。2010年書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。元早稲田大学ビジネススクール客員教授。著書に『面白い本』(岩波新書)、『情報の「捨て方」』(角川新書)、『大人はもっと遊びなさい』(PHPビジネス新書)、『AI時代の人生戦略』(SB新書)、『理系脳で考える』(朝日新書)、『発達障害は最強の武器である』(SB新書)、『黄金のアウトプット術』(ポプラ新書)、『amazon』(ダイヤモンド社)、『定年まで待つな!』(PHPビジネス新書)、『俺たちの定年後』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

感想・レビュー・書評

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  • サラリーマンがお金を増やすなら金融商品を買うこと、サラリーマンをやめることを勧めている。金融商品を購入するのであればひふみ投信で購入することを勧めている。理由に会計の知識を学ぶことができるということ。自分で財務諸表をみて購入しても続かない。初心者の入り口としてひふみ投信からが良いと言っている。お金は増やすとか節約とかではなく稼ぐという意識の方が楽しいとも言っている。マイホームを買うなら即金が良く、買えないなら賃貸を勧めている。

  • お金を稼ぐことは面白いゲーム。
    最低限、投資でリスクを取ること。
    お金はロジカルに使うこと。
    よいものを買うための審美眼。
    ゲームはクリエイターとの勝負。
    不動産を買うなら出口戦略を決めてから。
    投資先は新しいテクノロジーを持つところ。

  • 成毛氏が得意とするある分野における持論
    を披露する本です。

    今回のテーマは「お金」です。

    お金に対する考え方、資産への対処法、資
    産の増やし方、そして資産という概念の未
    来図まで思いをはせます。

    例によって賛同できる部分とそうでない部
    分に分かれますが、「そういう見方もある
    のか」と、別の側面を気づかせてくれます。

    例えば、日本の文化はペイフォワード、つ
    まり「先払い」「ツケ払い」によって成り
    立ってきた、という部分です。

    ツケというのは後払いのような気がします
    が、文化の成熟にとっては先払いと考えら
    れます。

    手元のお金が厳しくても、文化つながる商
    品を買ってあげることで社会が回ることを
    肝に銘じなければならない。

    確かにその通りとここには賛同します。他
    にも「お金」にまつわる成毛氏の考えが満
    載です。

    皆さんも色々な意見に触れてください。

  • お金の不安に悩まされることなく、自由に自分の人生を選択できる「金のなる人」になるためのヒントを示した本。

    明日にでも儲けたいという近視眼的な人に「金のなる種」を「金のなる木」に育てることはできません。長期的な視野に立ってロジカルにお金の使い方を考えていけば、「金のなる種」を「金のなる木」に育てることができます。

  • 厳しい事、云うとありきたりな本かなぁ。

  • 元マイクロソフト社長、成毛さんのお金に対する価値観や考え方を知れる本。全く縁遠い世界の話に聞こえる部分もあったけれど興味深い内容だった。

  • 自分以外の人間の価値観に踊らされて、支出をしていても資産はいつまでたっても増えない。
    自分の子供に対して、最もコスパが良かった投資はなんとFFⅪで、娘が高校生の時に3年間延べ5000時間協力し合いながらプレイしたとのこと。彼女はこのゲームで競争相手の心理や、相場を読む力、勝負勘などを養ったという。今30歳にして商社の小麦チーフトレーダーとなった。
    体験の重要性。あえて横浜に一泊する。”もしかしたら横浜は日本に残された唯一の大型観光地かも知れない。インバウンド観光客、クルーズ寄港数、コンテナ取扱数も昔のまま、化石のような街。ニューグランドに泊まり、元町を散策し、スカンディアや山手十番館で食事。人も風景も30年前から驚くほど変わっていない。東京人からすると穴場。横浜に蒸留所を作り、蒸留酒を造りたい。”
    さて、投資の話。猫の寿命を30歳に延ばせる腎臓病の特効薬の完成が近い。東京大学大学院、医学系研究所の宮崎徹教授。うちのチンチラも15年で召された。こんな薬が出来たら、それは売れる。
    Mammoth(CRISPR研究)Inscripta(CRISPRヌクレアーゼ開発)Synthetic Genomics(藻類の脂質生産性拡大)Ligandal(デリバリーメカニズム開発)Caribou Biosciences(高スループットスクリーニング技術)Sherlock Biosciences(遺伝子変異検出)Pairwise Plants(低肥料農作物開発)、(聞いてもなんの会社か良く判らん)特にInscriptaが最有望でIPO絶対参加だそう。

  • 既に資金が潤沢な人がその資金をいかに活かすべきかを考えさせる一冊。100万の準備金が用意できない人はおよびでない。
    ゴールを定めた上で自分なりの幸せを作り上げるための資産を逆算する、という発想はなるほどと思った。

  • 成毛さんはもちろん大金持ちなのでここまでやれる、と理解しながらヒントを探す。
    自分的に、さすがと思ったのはクレジットカードは高島屋のものしか使わないという割り切り。これはさすがだ。航空会社2枚、銀行系1枚、小売系3枚(うちデパート2枚)を使い分けている自分を振り返るとなんだか恥ずかしい。
    車の項も同意した。あえては書かないが、その通り、と思う。
    原資があって実践できたら、と思うがこれは割り切りがとっても大事になる。自分を振り返るとモノへの執着があり、捨てられないのだ。一つに割り切って持つなんてなかなかできない。まぁ我が身を振り返りながら楽しく読んだ。

  • 満足のいく暮らしにいくらの金が必要になるのかを考える。そして幸せは住む場所と付き合う人による。

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著者プロフィール

HONZ代表

「2022年 『39歳からのシン教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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