(図書館版)コンビニたそがれ堂 神無月のころ (teenに贈る文学 5-5 風早の街の物語シリーズ 図書館版 5)
- ポプラ社 (2016年4月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591148976
感想・レビュー・書評
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本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回は、化け猫「ねここ」が店番として登場!遺産相続で廃墟のような洋館を譲り受けた女性と忘れられた住人たちの物語「夏の終わりの幽霊屋敷」、炭坑事故で亡くなった父と家族の温かな交流を描いた「三日月に乾杯」など、ちょっぴり怖くてユーモラスな5つの物語を収録。深い余韻がいつまでも胸を去らない、大人気コンビニたそがれ堂シリーズ、第5弾。
今回は幽霊が登場するお話ばかり。
といっても、怖いホラーではなく、大事な人との思い出を振り返るお話。
本シリーズのほかの巻で主人公だった化け猫のねここや、書店員の斎藤さんが、また登場してきて嬉しい!
登場人物みんなが幸せになりますように…と願わずにはいられない。
生きるという事の奇跡に気づき、優しい気持ちになれる一冊。
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