(図書館版)コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (teenに贈る文学 5-2 風早の街の物語シリーズ 図書館版 2)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591148945

感想・レビュー・書評

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  • 暖かな児童書と思ってたらホラーの様な後味の話があり驚いた。雪うさぎの「旅に出てよかった。あの森でただ溶けていくだけだった」と言っていた言葉が印象的。

  • いつもの村上早紀らしいふんわりとしたファンタジー。
    1雪うさぎの旅
    2人魚姫
    3魔法の振り子 大学で旅に出てとうとう戻らなかった男友達佐藤薫くんとその女友達 佐藤薫子さんの10年後の予約されていたクリスマスディナー

  • 大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。
    ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、
    大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、
    あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、
    学生時代の恋をふと思い出した作家の薫子......
    そこで彼女たちが見つけるものとは?
    ほのかに懐かしくて限りなくあたたかい4編を収録したシリーズ第2弾、
    文庫書き下ろしで登場。

    今回は4編とも全て、大切な人との別れがテーマのお話。
    もう二度と、かつてのように会えることはないけれど、生きていれば、きっとまたどこかで巡り会える。
    各話の登場人物の心情を考えると、胸が苦しくなるけれど、最後のねここの話で、優しい奇跡の可能性に救われた。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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