- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591136775
作品紹介・あらすじ
「NEWPEACE」代表高木さんが紹介して話題の一冊!「我が家が今日まで離婚せずにやってこれたのは、この本のおかげだと言っても過言ではない」
赤ちゃんの誕生を機に愛し合っていた夫婦にひびが入ってしまう―幸せな面ばかり強調されがちな「出産」の裏に潜むリスクに光を当て、そのメカニズムから回避方法までを紹介。驚くべき男女の認識差や、危機を促進する日本社会の体質も明らかに。NHK総合「あさイチ」で大反響を呼んだ特集の書籍化!
感想・レビュー・書評
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NHKの記者が著者で、あさイチで組んだ特集をベースに内容が構成されていた。内容の面白さ以上に、これが10年前の本なのに状況が変わっていない日本って••••という衝撃がでかすぎる
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里帰り出産は産後クライシスのリスクあり
旦那には退院後、1週間くらい休みを取って貰って、同じペースでパパママスキルを上げるべし! -
妻が妊娠真っ最中。何となく本屋で気になって購入し読んでみると、妊娠後に父親がいかに育児に参加するかがその後の夫婦仲を左右すると。出産前に知っといてよかった^^;
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本書発刊の2013年から社会も当然変化しています。男性育休率は2013年の2%から2022年には17%、2025年には50%を目指す勢いだそうです。この本のような危機意識が社会に働きかけた結果として今があると、感謝の想いです。
私は1人目が産まれる前に本書を手に取り、1人目が3歳を超えて2人目が産まれた後のタイミングで久々にまた読んでみました。幸い、育休や休みが取りやすく、時間調整できる、通勤負荷の少ない職場環境なのもあり、産後クライシスはいまのところ避けられていますが、感謝を伝えたり夫婦の対話をもっと増やさねばと気が引き締まります。
子育ての当事者はもちろん、周囲に子育てしている人がいたり将来子どものいる家庭を持ちたいと考えている方にも、一読の価値があると思います。 -
家庭の事情のことなのでどう説明されるか気にはしていたけど、国等の客観的なデータを中心に周りの話もおりまぜつつわかりやすく説明されていた。サクサク読める。
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一気に1時間ほどで読み終わるような読みやすい内容。産後に夫婦が直面する危機についてタイトルのような名付けをして現象として浮き彫りにされたこと自体にまず拍手を送りたい。女性と男性両方の視点から書かれているので、女性視点には深く頷きつつ、男性視点には驚きもあり、やはり異性同士の関係性を維持するにはお互いの歩み寄りが必要なのだとあらためて感じた。
それにしてもゴミ捨てタスクの描写が秀逸すぎて笑えた。ゴミ捨てとはゴミ捨て場に持っていくことだけではなく、ゴミの日を記憶する、家中のゴミを集める、分別する、ゴミ袋を交換する、、まさにその通り! -
友人の薦めで読了。
来週出産予定なので、事前に夫婦で読んでおいて良かった。
妊娠中や育児の恨みは一生ものと聞くけど本当なんだなと…嫌なら離婚すればいいと思っていたけど、
勝手に退職金とか使われたくないから、不満や恨みがあっても意地でも離婚しないみたいなエピソードとかあって、、
自分の人生を生きるために、ステレオタイプに縛られずかつ諦めずにお互いコミュニケーションを取り続けることが大切だと痛感…
さぁ我が家はどうなるか楽しみ!