([わ]2-1)人生を好転させる「新・陽転思考」 (ポプラ文庫 わ 2-1)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591127551

作品紹介・あらすじ

ビジネス書のベストセラー作家の代表作がついに文庫化。「なぜ、自分だけがうまくいかないの?」と悩んでいる方へ、劇的に確実にあなたを変える「陽転思考」。起こった事実から、プラスになる選択肢を選んで人生を好転させていく思考法を実践的に解説します。

感想・レビュー・書評

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  • このくらいなら俺にもできそうってな前向きになるための思考特訓が書いてありました。
    最近こんな本ばっか読んでるけど、ここらでこの本に書いてあることを実行して、前向きに生きることをやってみようかという気持ちになりました。優柔不断な人にこそ向いているという著者の言葉を信じ、まずは30日間お試しで。

  • 読んだ方の評判が良いので手に取ってみた。ひたすらにポジティブ思考を謳うのではなく、目の前のネガティブな事実をしっかり受け止めたうえで、そこから「よかった」をなんとか探しだす思考法。要はそれだけのことだけど、この思考法が生み出す効果や、実際のシチュエーションのなかでどのように活かすのかといった具体例がたっぷりと紹介されている。この「よかった」思考は以前、別の著者ではあるが自分を好きになるための本にも載っていたのを思い出し、根気よく続けていこうと改めて思った。それはちょっと飛躍しすぎかな…と感じてしまうのは、私がまだまだ未熟者だからであろう。

  • 和田さんは、完全歩合制の外資系企業で、営業として圧倒的な成績を収められます。

    2001年には営業コンサルタントとして独立され、さまざまな業種で講演や研修を開催されています。

    著作累計は220万部を超える、ベストセラーの著述家でもあります。


    【人生を変えた「陽転思考」】
    和田さんの講演では、そのご経歴からは想像もつかないような、うまくいかない出来事にたくさん遭遇したというお話を伺いました。

    仕事で思ったような成果を出せずに悩んでいたとき、"無理してでもポジティブに振る舞わなきゃ"という思いが、結果的に自分を追い詰めてしまったことがあったそうです。

    和田さんが変わるきっかけになった「陽転思考」という考え方は、ポジティブシンキングとは少し違うといいます。

    ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。

    一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。


    【事実はひとつ 考え方はふたつ】
    陽転思考で大切なのは、目の前の出来事からプラスになる要素を探して気持ちを切り替えること。

    つまり、うまくいかないことがあっても、「よかった」と自らに話しかけて、よかったと思える側面を探し出すことが重要なのだそうです。

    例えば、自分が財布をなくしたとします。
    普通なら「財布をなくしてしまった。ショックだ。」と落ち込んでしまうかもしれません。
    陽転思考では、まず「財布をなくしてよかった。」と口に出します(!)

    そうすると、人間の脳は"なぜ、よかったのか?"を自動的に探し始めるのだそうです。

    ・新しい財布を買えるからよかった
    ・大金を入れていなくてよかった

    目の前の事実からプラスを見いだす考え方が習慣になると、気持ちの切り替えや決断のスピードが速くなります。

    さらに、オーラが出てきて人から好かれるようになるとも和田さんは述べています。


    【人生は解釈で決まる】
    私もメンターから、「事実はひとつ、解釈は無数」と教わりました。

    目の前の事実をどうとらえるか(どう解釈するか)で、うまくいくかどうかが決まると言っても過言ではないと思います。

    私自身、チャレンジに失敗はつきものだと体感しています。

    失敗したときに「失敗したからダメだ」と思うのか、「失敗したから次はこうしてみよう」と改善を繰り返すのか。

    このふたつの考え方の差はとても大きいのではないでしょうか。

    思考を変化させるイメージが湧きやすく、とても学びの多い一冊でした。

    興味を持たれた方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

  • 5年ぶりくらいの再読。 少し心が弱ったり、臆病になっている自分に気づき、久しぶりに手に取りました。 飲酒や喫煙と同じように、考え方、脳の癖の改善ということですね。 毎日少しずつ「よかった探し」をやってみようと思います。

  • 良かった。

  • 今までで一番良い自己啓発本だった。誰でも実践可能で効果てきめん。お陰さまで自分も苦しいところから楽になれた。

  • 「新」と付くのは、和田さん流の陽転思考だからだという。そして、前向きという意味と違うことなど興味の沸く内容ばかりだった。生きて行く上でつまずくことが多々あるが、その乗り越え方がシンプルで誰でも習慣になれば出来るもの。夫婦間、友達間、職場間、親子間などどんな場面、境遇でも対応できる乗り越え方だと思う。早速、乗り越えたい状況になったから実践してみた。すると、心から反省し、心から謝ることが出来、そして相手も理解してくれた。くじけそうになったとき、読み返したい一冊だ。

  • どんなに悪いと思えることも、良かったをつける。できごとと良かったの間になぜ?をつけて、なぜ良かったのかを考えることが陽転思考では大切。

  • 20150404読。

  • とても素晴らしい本だった。もっとたくさん読んで理解を深めたい。

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著者プロフィール

和田裕美(わだ・ひろみ)
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024(サックスブルー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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