- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591122143
作品紹介・あらすじ
地震が起きる可能性は、モシモではなく、イツモある。だから、特別なことをするのではなく、イツモの生活のなかで地震に備えていたい。阪神・淡路大震災の経験を経て明らかになった、本当に備えておくべきこととは?体験者の知恵と工夫を集めた、新しい防災マニュアル。基本備品一覧なども収録。
感想・レビュー・書評
-
阪神淡路大震災の被災者の教訓を生かした地震対策ブック。
一年ほど前に読み、確認の意味も込め、再度読了。
地震発生時に行うことを頭の中でイメージできていても、実際に行動できるケースはほとんどないに等しい。
ではどうするか。
発生時にも『イツモ』と同じように過ごせるように準備しておけば良いのだ。
この本にはそうすることの必然性が書かれている。
度重なる地震に不安を感じている人も多いと思う。
そういった方々の不安を減らすためにも、ひとりでも多くの人にこの本を一度読んでもらいたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
防災の気持ちがないわけじゃないのだけど、
いつもあとまわしにしてた(>_<)
イツモノートを読んで、日々の備えはやっぱり必要だと感じました。
あたしは阪神の地震の時まだ子どもだったから、あやふやな記憶のまま今を生きていたけど、阪神の教訓をしっかり生かしたいなぁ、
と思いました。 -
2010年12月5日 第1刷発行で
私が購入したのは2011年4月23日 第6刷でした。
1995年1月17日 午前5時46分52秒
阪神・淡路大震災が起きました。
その時に被災した人、ボランティアをした人たちの、
体験談と気持ちを渥美公秀氏が監修して、
まとめたキモチの防災マニュアルです。
今回、東日本大震災が起きて、
改めて考えさせられました。
これは文庫本なので、防災グッズと一緒に
入れておくのもいいかと思いました。-
nyancomaruさんコメントありがとうございます。文庫本なので防災グッズのリュックに入れました。書棚の定位置ちうのも、良いです。nyancomaruさんコメントありがとうございます。文庫本なので防災グッズのリュックに入れました。書棚の定位置ちうのも、良いです。2013/02/02
-
「防災グッズのリュックに入れました。」
1/17か3/11には、中身をチェックして古いモノは入替えましょう。。。「防災グッズのリュックに入れました。」
1/17か3/11には、中身をチェックして古いモノは入替えましょう。。。2013/02/06 -
2013/02/06
-
-
震災が身近になる。なんだかわからないけど、いろいろ涙が出てくる。
-
すらすら読了。
自信の恐ろしさを痛感。
今まで大地震に遭遇したことがないからイマイチ地震に関して無頓着だったけれど、これから意識しなきゃな・・・。
地震大国ですからね(・・;) -
被災者のリアルな声が詰まっていて、とても参考になる本です。大きな地震が起きると、電子機器も使えなくなるので、この手のものは紙媒体で持っておくのが大事です。
-
感想
通常時にできてないことが緊急時にできるはずがない。震災時に必要な心構えを常に作っておく。楽観や悲観ではなく事実を直視する。 -
2022/05/06 読了。
防災リュックの中に収納
阪神淡路大震災の経験者の「生の声」を、監修者の渥美先生がまとめた。
薄くて誰にでも読める。一通り必要な心構えは作れる(ただし、実際に被災すると冷静ではいられないだろう)。
特に、揺れたあとのトラウマや、長い避難生活は過酷だ。
南海トラフがいつ起こるか分からないが、ともかく気持ちだけでも備えておきたい。
また、私は本書をきっかけに、もっと多くの知識を得ておくべきだと考えるようになり、よく読まれている防災の本をいくつか注文した。
災害は防げない。だが、知っておくと何かが違うはずだ。 -
南海トラフと首都直下型地震に備えて。
被災後の余裕が無くなる感じとか、どうやって周りの人を救出出来るのか、どんな道具があれば便利なのか...などなど、とにかく、阪神・淡路大震災の体験者たちの生々しい声が聞けて参考になった。早速使っていないリュックに備品を詰める!
あと、キャンプは趣味なので、役立ちそうなギアは車に積んでおきたいと思った。
また、電気自動車って被災したらどうやって充電するんだろう?ともしも被災した場合を想定して細かい所までチェックできた。
阪神・淡路大震災の時、私はまだ生まれていないけど、この本を読んでて不思議と涙がぽろぽろと出た。
Youtubeで、眼鏡をかけた男性が彼の母親とお兄さんといとこが見つからないと潰れた家の前で立ち尽くしてる動画を見た。胸が痛くなった。
この本を読んでいくら地震に備えたとしても、自然には勝てないんだなぁと感じる反面、事前準備をしておくだけで安心感に繋がるのでしっかり準備したい。
阪神・淡路大震災を知らない、体験していない世代には是非見て欲しい動画です。 -
少し感動した。
阪神淡路大震災を経験した著者メンバーが、地震に対していつもの生活の中で備えられるようどんな工夫かできるかを平易な文体で解説した本。問題意識としては、地震対策活動が、「もしもの時」を想定した特別な活動に限定されていて、いつも通りの生活を送っている中で本当に「もしも」がきた時に対応できない可能性が高いこと。だから防災と言わない防災活動を広げたり、地震が起きても慌てなくていいようにそもそも安全な家に住んだり、そういう整理をしたりしよう、という提案をしている。
また、Twitterレベルの短文でたくさん紹介されている、被災した方の被災当時の証言が興味深く、自分がこの場にいたら、という状況を想像させられた。
特に人付き合いが大事だと感じた。近所の人に救出されたり、救出したり、食べ物を分け合ったり、話し相手になったりするだけでなく、普段からコミュニティの人をよく知っていれば、その人たちをまとめてチームとして避難所や地域の活動をオーガナイズするリーダー的役割で貢献もできる。こういう人と人との繋がりを自分は軽視しがちなところがあるので、勉強になった。
また、この本は地震特化だが、今となっては、地震だけでなく風水害や感染症も含めさまざまなことを考慮に入れていつも準備できているようにしたいと思う。