- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591114674
感想・レビュー・書評
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することばかりに気を取られがちな日常の中で、「しないこと」を見つめ直そうと思いました。
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何をしないか。
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人々は「すること」に追われ、「しないこと」の大切さを見失っている。著者は日々の目の前にあるコト、「いること」の尊さについて問おうとしている。
私も文中に登場した学生のように『すき間症候群』だった。予定がないと落ち着かない。予定がもし無ければ、何かすることはなかったか。忘れていることはないか、とその日中頭を悩ませていた。つまり、予定がない日が「予定を思い出す」という日になってしまってきた。
しかし、最近の私は何もない日は何もしなくていいや、という気分でいる。何故かというと、その日の自分の「やりたいこと」を見つけるために必要な手段だからだ。
本当に自分がやりたいことは、するべきことを「思い出そうとしない」ことから見つかる。
人間は"やったこと"より"やらなかったこと"により後悔をする生き物である。しない、ということは必要以上に勇気がいることだ。
しかし、「しないこと」を決めると、人生は思っているよりもスローで豊かなものに変わるのかもしれない。 -
大切なのは、
「すること」
よりも
「しないこと」。
これが決まっていないから、何度も周り道しちゃうんだな -
「することリスト」にがんじがらめに縛られている世の中の人たちへ「しないことリスト」のすすめの本。
独特の価値観と言葉遣いがあるので少し読みづらいところもあるが主義主張は納得できるものが多く、うなずきながら読みました。
ビジネス的な時間管理術はこの本を読むと無意味に思えてきます。
はっとさせられる本でした。 -
実家から東京へ戻る際の飛行機で読みました。いい時間が過ごせた。
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「しないこと」リストの提案。
目から鱗が落ちた。
これまで、一生懸命「すること」リストを作って、それができなくてストレスだった。「しないこと」、これも大切だな。
何もしない時間を大切にしたいと思った。 -
読みやすい。じっくり考えると他の本でも書いてあることがあったりするんだけど、~~するべし、すること。などがなく違った切り口でかかれているのですんなり読めた。
ただ、お金ないと無理ですよね。。。って部分もあったように思う。 -
「しない」という発想、巻頭の長田弘氏の詩の引用が良い。
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自分がまったく忙しく暮らしていないため、新鮮な驚きはなかったけれど、自分の生き方は間違っていないと思えた。