- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591113851
感想・レビュー・書評
-
小学5年生の一子は、温泉旅館「ほたる館」の女将の孫娘。ほたる館は、関西にある山間の温泉町、湯里の老舗旅館です。旅館の手伝いに文句を言いながらも、元気に日々を過ごしています。
ある日、湯里にいわくありげな女性の一人客が現れます。どこか寂しげなそのお客さんに、ほたる館の人々は…。
著者のデビュー作である本シリーズは、どこか懐かしい雰囲気の作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あさのあつこさん会心のデビュー作。37歳で作家への夢をつかんだという、そのひたむきさに脱帽です。自然と物語が頭の中に入ってくる文章表現もさすが。私もほたる館で疲れを癒したい。
-
関西の温泉町にある老舗旅館「ほたる館」の孫娘の元気で短気な小学5年生の一子ちゃんの成長の日々を描く人気女流作家あさのあつこさんのデビュー作です。一子ちゃんは「じゃりン子チエ」によく似ていますが、私は東野圭吾さんのど根性女教師「しのぶセンセ」を思い出しましたね。えげつない一子の祖母や母みたいな関西のおばちゃんは口が悪くおっかない印象が強いと思いますが、でも堅苦しくなくざっくばらんで心は温かいですからね。傷心の女性客を救う話や友達の雪美ちゃんのイジメ事件を解決する話で久々にピュアな頃の自分に立ち返れましたね。
-
図書館で借りた。
読みやすくて可愛い小説だったけれど
関西弁がちょっと慣れず。
あさのあつこさんのデビュー作 -
とってもたのしい毎日で、家族とはすごくなかがよく、自分の家でもある旅館『ほたる館』をとっても大切に思っているところと、お父さんがとってもおもしろい。