- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591101810
作品紹介・あらすじ
女王様になる条件は?コロニーの秩序はどう保たれる?小さな生命体の摩訶不思議に迫る、おもしろ自然科学エッセイ。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りたのだが、最高におもしろかった。多種多様なアリの社会が紹介され、まるで世界各地の文化を見て回るようなドキドキ感があった。何度も読みたいので、買おうかな……。
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すごい…面白い!
アリ好きじゃなくてもたぶん楽しい本。
アリの生態+研究者のエッセイという内容で、エッセイもなかなかにつぼだったし、アリの生態については「そうなんだ!」という発見があって、読んでよかったー、と思えた。読み終わってみると。
本のはじめにカラーでのっているアリの標本の絵(?)も素敵。
素敵っつーか興味深い。たぶん実物大だと思うんだけど、一番でかいアリの絵には見るひとみんな、きっとびびる。最大のアリは想像以上…
シロアリはアリじゃない!とか、そのシロアリしか食べないありがいる、とか、意外にアリのことしらないと改めて感じた。
寝る前とかにぱらっと読みたい本。(夢にアリがでてこないことを祈る)
内容とは関係ないが、表紙に印刷されているアリの絵があまりにリアルすぎてふとしたときにびっくりする…(しかもなんか立体的) -
ユーモアあふれる文体でアリのおもしろ話が語られている良書。
裏表紙のデザインがなんか気持ち悪い。 -
ビジュアルに訴えるものがなく、アリの名前が羅列されてしまっているのでわかりにくい。
合間に差し込まれているアリのイラストと、文章が部分的にしか連動していないので、少々困惑する。
内容自体は悪くない分、構成がもったいない… -
アリの生態から学ぶ事は多い。この本の最後にアリに学ぶ12カ条というのがある。#03には自ら放った蟻酸(化学兵器)で命を落とす事があるそうな、核兵器を携えた人類に対する警告とも言えそう。アリを飼育して観察してみたくなった。そういえば、この本を読んだあとネットで調べたら、アリの飼育マニアってたくさんいるのですね。この本は面白かった。
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研究者さんの日常。
蟻採集のやりかたとか、飼育の苦労とか、なかなか面白かった。
装丁かわゆい。 -
アリ研究者よる、アリ研究ライフの本。アリの種類や生態についても、分かりやすく楽しいタッチで書かれている。思わず頬がゆるんでしまう箇所、多々でした。
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もしかしたら、人間よりも組織で成し遂げる能力は上かも。目的が単純明快で一つなのが、集団がうまくいくコツなのかも。アリから学べることはたくさんあった。
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アリの研究者による自然科学エッセイ。多様なアリの生態から,生物の進化を考える。
Part1は,さまざまなアリの生態の紹介。多くははじめて聞く内容で,意外な生態に驚くことも。女王アリや働きアリのイメージが変わるかも。
Part2は,アリ研究者の生態。アリの生態を知り,それがなぜ進化したかを探る。アリを題材にした動物生態学。アリの生態を知るためには,フィールドもあり,採集や飼育も必要。さらに,分子レベルの実験や,何とアリの解剖も。
Part3は,アリの生態から進化を考える。前の2つのPartと比べると説明的な内容。進化を通して,アリの生態を理解する。利他的と思える行動が,進化的な見方をすれば,ほんとうは利己的なものであることがわかる。
著者自らが描いたという100種のアリのイラストは,実物大の描かれていてすごいの一言につきる。最後に,アリに学ぶ12ヵ条まであり,なかなか楽しめた。 -
請求記号:486.7/ オ
資料番号:011030475
身近な昆虫の謎 ③
もっとも身近な昆虫,アリ。その意外と知られていない生活がユーモアたっぷりに説明されています。巣の外で見かけるアリは実は『おばあちゃん』? 3センチもあるアリもいれば,1ミリ以下のアリもいる? アリのありとあらゆる不思議ワールド。