- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591058244
感想・レビュー・書評
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少年探偵シリーズの中では珍しく二十面相が出てこない作品。宮瀬氏の先祖が遺した時価1千万円(現在の価値として約200億円)を巡って、盗賊と明智探偵との戦いが繰り広げられる。暗号文の解読など、推理小説ならではの面白さ。昭和14年の作品というだけあって、少年同士の言葉遣いなど、当時の雰囲気が感じられるのもまたよい。
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シリーズの中でも特に面白かった記憶があり、「獅子が烏帽子をかぶるとき…」の暗号と、敵の首領のアジトを探索する場面はよく覚えていた。
怪人二十面相が犯人ではない珍しいパターンなのも印象的だったが、戦時中という事情が関係していたことは今回初めて知った。(2021.8.2) -
宝探ししてみたくなった
不二夫くんと小林くんのコラボもいいね! -
エドガー
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(2013-03-02)
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2012年6月9日
装丁/藤田新策
さし絵/佐竹美保 -
日本の冒険小説!!めっちゃ面白い!
こんなお話も書けるなんて流石乱歩先生です。
変わらずの丁寧な描写と語り口で、安心して物語に入り込めます。割と単純な内容だったのはこの時代の時世によるものだそうで。 -
二十面相がでてこないシリーズですね。でも、ちょーおもしろいです