大金塊 (少年探偵・江戸川乱歩 4)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 85
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591058244

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵シリーズの中では珍しく二十面相が出てこない作品。宮瀬氏の先祖が遺した時価1千万円(現在の価値として約200億円)を巡って、盗賊と明智探偵との戦いが繰り広げられる。暗号文の解読など、推理小説ならではの面白さ。昭和14年の作品というだけあって、少年同士の言葉遣いなど、当時の雰囲気が感じられるのもまたよい。

  • シリーズの中でも特に面白かった記憶があり、「獅子が烏帽子をかぶるとき…」の暗号と、敵の首領のアジトを探索する場面はよく覚えていた。
    怪人二十面相が犯人ではない珍しいパターンなのも印象的だったが、戦時中という事情が関係していたことは今回初めて知った。(2021.8.2)

  • 宝探ししてみたくなった
    不二夫くんと小林くんのコラボもいいね!

  • エドガー

  • (2013-03-02)

  • 2012年6月9日

    装丁/藤田新策
    さし絵/佐竹美保

  • 日本の冒険小説!!めっちゃ面白い!
    こんなお話も書けるなんて流石乱歩先生です。
    変わらずの丁寧な描写と語り口で、安心して物語に入り込めます。割と単純な内容だったのはこの時代の時世によるものだそうで。

  • 二十面相がでてこないシリーズですね。でも、ちょーおもしろいです

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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