情熱の哲学: ウナムーノと「生」の闘い

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588130236

作品紹介・あらすじ

近代スペイン精神を代表する思想家・詩人であるミゲル・デ・ウナムーノ(1864~1936)。米西戦争から第一次世界大戦、スペイン内戦に至る激動の時代に立ち向かい、学問・批評・芸術活動に生命を燃やし続けたその大いなる人間的魅力と深淵に迫る。1976年に刊行された名著『ドン・キホーテの哲学』を改訂・大幅増補し、2018年の日本スペイン外交関係樹立150周年、サラマンカ大学創立800周年を記念して刊行!

感想・レビュー・書評

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  • 産経新聞20180304掲載

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著者プロフィール

一九三九年、北海道帯広市生まれ。一九六二年、上智大学外国語学部イスパニア語科卒業。一九六七年、同大学文学部哲学科卒業。専攻、ウナムーノ、オルテガを中心とする現代スペイン思想。清泉女子大学、常葉学園大学、東京純心女子大学教授など歴任。東京外国語大学、早稲田大学、駒沢大学等で非常勤講師を務める。現在は津波・原発の被災地となった故郷南相馬市でその現況を世界へ向け発信している。
主な訳書に、『ウナムーノ著作集1〜5巻』(共編・共訳)、『キリスト教の苦悶』(共訳)、ピダル『スペイン精神史序説』、オルテガ『哲学の起源』、『ガリレオをめぐって』(共訳)、バロッハ『カーニバル』(以上、法政大学出版局)、オルテガ『個人と社会』(共訳、白水社)、マダリアーガ『情熱の構造──イギリス人、フランス人、スペイン人』(れんが書房新社)など。著作に『ドン・キホーテの哲学──ウナムーノの思想と生涯』(講談社)、『原発禍を生きる』(論創社。本書は香港、韓国、スペインでそれぞれ翻訳出版された)、『スペイン文化入門』(彩流社)、またウナムーノの造語「モノディアロゴス(独対話)」の名を冠したブログを二〇〇二年以降続け、現在『モノディアロゴス』(行路社)とともに、私家版十四冊に纏められている。

「2018年 『情熱の哲学 ウナムーノと「生」の闘い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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