- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584138946
作品紹介・あらすじ
福島を「フクシマ」と呼ぶな!
福島はいま、楽しい街になっている!!
2011年の東日本大震災が起こった直後から、カンニング竹山さんはプライベートで福島に現地入りし、相馬市長と懇意になったり、たくさんの被災者と話も交わしている。東電第一原発にも実際に中に入った。
当時から現在までプライベートで現地入りは20回を数え、世間で知られている「福島」と、竹山さんが見て聞いた「福島」は大きな違いがあるという。
本書は竹山さんの目を通した“率直”な福島をあぶり出していく。
感想・レビュー・書評
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変に力まず、軽い気持ちで遊びさ来て
景色眺めて湯さ浸かって
んめーもんよばれておもしぇー話くっちゃべって
そーやって楽しんでってくれんのが一番。
「フクシマ」でねくて「福島」にね。
それを教えてくれる本。
[図書館・初読・4月28日読了]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
福島県出身ですが、読んでみて「あ、こんな魅力的な場所もあるんだ」と勉強になりました。
本にも書いてありましたが、ご飯もお酒もおいしいですし、みんな優しい人ばかりです!ぜひきてください -
こんな本を出してくれていたんですね。ありがとうございます。
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社会科見学の章を読んでいて、正直、他の県とさして変わらない普通の田舎じゃないかと思った。
そしてふと、そうなんだ、他の県と変わらないんだ、と。
他の県と同じように、場所によって環境も歴史も文化も気質も違う。
それを「福島」と一括りにし、その全てを「原発事故」と結びつけて見ていたことに気づいた。 -
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ラジオ福島といえばこの人、大和田新さんの名前が出てきて懐かしかった。退職されてたんだ。福島を訪れるのを無理のない範囲でやろうというスタンスは、私が東京で所属していたオーケストラのスタンスに似ている。無理をすると長続きしない。地元で行ったことがない店や観光スポットが紹介されているので、機会があれば行ってみたい。特に気になったのは、UFOふれあい館。うちからもそれほど遠くないし、近いうちにぜひともと思ったのでした(笑)。地元福島市の図書館では30人超待ちのところ仙台市の図書館では待ちは1人。やっぱり温度差はあるものだよなと思った。内容とは全く関係ないけれど、タイトルの「しらねぇ」の「ぇ」と「ねえかよ」の「え」をどうして統一しなかったのか、あるいは、どう読み分けるのかが気になった。
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読み終わって本当に福島に行きたくなりました!
「また行きたい!」とずっと思っているアクアマリンふくしまはもちろん、競馬も行ってみたいし餃子も食べてみたいし、何より「ゼリーのイエ」のゼリーが気になる…。
磐梯熱海や飯坂の温泉は行ったことあるけど、他の県内の温泉にも足を運んでみたい!!
まさに”パラダイス”なUFO館も一度は足を踏み入れてみたい…ああ、行きたいところがいっぱいすぎ。
なにより「廃炉資料館」に行きたくなりました。
この本を読むまで、恥ずかしながらできたことも知らなかったけど、いろんな情報が未だに錯綜する中で、自分の目で現状を確かめたいし話を聴きたいと切に思うのです。
今自分が住んでいる地域でも、震災後かなり長い期間、線量報告が毎週市から出されていたし、さらにその報告がなくなってもしばらくは農作物の集荷制限がかけられていました。
数年ぶりに地元のタケノコが「安全性に問題ない」と認められて出荷されたときは、ただの一消費者だけど本当に嬉しかったのです。
そんなことをこの本を読みながら思い出し、だからこそ「何が起きてどういう状態になって今はどうなのか」をきちんと知りたい、そのためにも資料館には必ず近いうちに行きたいと思いました。
あと、風俗の話で大笑い。
そんなベタな漫画みたいなことホントにあるの!?とビックリ。
女性だから自分で確かめようがないけど、これって男性的には「出張先あるある」とかなんだろうか? -
これは福島の現状を伝える本だと思ったが観光ガイドの本でした。30分もあれば読めちゃいます。