最強の地域医療 (ベスト新書)

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125472

作品紹介・あらすじ

今回初めて「患者」の立場になって、これまで見えてこなかった医療の問題点が浮かび上がってきました。皆さんには病院や入院、患者、現在の医療についてお伝えしていきたいと思います。今、地方が抱えている医療問題は「まちづくり」によって解決できるのです。

感想・レビュー・書評

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  • ささえる医療。
    地域をつくるのは地域住民。専門家ではない。
    住民の覚悟、愛着、物語。
    究極のマネジメント:明日自分が死んでも組織や地域が同じように保たれて、住民が楽しく生活できること。すなわち、「自己消去に耐える仕組みをつくる人」。
    マネージャーに必要な資質:「自分の能力に対する信頼」と「変わり続けることに対する自信」

    夢なき者に理想なし
    理想なき者に計画なし
    計画なき者に実行なし
    実行なき者に成功なし
    故に 夢なき者に成功なし 吉田松陰

  • 医療福祉はまちづくり。私達は旗振り役ではなく、支える皆の傘になる。
    そして、「義」と「おおやけ」を大事にする。

    村上先生には、研修医時代から様々な縁があり大きな背中を見つづけさせていただいています。
    自分も「ささえる」を頑張ります。

  • 【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】
    ・今、ユーザーの仲でも医療系、しかも地域医療が活発なので。

    【ノート】
    ・古田先生に聞いたら、著者は既に逝去しているが、かなりとんでもない人で、先生も実害を被ったらしい。まぁ、本書でも「夕張での戦いにおいて私が常に正しかったとは思っていません。方法論や感情論では非難されるところも多々ある(P94)」と書いてはいるけど。

    ・本を読む限りでは、エキセントリックなものは感じつつも、医療というより、地域づくり論だなと思い、それなりに納得して読んでいたのだけど、まだまだ読みが浅いのか。

    ・ マスコミの姿勢こそが住民を増長させている(P103)というのは、どうも道新っぽい。

    ・自分でで管理する電子カルテ(本書では「ナラティブ・ブック」と呼称)というアイディアはいいと感じる。

  • 並々ならぬ覚悟で地域医療に立ち向かった著者の情熱を感じ取ることができました。医療を受ける側にたった視点が示唆に富んでおり、厳しい指摘にもやさしさがあふれているように思えました。

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著者プロフィール

村上智彦(むらかみ・ともひこ)
合同会社ジーニアスラボ代表。中小企業・新規事業立ち上げのマーケティングパートナー。1983年生まれ、愛知県名古屋市出身。早稲田大学理工学部3年次より、ベンチャー雑誌広告代理店の株式会社RGBにて完全歩合制営業職を経験。年商4千万円の事業部を統括し、12ヶ月で年商4億円に成長させる。米国大学院留学を経て帰国後、フリーのマーケティングパートナーとして、中小企業のWEB集客やオンライン販売の仕組みづくりをサポート。2021年1月時点で、34業種109社を支援、約239億円の売上貢献、累計5100名以上への研修実績。約8000名の経営者・幹部層に月刊マーケティング戦略レポート『PROFIT ENGINE』を発行。

「2021年 『事業復活メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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