石井直方の筋肉まるわかり大事典

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  • ベースボール・マガジン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784583101361

感想・レビュー・書評

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  • 400P強ありますが、見開き1ページ1テーマなのですらすら読むことができる。ダイエットするぞーと思ったらまずはランニングと食事抜いてみたりするけど、期待している以上のカロリーは消費されないし、食事抜いちゃったら筋肉が分解されてエネルギーに還元されるし身体がヒョロヒョロになっちゃうし、逆効果なのだな。筋トレあるのみです。

    筋トレの回数目安として65%1RM(10-15回連続でできるくらいの負荷)を3セット付近が筋肥大に最適な目安だなんで知ることができて、指針を得ることができました。
    「怒責」なんて言葉と危険性も学べて、良かった。

    まさに今太もも痛めてしまったので、適切な負荷と方法で筋トレの大切さを再認識することができたました。

  • 筋肉の素朴な疑問について解説された、一般向け雑学事典。見開き2ページ読み切りなので、隙間時間に読みやすい。201個のトピックについて解説されている。

    著者の説明はわかりやすい。まだわかってないことはわかってないと正直に書いてある。

    基礎医学をふまえた内容で、トンチンカンなことは書かれてない安心感がある。ニューロック木綿子氏のイラストも秀逸。本格的な筋トレをしている人のみならず、筋肉に興味がある全ての人におすすめする。

  • 分厚いけど、見開き単位でサクサク読める。

  • 石井直方先生の筋トレに関する知識が詰まった良本!ためになる。

  • 非常にわかりやすく書かれていた。
    最初から通して読んでみたけれど、気になったことだけさらっと調べる読み方もいいだろうな、と思った。

    レッグレイズをするとき、ふーっと強く息を吐くと、腹横筋がよく鍛えられてとても効果的。
    「腹筋は呼吸が大事」

    お腹を引っ込めるためには、大腰筋を鍛えるといい。
    そのためには階段を1段とばしで登るのがいい。

    ハムストリングスを鍛えるには、足幅狭めにスクワット。

    上記3点が非常に参考になって、ありがたかった。

  • ダイエット法の本と一緒に、題名に釣られて読んだが、Q&A集の質問がそうそう!って内容ばかりで面白かった。石井先生のスロトレの本、読まずに2?3冊あるはずだ。引越しの段ボールを開けなくては・・・。

  • ミオスタチン=筋肉の成長を抑制する。加圧トレーニングでミオスタチンの発現が減る。

    年をとっても筋肉のスピードは落ちないが速筋は少なくなる。

    超回復ははっきりとはわかっていない。
    トレーニングはいかに回復を早めるか、がポイント。

    筋持久力は軽い負荷で反復不可能になるまで繰り返す。

    エキセントリックなトレーニングでは速筋繊維がよく使われる。

    筋肉の増加には体重の増加を伴う。

    自重トレだけで筋肥大しない。30~50回以上は筋持久力が伸びるだけ。30回超えたらスロートレーニングを取り入れる。

    スクワットは足幅によって鍛える箇所が違う。

    ホリスティック法=筋力と筋持久力をともに高める。ヘビーなトレーニングのあとにライトで高回数を1セット。

    エアロビックは休みを入れたほうがいい。

    スロートレーニングは、3~4秒で上げて3~4秒で下ろす。張力維持が目的。立ち上がりきらない。
    加圧トレーニングは、負荷が軽くていいので怪我をしにくい。

    プライオペトリックは、動作の切り返し時に筋力を発揮する。スクワットはしゃがんだ瞬間すぐ立ち上がる。

    サーキットトレーニング
    SAQトレーニング=ラダーなど。

    うさぎ跳び=中腰くらいで跳ねるのはジャンプトレーニングとして間違っていない。

    最低でも週一回はしっかり負荷をかける。

    棒にぶら下がって足を上げるハンギングレッグレイズは負荷が強い。

    試合前3日間はトレーニングを休む。

    体脂肪の最低は4%。

    サーキットトレーニングのような運動、筋持久力を増す100数十回の運動は、毛細血管が増える。

    筋肉の成長には、2回の睡眠が効果的。力士の昼寝は理にかなっている。

    筋肉の栄養はBCAA。ホエイのタンパク質が効果的。
    空腹の時間を作らない。一日6食。

    筋力の低下を回復させるにはアミノ酸、抗酸化物質=ビタミンc、e、ポリフェノールは効果が確認されている。
    クエン酸よりグルコースのほうが効果的。
    BCAA(アミノ酸)は、運動前後に取る。一日何回も取る必要はない。

    タンパク質以外では、BCAAとクレアチンと抗酸化物質

    トレーニング前にBCAAを取り、トレーニング後にプロテインを飲む。

    魚介不意はアルギニンが含まれている=成長ホルモンを促す。

    食事は小分けにしたほうが筋肉をつけやすい。

    減量時にはカリウムを取る。水分不足を補う。野菜、果物。水の代わりにスイカ。

    深酒とタバコは筋肉にとってマイナス。酒を飲みすぎると筋肉が分解される。

    満腹も空腹もトレーニングにはだめ。
    トレーニング後のサウナ、水風呂は効果がある。血管を開く、鉄ショックタンパク質が筋肉を肥大させる。

    アリストテレス「歩くと全ての問題が解決する」

  • 筋肉の知識が凝縮されていて、小難しい内容が優しい言い回しで説明されていて分りやすい。索引もついているので、文字通り事典のように使える。

  • 壊れた部分を補修→太く強くなる 成長因子 筋芽細胞 老兵は消え去るのみ 筋繊維の再生 脳というのは出力依存型の器官 スプリンターは速筋繊維、マラソンランナーは遅筋繊維 自分の筋繊維のタイプ 超回復 完璧な栄養を摂る 脹脛の奥にあるヒラメ筋 意識の向け方に注意した方が良い 筋肉は感覚器 抗酸化物質で活性酸素のオーバーリアクションを防ぐ 先天的な要因 ミオスタチンが筋サテライト細胞の増殖を邪魔 加圧トレーニング ベルジアンブルーという品種は、牛というよりサイと見間違えるほど筋肉量が豊富 筋倍加突然変異は4万人に1人 沢山の遺伝子の相互作用 アフリカ系の黒人 競技種目に合わせた体 僧帽筋そうぼうきん 一朝一夕にはいかない ピークは25〜35 30〜80の間で50%に減少するがスピード自体は落ちない スロートレーニング ストレッチやマッサージ 肉離れ 打ち身 頭はボウリング球1個分ぐらいの重さがある インナーマッスル 筋肉が膨らんで大きく見えるバンプアップ 筋肉の中が燃えているような感覚のバーニング 筋肉量バルク キレのある筋肉ディフィニション バランスの良い筋肉プロポーション アドレナリンにはアナボリック筋肉増強作用な効果がある アドレナリンが筋肉の分解を抑制する 喘息の薬を使うとドーピング検査に引っ掛かる 骨と筋肉の発達は相関性が高い 如何に必要な動作を体に染み込ませ、脳で特定のパターンをつくるか、如何に筋肉を総合的に使えるかにポイントを置くべき 沢山の要因が絡んでいる 腱は筋肉と骨を結んでいる組織 背面の筋肉 引きの力 ボート競技で、アジア人が活躍できないのも納得 リーチ差に加えて筋力のハンデ 大胸筋パワーリフティング日本人は圧倒的にベンチプレスが強い 彫刻刀で彫ったような 筋肥大80%1RMレペティション・マキシマム=最大反復回転 パフォーマンスを高める 代謝的な要因 筋肉をモーターとして働かせるのがコンセントリック速く。ブレーキとして働かせるのがエキセントリックゆっくり エキセントリック筋肥大効果絶大だがやり過ぎ注意 大きな筋肉から鍛えたほうがいい、自然と末端の筋肉も鍛えられる 脂肪の分解が進むと同時に代謝的も上がる データはモチベーションを高める 怪我防止の為の自重トレ マシンは安全性が高い 実動作に近い動き インターバルは1分程度 大胸筋は面積が大きくて目立つ筋肉 スクワットは極めて全身運動に近い動作キング・オブ・エクササイズ 腹筋のトレーニングは呼吸が重要 腹斜金捻りを組み合わせる 階段一段飛ばし大腰筋 腹筋と背筋をセットで シャキッと背筋が伸びた状態を維持 懸垂チンニングとロウイング 系 肩の可動域 リストカール ポジショニング ヒップアップ ブリッジ カーフレイズ トレーナビリティ 把持力 足裏の筋肉 肩幅の1.6倍でバーベルを持つ ハムストリング オールアウト 昼過ぎから夕方にかけての時間帯は運動に適している 負荷を上げる時には、息を吐く 怒責どせき 水泳は全身運動 エアロビックな補強運動 最初の20分 無酸素運動→有酸素運動 シンメトリーな体 広背筋はパンチマッスルと呼ばれているが足腰と大腰筋も重要 ビッグ3 スロートレーニングを加圧トレーニングに近い効果を 太極拳 ビリーズブートキャンプ リハビリテーションの分野 伸びるプライオメトリックス 等しいアイソメトリック コアマッスル スタビリティー関節安定性 ケトルベル サーキットトレーニング SAQスピード直線的速さアジリティ俊敏性クイックネス反応の早さ ヘモグロビン高所トレーニング バランスボール パワープッシュアップ インターバルを取り過ぎない クールダウン 疲労困憊 フライ胸の内側の溝 空気圧マシン チーティング誤魔化し ストリクト厳密な プル・プレス チューブトレーニング 可動域をフルに 肩車 成長軟骨 イメージ力 周期化が重要 技術練習 正しい姿勢 兎跳び 組み合わせの妙 サッカー選手と格闘家 複合トレーニング 競技と並行して筋トレ ハンギングレッグレイズ コンディショニング インナーとアウターが連動 筋肉の緊張を解き安眠 深層筋インナーマッスル 縄跳び 専門知識 常習性 BCAA カリウム 温度の差 体脂肪の大きな役割 スポーツ心臓 消化器の機能が良くなる 代謝回転を高める 質量×加速度 慣性モーメント 毛細血管の数 椎間板ヘルニア 針を刺してホルモン分泌 ナチュラルキラー細胞 肩凝りがなくなる 漸進的筋弛緩法 副交換神経が優位になると眠たくなる 力士の稽古 深い眠りノンレム睡眠 エコノミークラス症候群 末梢抵抗 筋肉を食べる 体は飢餓状態に備えようという防御反応を起こす クエン酸回路の活性化 サプリメントはトレーニングの前後 クレアチン いかん30分過ぎてしまう! 乳清ホエイプロテイン コエンザイムQ10 動物性と植物性 超高タンパク質 朝鮮人参 魚介類はアルギニンが豊富 体脂肪が反比例するように減っていく アイソトニック飲料 食事を小分けにして回数を増やす 卵も食べるオボ・ベジタリアン 鳥のささみを納豆と一緒にミキサーで掻き混ぜて食べる アルコールは筋肉を分解する働きがある 酸素カプセル 積極的休養 世代交代がスムーズに行なわれるよう ナチュラルボディ 小さな筋肉をちまちまと動かすよりも、大きな筋肉をドーンと疲れさせた方がいい 肛門挙筋 アーノルド・シュワルツェネッガー183 メラトニン アナボリック・ステロイドで人より攻撃的にトレーニング 遺伝子ドーピング人間の尊厳の領域に関わる命題 ヘモグロビンの量を増やす 今がまさに絶頂期 受容体リセプター 女性の筋肉量は男性の70%ほど 押す力が強い男性、引く力が強い女性 筋トレ→エアロビック 電気刺激で筋肉は太くなる 加圧しながら電気刺激 日光ビタミンD 風通しの良い気持ちのいい服装で運動そのもののパフォーマンスを上げた方が、よっぽど近道 マッスルコントロール「やってみたら、こうなった」の積み重ねで、脳の機能が出来上がっていく 表情筋 加速の為のストローク シャウト効果 興奮剤 覚醒剤 神経に定着させる 生理中は筋肉がつきやすい ピルで月経をコントロール 28度で飼育 二律背反 胃や腸に物が沢山あり過ぎない状態がベスト 強烈なインパクトを与える温度差 アクティブな生活を送る 美容効果は倍増 セロトニン作動性ニューロンいつも歩くアリストテレス 歯の噛み合わせ 三島由紀夫 モムチャン韓流スター 国立スポーツ科学センター設立 オリンピックレベルの投擲 トラウマ心的外傷 ウサイン・ボルト9秒69 筋トレは見かけによらず知的な活動

  • また読むべき本

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構特任研究員、理学博士。
1955 年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。1999 ~ 2020 年東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は運動生理学、トレーニング科学。1981 年ボディビル ミスター日本優勝・世界選手権 3 位。1982 年ミスターアジア優勝。2001 年全日本社会人マスターズ優勝など、競技者としても輝かしい実績を誇る。少ない運動量で大きな効果を得る「スロトレ」の第一人者。エクササイズと筋肉の関係をベースにした健康や老化防止についてのわかりやすい解説には定評がある。
著書:『トレーニングをする前に読む本』(講談社、2012)、『筋肉学入門』(講談社、2009)、『スロトレ完全版』(共著、高橋書店、2009)、『石井直方の筋肉まるわかり大事典』(ベースボール・マガジン社、2008)など多数

「2023年 『筋力強化の基本書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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