シニアひとり旅 インド、ネパールからシルクロードへ (平凡社新書 914)

著者 :
  • 平凡社
3.27
  • (1)
  • (4)
  • (9)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 53
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582859140

作品紹介・あらすじ

バックパッカーの憧れの地インドなど南アジアの国々や、かつてシルクロードの交易拠点として栄えた中央アジア各国を、シニアならではの目線で紹介する至極の旅エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2021年1月期の展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00545169

  • 2020.08.10 新書サイト巡回で見つける。気づけば50代に突入した自分も、10代・20代の頃のような無鉄砲なバックパッカーの旅はできない。シニアなりのバックパッカーを再会したいが、その端緒をつかむことができるだろうか。
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b451525.html

  • 全く同じ訳では無いが他と重なっている部分あり。
    ちょっと重いところもあるがそこに行けば実感するんだろうな。

  • シニアのための南西・中央アジアの旅行ノウハウ。
    格安旅行の本を多数書いている著者が、インドパキスタンバングラデュ、中央アジアの国々を旅行した時のノウハウを紹介する。著者は低コストでの旅を楽しんでいるようだが、歳を取ると、面倒臭いことは避けたくなる。シニアの大部分は、好奇心はあっても旅行は控えて、テレビの旅番組で済ますことになる。
    読んでみて、その国へ行く強い気持ちと好奇心が無ければ、著者のような旅は難しいと思った。でも逆に行ってみたい人であれば、この本は現実に即した良いアドバイスになる。
    自分も以前、インドに行ったことがあるが、正直、また行きたいかと言われると難しい。インドの旅は良い経験だったが、入出国時の空港でトラブルに合ったりして、この本を読んでいるとその時の嫌な記憶が蘇ってきた。でも読み物としては面白いし、安全快適な国内旅行の気晴らしに読むには良い本だと思いました。

  • シニアでなくても参考になる。

  • 年齢を重ねると、その土地や人々に対する眼差しや物腰にゆとりや柔らかさが生まれるらしく、著者の若年時代とシニアとなった現在の、過酷なインド旅への視点の転換を述べたくだりが特に印象的。老年とは年齢でなく、余裕や懐の深さといった内的な熟成を指し、それが感受性を刺激する旅行という行為において、より自覚できるのだろう。もっとも本書はシニア層用の旅行ガイドではなく、シニアである著者の旅行記を掻い摘んだ内容。巻末に旅用の現地情報が付記されているが、これも(一人旅用の)一般向け。タイトルは紛らわしいかもしれない。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

下川裕治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×