- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582858211
感想・レビュー・書評
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古里の話題は親近感強く面白い。
伊勢の楠部、五十鈴川に沿ったところに韓神山という山があることをこの本で知った。韓神社は国津御祖神社など神社が三つも接してあるところの孟宗竹の藪の先にある。司馬遼太郎ともちかい金達寿はこの地を訪ね、禰宜の墓地であることを教わったと「日本の中の朝鮮文化」4で触れているそう。内宮の禰宜荒木田は新墾田あらきだの意、「皇大神宮禰宜譜図帳」(907)で読めるとある。神宮が五十鈴川の川上に倭姫により定められたときから荒木田氏は禰宜に任じられている。今も韓神社は楠部の病院長が月のはじめに来て一人で祀っているという。他にも外宮の高倉山古墳という大きい古墳が有るのも感心ごとなり。-
古里の話題は親近感強く面白い。伊勢の楠部、五十鈴川に沿ったところに韓神山という山があることをこの本で知った。韓神社は国津御祖神社など神社が三...古里の話題は親近感強く面白い。伊勢の楠部、五十鈴川に沿ったところに韓神山という山があることをこの本で知った。韓神社は国津御祖神社など神社が三つも接してあるところの孟宗竹の藪の先にある。司馬遼太郎ともちかい金達寿はこの地を訪ね、禰宜の墓地であることを教わったと「日本の中の朝鮮文化」4で触れているそう。内宮の禰宜荒木田は新墾田あらきだの意、「皇大神宮禰宜譜図帳」(907)で読めるとある。神宮が五十鈴川の川上に倭姫により定められたときから荒木田氏は禰宜に任じられている。今も韓神社は楠部の病院長が月のはじめに来て一人で祀っているという。他にも外宮の高倉山古墳という大きい古墳が有るのも感心ごとなり。
2017/07/19
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崇神天皇の時に、天照大神と倭大国魂の二神を皇居に同居させるのは良くないということで天照の彷徨が始まります。天照の方が出るのは不思議ですが、倭姫の同行で約40年もさまよい、結局、伊勢神宮へと落ち着きますが、何だったのでしょう。移動コースも変です。その辺に興味がありましたが、解決しません。伊勢と出雲の関係性も伊勢津彦と建御名方の行動パターンが似ている、猿田彦の生地伝承が出雲にあるというのだと弱いですね。
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古い資料を文語のまま引用しているところや難しい漢字が使われている部分が散見され、読みやすい本とは言えない。ただし、最初は難しかったものの、慣れてくると、著者のほのぼのとした神社巡りの状況が浮かんできて、だんだん楽しくなってくる。古事記や日本書紀に関連する文献を読んだことがある人であれば、読みこなせるだろう。なお、私は三重県出身であるので、本書に登場する地名に馴染みがあった。地元の人ではないと知らない地名も登場し、友人宅の近くにこんな遺跡や謂われがあったのかと驚いた。また、伊勢と出雲の関係や朝鮮との関わりの深さには驚かされる。古代のロマンに浸りながら本書を楽しんだ。
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伊勢と出雲に興味あり!
もちろんどちらにも出かけましたよ。