- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582852332
作品紹介・あらすじ
アメリカのお菓子は、国の成り立ち同様、多くの国々、民族からもたらされ、四季折々の大自然の豊かな風土の中で、アメリカ人独特の好みに作り上げられた。ペカンパイ、ブラウニー、パンプキンパイなどなど。大きいだけ、甘いだけがアメリカのお菓子じゃない。自由で創意に満ちた古きよきアメリカのお菓子を、そこで暮らした経験とともに語ったお菓子の文化史。
感想・レビュー・書評
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代用品・保存食・宣伝・・・がキーワードなのね。
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新書文庫
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米国の家族史をお菓子の視点から感じることができるというユニークな本。パンプキンパイ、ピーナツバター、ポプコーン、ガム、マシュマロなど、確かに米国そのもの。米国にはスイーツに関する文化が豊かだったことを改めて発見したように思われる。これらの菓子が米国を懐かしく思い出させるのは、私の少年時代も戦後占領期の風俗と近いからなのか。チョコレートのようにヨーロッパで流行したものも、当初はスパイシーな飲み物だったらしいということも初聞。この他、ペカンパイ、ブラウニー、キャンディバー、ジェロ、ブルーベリーマフィン、メイプルシロップ、コカコーラ、ドーナッツ、ベーグル、プレッツェルなどが紹介されている。児童文学翻訳家ならでは!
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アメリカのスイーツのルーツ秘話を知りたい人には、最適の本。
アメリカのスイーツと言えば、高カロリーなうえに、あまり美味しくないというイメージだったが、それにはそれなりの理由がある。
友人からお土産でもらったJell-oを作りながら、読んだので個人的にTimelyな本だった。 -
[ 内容 ]
アメリカのお菓子は、国の成り立ち同様、多くの国々、民族からもたらされ、四季折々の大自然の豊かな風土の中で、アメリカ人独特の好みに作り上げられた。
ペカンパイ、ブラウニー、パンプキンパイなどなど。
大きいだけ、甘いだけがアメリカのお菓子じゃない。
自由で創意に満ちた古きよきアメリカのお菓子を、そこで暮らした経験とともに語ったお菓子の文化史。
[ 目次 ]
ペカンパイ―大いなる大地のめぐみ
ブラウニー―アメリカンホームメード・スイーツの代表
ピーナッツバター―お菓子かおかずか
キャンディバーとキャンディ―アメリカの駄菓子
ポプコーン―映画館のはじける楽しさ
ガム―人はなぜ噛むのか
マシュマロ―キャンプファイヤーの必需品
ジェロ―アメリカンお助けデザート
パンプキンパイ―陽気な秋の使者
ブルーベリーマフィン―焼き菓子の幸福な出会い〔ほか〕
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
この人はアメリカンスイーツのプロ!!アメリカにすっごく帰りたくなります。アメリカに住んでいた人におすすめ。説明を読んで、「そのとおりっっ!!」って思うよ。
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がさつでとにかく甘いと言われているアメリカのお菓子。アップルパイなど代表的な菓子の歴史と現状が、資料や体験談を交えて軽妙に語られています。この本を読んでいると、チーズケーキが食べたくなりました。
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ペカンパイとか食べたいなぁ。昔本の中で読んだお菓子が出てきて嬉しかった。