おしえて! もんじゅ君―これだけは知っておこう 原発と放射能

著者 :
  • 平凡社
4.37
  • (29)
  • (23)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 184
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582835625

作品紹介・あらすじ

「原発を止めると電気はたりなくなるの?」「放射性物質、どう気をつけたらいい?」ツイッターの大人気キャラ「もんじゅ君」がやさしくわかりやすく語る「原発と放射能」。日本一わかりやすい原発と放射能の本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <閲覧スタッフより>
    福井県敦賀市にある高速増殖炉のゆるキャラ、「もんじゅ君」がツイッターをはじめた!原発、放射性物質、被ばくについてなど、ギモンに思うことをもんじゅ君が投げかけてくる。

    --------------------------------------
    所在記号:543.5||モン
    資料番号:10217724
    --------------------------------------

  • 「もんじゅ君」なるゆるキャラが居るらしい、そのゆるキャラが書いたという本があるらしい...と知って、読んでみた。
    内容はいたってまとも。
    とても分かり易く書かれている。
    福島の事故のことだけでなく、もんじゅ君自身(高速増殖炉もんじゅ)のことも説明してある。
    中学生に読んで欲しい1冊。

  • 原発のこと、放射性廃棄物のこと、福島のこと。
    とっても分かりやすく書かれていて、入門的な本としては一番。
    なるべく中立な立場で書こうとされているようですが、少し原発反対派寄り。
    でも盲目的に反対しているわけではないので、どんな人でも読みやすいと思います。
    ちなみに私の勤務している図書館ではYA扱い(ヤングアダルト:中高生におすすめの本)です。

  • 気になるけど、、、
    知りたいけど、、、
    何からどうしていいかわからないっぽい
    友人に贈りたい。わかりやすいから。

    「オール電化は
     ありあまった電力を消費させるのに
     ピッタリのライフスタイル」

    ↑電磁波もやばそうだけどね~。

  • 総設備容量;火力60%、原子力21%、水力19%
    発電した電力;火力61%、原子力30%、水力8%
    つまり、原子力はフル稼働、火力はボチボチ、水力は休みがち。

    電気料金=営業費用(コスト)+事業報酬
    利益=事業報酬=レートベース×約3%

    原発交付金、インセンティブ契約、オイルショック、新興国では増加、再生可能エネルギー、半減期、外部被爆、内部被爆

    チェルノブイリ=核分裂を止められなかった、福島原発=核分裂は止められたが冷却できなくなったためにメルトダウンや水素爆発が起こった

  • もんじゅ君がとってもかわいくて、とっても切ない…。「なぜ原発が危険なのか」「原発が稼働することで、経済にどういう影響を与えるのか」「原発を無くすためにはどうしたらいいのか」などを、もんじゅ君がわかりやすく説明してくれます。反原発の内容ではあるけど、「原発のこと、もっとよく、それぞれみんなが考えませんか?本当にこのままでいいのかな?」ともんじゅ君が語りかけてくるような本。良書です。

  • もんじゅ君の最初の本。
    原発と放射能についての基礎知識がわかりやすく説明されている。

    言葉の説明を見ると、ああ本当にわかんないで右往左往していたんだなと改めて思う。
    電力会社のしくみなんかは知らなかったので、知らないってのは怖いことだなと思った。
    知らなくちゃ批判も肯定もできない。

    知識も有用だけど、色んな立場と色んな角度でものごとを見ようとする落ちついた姿勢にほっとする。
    わるものを叩いてスッキリして終わり、にならないように、「敵への攻撃」ではなく「今起こっていることを批判」する。
    逃げる人の辛さと逃げない人の辛さを同じくらい大事にする。
    思考停止をいさめ考える大切さを強調しつつ、疲れちゃったら情報を止めて休んでねと配慮する。
    一番怖かった時にこれを見たらさぞや安心できただろうな。

    「はじめのはじめに」の祈りのような文章に泣きそうになった。
    もんじゅ君が書き続けているのは原発停止というわかりやすいイデオロギーを通したいんじゃなくて、「あきらめ病」をなんとかしたいんだろうな。


    2012年3月11日に出版されているということは執筆時はまだ、一年たってない。
    今読むと、その時の空気を思い出す。
    そしてその時の空気をもうすでに忘れているってことに驚愕した。
    まだ現実なのに、もう終わったみたいに感じている自分が怖い。

  • むつかしいお話がわかりやすく書いてある。
    今まで知らなかったこととか、考えなくてはならないことが
    わかる。初心者にはとても良いと思います

  • 『さようなら、もんじゅ君―高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし』 著者:もんじゅ君、制作:小林 圭二、河出書房新社と合わせて読めば、より理解が深まります。

  • とっても読みやすかった。
    一つの疑問に対して2、3ページにまとまってるから空いた時間にすぐ読める。
    内容も子供にも読めるようにしてるからかとってもわかりやすくて自分にはちょうどいい。

全32件中 1 - 10件を表示

もんじゅ君の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×