辰野勇 モンベルの原点、山の美学 (のこす言葉)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582741223

作品紹介・あらすじ

日本のアウトドアブランドの雄「モンベル」創業者・辰野勇。世界最年少記録(当時)アイガー登攀、資本金ゼロからの起業、ショップを通じた地域貢献……登山から学んだ人生哲学を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 「アウトドア義援隊」奥能登で延べ150人活動 | 防災・危機管理ニュース | リスク対策.com | 新建新聞社
    https://www.risktaisaku.com/articles/-/87787

    [山の本を読もう]モンベルを起業した辰野勇さんの著書『モンベルの原点、山の美学』が平凡社から発売 - 山と溪谷オンライン(2020.04.04)
    https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=5733

    【書評】『辰野勇 モンベルの原点、山の美学』辰野勇著 - 産経ニュース(2020/4/26)
    https://www.sankei.com/article/20200426-RK43F4AQIJMZVB2B6ONU7SBQ7Q/

    SUNDAY LIBRARY:岡崎 武志・評『モンベルの原点、山の美学』『「あの人」のこと』ほか | 毎日新聞(2020/5/26 有料記事)
    https://mainichi.jp/articles/20200526/org/00m/040/002000d

    モンベル | モンベルについて | 創業者紹介(辰野 勇)
    https://about.montbell.jp/founder/

    辰野勇 モンベルの原点、山の美学 - 平凡社
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b491982.html

  • mont-bell創業者、辰野勇氏の自伝です。
    自営業の家に生まれ、仕事に対する姿勢を少年時代から育んできた著者。
    一貫しているサバサバした感じは父親譲りでしょうか。
    直の語りでこれまでの人生と営業理念が綴られた、気持ちの良い一冊。

  • 「7つの決断」とかぶる部分も多かったけど、冒険家、辰野勇の山への想いを強く感じる。アイガー北壁・マッターホルン登頂50年記念で、72歳で再登頂したマッターホルン。さぞかし感慨深かっただろと。

  • 山を通して会社を作り上げていく
    なにか1つに特化すると強いな

  • チャレンジング、アグレッシブでありながらクリエイティブ。

    経営はよく山登りに喩えられるけれど、それは単なる気楽な登山ではなくて、クライミングみたいな危険な登山なのだと思った。ちんたら経営していてはいけない。

    それを地でいく辰野さん。

    目標設定と計画。一番大切なのは計画。目標に向けて道筋を考える。リスクの対応を考える。チームワークでものごとを達成する。

    経営には文学的要素がある。

    イタリアのガイドの言葉も印象的。レインパンツも置いていけ。それが必要になる時点でその計画は失敗なのだ。最近の天気予報は精度が高いから、確実に晴天の日にいけばよいのだ。

    無意識に過去の習慣に囚われてないか、準備不足を許したないか。自分を振り返ることができた。、

  • モンベルは好きなブランドの一つなので会社の生い立ちが分かればいいかなくらいで読んだ本だだだけど書かれている内容が超一流の経営哲学で正直驚き。
    辰野氏は経営も全部山から学んだと言っているが綿密に計画を立てたり駄目だと思ったらすぐ引いたり、確かに通じるところがあるなと実感。

  • モンベル社長の辰野氏の自伝。自身のそれまでの生い立ちや、モンベル設立からの歴史や会社としてのスタンスが書かれている。もともと、痒いところに手の届くような製品づくりに好感を持っていました。さらにモンベルを好きになれるような本でした。

  • ここ最近山登りの楽しさに気付き読んでみた。

    やはり山はいいなぁ〜。
    あのワクワクと高揚感は他では味わえない。
    アイガー…!!イッテQでイモトが登ってたことを思い出した。
    あの当時はまったく興味がなくて全然見てなかった。
    けど今なら絶対見る、、、!
    それぐらい山に対する関心が変わったなと思った。

    自分もアイガー北壁登ってみたいなぁ〜。

    そして
    「人の数だけ幸せの種類があっていい」という言葉にハッとする。
    100人いたら100通りの幸せがあること。
    これは自分の考えと一緒。
    幸せの形は人それぞれでそれにはやっぱり自己評価が鍵だと思った。
    自分で自分をよし!と思えるかどうか。
    ダメな自分も良い自分もすべて自分だと思えるかどうか。

    そんな教育に携わりたいな。

  • モンベルはもう、世界的なアウトドアメーカーだなぁ。大阪創業なので贔屓してしまうけど、手頃で良い商品が揃うのでショップによく立ち寄る。
    現会長の辰野氏の生い立ちや登山、創業までの経緯は、もう少し時系列だと読みやすかった。個人的には後半以降のモンベル としての活動がとても面白かった。例えば、商品開発でデュポン社のダクロン・ホロフィルⅡを寝袋に採用したこととか。あと、経営も興味深い。7つの決断のひとつに、パタゴニアとの出会いと別れがあった。当時、モンベルは代理店を引き受けていたけど、売上の4分の1を占めるまでになり、将来を考えて契約解消。で、パタゴニアには日本に直営店開設を提案した。流通方法を変えたことも凄い決断。モンベルクラブ(年額1500円)も先見の明ですね。本書によると、同会員数は2019年現在96万人で、その維持に15億円かかってるとか。
    モンベルは物販単体で600億円、グループでは850億円の売上。今後どう成長していくのか…。
    以下をあわせて読むと理解が深まる。

    モンベル創業者が語った事業成功への軌跡 | なにわ社長の会社の磨き方 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
    https://toyokeizai.net/articles/-/203436

  • モンベル、好きなブランドです。服や小物を持っています。この本は、辰野勇さん、社長の人生を振り返って、出会った人、影響を受けたものを語っています。個人的には、今西錦司さんのくだり、セブン・イヤーズ・イン・チベットのこと、が気になりました。

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著者プロフィール

株式会社モンベル創業者、会長。登山家。京都大学特任教授。1947年大阪府生まれ。少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記「白い蜘蛛」に感銘を受け、山一筋の青春を過ごす。69年アイガー北壁日本人第二登(当時世界最年少)を達成。70年日本初クライミングスクール開校、75年登山用品メーカー・モンベル設立。91年日本初の身障者カヌー大会をスタートさせるなど社会活動にも力を注ぐ。東日本大震災では、阪神淡路大震災以来の「アウトドア義援隊」を組織しアウトドアでの経験をいかした災害支援活動を指揮

「2020年 『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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