- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582634228
作品紹介・あらすじ
漱石の「吾輩」から、中島らもの「とらちゃん」まで作家に愛され、描かれた猫たちのアルバム。
感想・レビュー・書評
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文豪たちと猫。こんなにも猫好きな作家さんがいた事に驚き。
裏表紙にもなってる、室生犀星と飼い猫ジイノの写真がとても素敵。
本文に載ってる、猫が登場する本も読みたいものばかり。
不思議な事に、この本を読んでたからか迷い猫が仕事先にやってきた。しかもまだ幼い猫で凄く人懐こい。
これは可愛がれという事か・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
裏表紙の室生犀星と猫、先生の表情が最高。こんなお顔で火鉢の端がネコの脂でテカる、拭く手間が、と言われても説得力がなさ過ぎて困る。内田百聞、後ろ姿のしょんぼり具合が…。猫が好きな人って本人も素直じゃないのかしら。一冊通じてホクホクします。
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作家のねこ様に対する目線て、さまざまなようでいて割と近しいなあと感じた。ねこ様を持ち上げるか、同じベクトルにいる他者か、という感じ。猫が好きじゃなければこのような目線にはならんよね。
内田百閒の「ノラや」はわたし読めないだろうなあ。会いたい気持ちがどーっと流れてきて、チラシの文面読むだけでもかなりつらかった。
読みたい猫本たくさん。 -
作家が愛した猫たちのお話と写真がふんだんに載ったいわゆるムック。猫好き、本好きにはたまらない一冊でしょうが、個人的には、裏表紙の“火鉢にあたる室生犀星の愛猫ジイノ”が決定打。いつだったか持っていた新聞の切り抜きの写真はこれだー、というわけで…。
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<目次>
略
<内容>
雑誌「太陽」の特集を単行本化。なので、同じシリーズの『作家の犬』とは作りが違う。そして、作家(画家やイラストレーター、写真家も含む)の猫への愛情は、イヌと違ってちょっと屈折している感じ。ネコをいたぶる梅崎春生。そして猫は多くが多頭飼いだ。あの甘え過ぎない冷たさはいいらしい。 -
2010/4/4
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良い話ばかりではないけど、深い
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人と猫の関係っていいなと思った。かわいさましまし。