- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582633788
感想・レビュー・書評
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時代が移り変わっても、先生の世界観は色褪せずに輝いている
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高島屋さんにて開催された中原淳一展の最中に立ち読み。タイトルが素敵です。
夢見るような大きな瞳を長い睫毛が縁取り、意思的な眉が凛とした強さを感じさせる…若き日のヘプバーンを彷彿とさせる美女はクラシカルな(当時としては最先端なのだろうけど)装いで上品な笑みを浮かべている。
容姿の美しさはもちろんだけれど、中原氏の文にはレディとしての在り方、美しくあるためのモットーも語られていて、外見が美しいだけのお人形のような女性は推奨しない氏のスタイルが読み取れる。
見目麗しくても、言葉遣いが汚かったり、電車でお化粧する現代女性は反省しないといけないかも。
中原淳一さんのイラストはどれも素敵で散々迷ったけれど、結局和服姿のあどけない少女が描かれたポストカードを購入しました。
白雪姫や眠り姫などの童話のモチーフにした原画はあまりの美しさに溜息が出ました。 -
中原淳一さんの永遠のテーマは”美しく生きる”。
毎日の暮らしを大切に、愛しむ心があなたの人生を輝かせると教えています。
美しく暮らすためのステキなヒントが溢れていました。
“しあわせはその人の心の中にある。”
しあわせなるには、自分の身の回りのしあわせを自分で感じるような人になること。
たしかに。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/588869 -
中原淳一氏の美麗なイラストと言葉が綴ってある1冊。内容は10代の女性向けである。しかし、美意識の高い言葉と綺麗なイラストに、大人でも十分に楽しめる。
雑誌が書かれた当時の日本の生活を知ることができ、当時はタオルは五人家族で3、4枚という記述などには驚く。戦後の日本の生活とはこういうものだったのかと、雑誌を通して様々に知ることができる。 -
淳一先生からすべての女性へ贈る言葉の花束。かなり前に書かれたエッセイだが古さを感じさせない。もうね、なんか背筋がピシッと伸びるというかビシバシ心に痛いです。「しあわせとはそれを感じる瞬間にある」「女らしさを失うことと、男女同権とは別問題です。男女同権は、男も女も人間として同じ権利を持つということで、男女が同じ質になるということではありません」名言数知れず。「うっ!ヤられた〜!」とチャチな悪役のように叫んで倒れたくなりました。嫁入り前の娘さんを持つ親御さん、これは嫁入り道具として必携の書です。
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中原淳一さんをご存じなくても、このイラストに見覚えのある方は沢山いらっしゃるのではないかしら。
続きはこちら⇒http://wanowa.jugem.jp/?eid=1098#sequel -
大きな瞳の少女画で有名な淳一は、戦後、自ら創刊した雑誌『ひまわり』等に女性の幸せを願う多くの文章を発表した。“愛するということ”から暮しやお洒落のヒント、社交術まで。初の文章本。