- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582620429
作品紹介・あらすじ
NHK「トップランナー」出演、"売り場を持つデザイナー"による地に足を着けた生の声。「ものづくりの原点」に向けたキーワードはこうして生まれていく。仕事、会社、生き方、人との関わり、デザイン、日本…会社立ち上げから、「デザインリサイクル」「60VISION」「NIPPON PROJECT」へと続いていく1999〜2007年の9年の軌跡、そして熱い想いを綴ります。
感想・レビュー・書評
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ナガオカケンメイの仕事に対する向き合い方、デザインへの心得が垣間見られる。
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【せき 私物】
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自分の仕事の見つけ方
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https://libopac.akibi.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000050672 -
ものを作りたかったら執着すること、ものを作ることの半分以上は人を説得すること
私たちは何でもかんでも家の中に持ち込み過ぎている(映画を見ること、写真をプリントすること・・・) -
・カフェ未経験者が、「カフェをやりたい」なんて言ってはダメ。
まずどこかで3年くらい働いてから言って欲しい。
人間関係、雑務、タイムカード、めんどくさいお客、苦手なスタッフ、給与、将来の不安、プライベートがない、周りの志が低い ect...
これはどんな職業でも一緒で、これらを全部承知して、自分の夢と照らし合わせることが出来る人はまれ。
・採用するとき、決して半端な気持ちで人を選んだりしません。
熱いものと、冷たいものが重なると、熱いものは冷たいものに熱を奪われ、冷たくなってしまう。 -
ずっと見てると、イッショウケンメイに見えてくる。
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D&Departmentに関するナガオカケンメイの日記
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ナガオカ氏がD&DEPARTMENTという
ロングライフをコンセプトとした
自身のデザインショップ立ち上げの過程をつづった本。
自分の「やりたい」という気持ちととことん向き合って
丁寧に、ひとつずつ、つくっていく。
それが本当にすごいなあと思った。
「やりたい」をカタチにするには、
やっぱり夢見る気持ちだけじゃ全然だめで。
自分たちが目指すものをスタッフ全員できちんと共有できるように、
お店の掃除やいろいろ面倒くさいことも全部一緒に、
一人ひとりの心にきちんと向き合って、進んでいく。
だからナガオカさんの周りには、一緒に「やりたい」と
言ってくれる人がこんなにたくさん集まるのだと。
かっこいいっす。 -
最初に読んだのは『ナガオカケンメイの考え方』。それが面白くって、”やりかた”の方も購入。
内容は同じで、8年間書き続けたブログを書籍化したもの。
物事の根本の部分をしっかり考えようとする姿勢がよくわかる。
デザイナーであり、経営者でありながら、ここまで自分の考えやキモチを言葉にできて伝えられる人も珍しい。
とっても表現するのが難しい、モヤモヤしたキモチも、そのモヤモヤしている感もわかるように伝えられる文章力が羨ましい。
暇な時に取り出して、パラパラ読むのに最適ですね。
結構デザイン/クリエイティブ系の人は95%は読んでたりする気が。。 -
いいまわしが明快でとても読みやすい。やっぱりデザインに携わる優れた人は、頭の中が整理されているなぁと感じた。まだ途中だけど、サクサク読めます。