庭の時間

著者 :
  • 文化出版局
4.00
  • (11)
  • (11)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 153
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579210701

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 辰巳芳子先生の家、鎌倉。
    うらやましー。
    お庭にどんな植物があるか、それらにどんな効能があるかなどの記載あり。
    「貧乏徳利」に酒を入れて氷で冷やす、やってみたい。

  • ふむ

  • 言葉の使い方が美しい

  • 2015年夫からのクリスマスプレゼント。厳しくも優しい、凛とした辰巳さんの、庭とともにある暮らし。

  • 20141030読了
    食とつながっている庭をつくりたい。畝のならぶ畑でもなく、眺めて楽しむ人工的な庭園でもなく。パッと見、雑多に草が茂っているように見えて、実用的にちゃんと意味があるような。料理研究家だけあって、辰巳さんの庭はとても充実している。あとがきにあるように、これだけの広さがある庭ならば、植物の多様性を維持するために庭師さんや草取りの方々の力添えが不可欠。こんな庭があれば日々の食卓も暮らしも豊かになるだろうなぁ。この本を読んだら、たとえ狭い庭でも工夫次第で食とつながった土いじりは楽しめそうな気がしてきた!

  • こんなに丁寧に暮らせたら,
    どんなにいいか。

  • 「風土の中で手が届くものだけをふだんの糧としても、実に豊かな食事を楽しむことができる」この本によせられた福岡伸一氏の言葉です。

    丁寧で綺麗な文章と料理と庭に、諭されているかのような気持ちになります。

    付記として庭の植(食?)生も記されています。
    豊かな敷地と植物に支えられていて、誰もが出来ることではないかもしれませんが、これを参考に、自分のスケールでやってみることは出来るでしょう。素晴らしい。

  • この人の文章は丁寧で美しいと思います。
    それ同様に「生き方」も美しいのだろうと思います。
    「生きる」=「食」と考えるとき、「食」の美しさや
    すがすがしさを感じる本です。
    私は四季の変化が苦手で常春の国に暮らしたいと
    憧れていますが、この人の本を読むと、日本でも
    なんとかやって行きそうな気になります。

    まえがきの福岡センセが「それぞれの種が自ら食を選ぶ際、
    少しずつ棲み分けることができれば、無益な闘争を極力避ける
    ことができるだろう」と書いていますが、人間もそういう風に生きられませんかねえ。

  • 料理家、辰巳芳子さんの鎌倉のご自宅の庭。
    と、それにまつわるエッセイ。
    プラス、レシピ。

    どちらかというと庭の写真を眺めて「いいなぁ」と思う本だと思います。レシピもおいしそうですが。

  • 料理研究家 辰巳芳子さんの
    自然豊かな鎌倉における
    美しい庭との日々
    四季を織りなす、庭との生活
    季節の行事のレシピも加えて

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

料理研究家、エッセイスト。1924(大正13)年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽も重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅や周辺の施設でスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へスープを提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長を務める。 著書に『辰巳芳子の旬を味わう -いのちを養う家庭料理』、『辰巳芳子 慎みを食卓に -その一例』(ともにNHK出版)がある。

「2020年 『辰巳芳子 ご飯と汁物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辰巳芳子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×