- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576070711
作品紹介・あらすじ
さかなの世界にもいじめがある。
小さな学校のなかにも。せまい社会のなかにも──。
朝日新聞連載「いじめられている君へ」で紹介され、大反響!
子どもから大人の心までひびく、さかなクンの感動メッセージが絵本になりました。お魚好きの変わり者の少年が、人気者の「さかなクン」になるまでの道のりも紹介。教育の現場で、親子で、みんなで読んで考えたい必読書です。
感想・レビュー・書評
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R4.2.21 読了。
さかなクンが学生の頃に経験した友達とのこと、大好きな魚や海から学んだことが絵本のように描かれている。
さかなクンになるまでの生い立ちは、感涙してしまった。
友達関係で悩んでいる人に手にとって欲しい一冊。
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さかなクンの書いた文章を初めて読んだ。
「ギョ、ギョー!」のリアクションと
魚愛の深さが分かる語りと緻密なイラスト
それが、私が知るさかなクンの全てだった。
しかし、この本。
とても短くてシンプルなのに、
とても胸に深く刺さるのだ。
人の世界も、魚の世界も…
何故なのだろう…。
生徒にも読んでほしいと思い、
ポップをつけて展示している。
2022.5 -
前半は絵本、後半の数ページはさかなクンの幼少期のエピソード紹介がありました。
絵本の絵柄は「さかなクンの作画」ではなく、別の方が書かれたシンプルな魚の絵でした。(同じような構図ばかりでしたので、絵としては飽きる感じでした‥ごめんなさい)
2歳と4歳の子どもに読み聞かせをしたところ、いつもの読み聞かせでは途中で喋りだしたりしますが、本書は(意味はわからずとも)真剣な表情でじっと聞いてくれました。
意外だった内容として、さかなクンのお父様が囲碁棋士だったことを知って驚きました。 -
大人の世界でもあるイジメ。それは子供の世界にも、さかなの世界にも...。さかなクンの体験をもとに書かれています。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/01/29/083920 -
いまや、知らない人はいない「さかなクン」のおはなし。
いじめについて、ヒト以外の生物の持つ習性や特性をつぶさに観察して、自己分析しているところが、さすがだと思う。その域に達する人は少ないだろうから。自然の摂理や環境についても考えさせられる一冊。読み物ではなく絵本という構成もわかりやすい。 -
いじめの世界って、嫌になる。
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さかなクンの絵本。
メジナを例に、どうしていじめが起こってしまうのだろう、ということを考えています。
心の中に大きな世界を持ってていれば、きっと、大丈夫。
私はこの本から、そんなメッセージを受け取りました。 -
メジナも水槽の中だと誰かを攻撃する、イジメがある。『狭い水槽を飛び出して広い海へ出てみよう』とのメッセージ。
好きなことがあるって強い。
ステキな一冊。 -
さかなクンからの、いじめのない世界を作るための優しいメッセージが綴られた本。
絵本のような前半と後半のあとがきにかえて、というさかなクンのこれまでの二本立て。あっという間に読めますが、大切なメッセージが込められています。
小さな水槽の中だと魚もいじめが起こる。
広い世界へ、好きなことを見つけて夢中になろう!
二行でまとめると、こう。
不登校について、読んだり考えたりしています。不登校は、さかなクンのいう「小さな水槽から逃げ出す」ことでもあり、末富晶さんが「不登校でも大丈夫」で書いてた「真っ白な時間」でもあるのかな。
さかなクンの生き方、あり方から元気や勇気をもらえる人は多いでしょう。私もそのひとりです。
私も読んでみます。
私も読んでみます。