忍者だけど、OLやってます 遺言書争奪戦の巻 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575525519

作品紹介・あらすじ

忍者の里の頭領娘に生まれたものの、里を抜けだして普通のOLとなった陽菜子。心惹かれていた同僚の和泉沢との別れを経て、もう一度忍者としての自分を認めた。しかし、和泉沢の祖父にして、陽菜子の会社の会長である和泉沢與太郎の訃報が。会長は遺言書を遺したはずだが、その行方がわからず…!? 隠密お仕事小説第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • 好きなシリーズ4巻目。
    今回は、会長の話や里の政治の話などあまり忍の描写が少なかったのが物足りなかったが、話は変わらず面白い。
    個人的にはもっと忍の描写が欲しい。

  • OL忍者の話、第四弾。恋愛を捨て、OL忍者として生きる陽菜子だったが、、、恩ある会長が死去、跡継ぎ問題に絡んでいるうちに、また恋心が、、、ラストは恋愛モノのようでした。陽菜子と創の恋愛、里の後継問題、まだ続きます。

  • おともだちがおもしろいと言っていたので四冊一気に買って読んでみたよ。

    とってもおもしろいエンタメでした。
    移動時間とか隙間時間に読むのにおすすめ。

    どのキャラも魅力的で、読み手によって推しが変わりそう。
    わたしは案外、王道のキャラが好きかもしれない。
    愛知県の作家さんなのも勝手に親近感。

    忍びってのもわたしのハートをくすぐるし、続刊も楽しみだな。わくわく。

  • 周りが相変わらずイラっとさせられる憎たらしい方々ばかりでヒナちゃんと一緒に憤りますね。最後は胸がスッとしました。早くお互い成長してごたごたも片付けて幸せになってもらいたいです。

  • シリーズ4作目

    前作は、陽菜子が和泉沢の告白を断り、かといって里に戻るでもなく、忍びの術を使わないと決意するでもなく、今のままで生きていく事をとりあえず決めたところで終わっていた
    そして今作は惣真から婚約指輪と共にプロポーズされるところから始まる

    メインのストーリーは、與太郎がが亡くなり、株の相続を巡って創と父親の亘の対立
    遺言書を見つけた者に相続させるという遺言を残した與太郎
    その真意とは?
    また、惣真のプロポーズの背景と真意
    そして、柳や森川達の立ち回り

    それぞれの思惑や掴んでいる情報などが、主人公である陽菜子では伺い知れない状態で展開するのがリアル


    こんな終わり方なら続編があるのは確実

    今後のIMEの行く末やら、和泉沢と惣真の結局どっちと結ばれるの?という疑問や、更には里の事情や柳との関係など、展開が気になる
    次巻はいつ出るのでしょうね?

  •  和泉沢からの告白を断り、OL忍者としての道を選んだ陽菜子。
     ずっと可愛がってくれた会社の会長が逝去し、遺言状を巡って和泉沢と和泉沢父の遺言争奪戦が繰り広げられ、否応なしに渦中に巻き込まれる陽菜子。果たして会長の思惑とは…

     いきなり幼馴染の惣真からプロポーズされるも、全く受け入れられない陽菜子の気持ちも解らない訳ではないですね。モラハラもいい所だけれど、惣真なりに陽菜子を気に入ってるのは事実なんでしょうね。でも、惣真を受け入れれば嫌でも里へ戻らなくてはいけないですし。

     そして、修行して完成度が高まった陽菜子の変装術をただ一人見破る和泉沢の純粋さがキュンときました。惣真のプロポーズを受けるかヒヤヒヤでしたが、やっぱり陽菜子には和泉沢のぽやんとした所がお似合いです。

     遠距離恋愛になってしまった二人ですが、今後どうなるか早く読みたいです。

  • 本日発売の忍者OLシリーズ4

    ずーっと発売を待ってました

    一段と逞しくなった陽菜子と創。これまでと違う活躍ぶり

    登場する忍者たちも、冷徹なようで人間味がにじみ出てる

    続編への仕込みもだいぶなされてるような?

    とても良かったです

  • 暇つぶし。

  • 背ラベル:913.6-タ-4

  • まだ続くのですよね!?
    次巻も楽しみ♪

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著者プロフィール

1984年、愛知県生まれ。2000年、『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞しデビュー。「忍者だけど、OLやってます」シリーズなどのオリジナル作品に加え、『白猫プロジェクト 大いなる冒険の始まり』『リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国』『小説 透明なゆりかご』『小説 空挺ドラゴンズ』『さんかく窓の外側は夜』などノベライズも手がける。

「2021年 『大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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