ひかりの魔女 にゅうめんの巻 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522204

感想・レビュー・書評

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  • 前回読んだ山本甲士氏の「ひかりの魔女」がとても面白かったので、第二弾の「ひかりの魔女 にゅうめんの巻」を読みました。
    第二弾は面白くなくなることが多いイメージでしたが、この本はさらにパワーアップしたものになっていました。
    小さな嘘で周りのみんなを幸せにしていく ひかり婆ちゃん。
    その周りにできる、すごい人脈。
    この本を読むことで、自分も幸せになれます。
    老若男女におすすめの一冊です。

  • ひかりの魔女2作目。
    おばあちゃん健在、元気がいい。
    こんな老後を過ごしたい、と思えます。
    残りの人生の短さが見えてきたから、なおさら元気で楽しく過ごしたい、それを自然体で表現しています。これなら、いつお迎えがきても悔いはないでしょう。
    残されたものもきっと多いことと思います。

    ーーー

    ザリガニはいちど食べに行きたいと思って調べたことがあります。なにせ遠くていまだ実現していません。いつか行きたいな~

  • 登場人物が少しずつ重なって…最後はわらしべ長者のようなな流れで、最後は全員で大合唱!みたいななんだかコンチェルトのような話で…爽快感さえ感じてよかった。
    ひかりさんからの優しい温かい心の連鎖は、私にも届いたみたいだ。

  • うまく行かないと心まで暗くなってしまって、さらにうまく行かなくなってしまう。
    そこに魔女の魔法がかかると全てがうまく回りだす。
    以前、上司はなるべく仕事は人に任せた方がいい。そうすれば相手にありがとうと言えるから。というのを読んだことがあるのだけど、魔女の魔法もありがとうの魔法。

  • 読んで幸せな気持ちになりました。
    お互いの得意分野を活かして協力していくことで、こんな相乗効果が生まれるんだなぁと幸せな世界のイメージができました!

  • 図書館で、ひかりの魔女の二作目を発見し、嬉しくてこころの中で拍手しました。また出逢えるとは!

    普段、本を読まない母も、一作目を父の癌の手術中に一気読みして、「面白かった!」と言っていました。きっと、ひかりお婆ちゃんから元気をもらったのだと思います。

    今回も、ひかりお婆ちゃんと周りの人達みんなのお節介の連鎖で、人々を救っていきます。

    "自分達家族が幸せになる分だけの暮らしやお金があればいい。
    それ以上は望まない。それ以上の分は他の誰かが幸せになれるように譲ったり、お節介したりする。"

    そんな欲張らない、ひかりお婆ちゃんの考え方がとても好きです。

  • 前作を読み終わってすぐにこちらを購入してしまいました。そして前作より面白かった!!
    4つの物語があり、すべていい話です。必ず少しだハッピーになるからどんな結末なのかが見どころですね。4話がすこしずつ絡み合っているのも素敵。今作はひかりさんより、その周辺のひとたちの活躍が大きいのですが、それでも存在感は十二分にありますね。
    この作品は、老若男女だれにでもおすすめできます。
    前作の主人公の光一が、いつでてくるのか?と楽しみにしていたのに登場しなかったのが少し残念。
    続編を期待したいです。

  • ひかりさんの優しさが、いろいろな人に伝染していて良かった。
    私もひかりさんみたいになりたいな。
    まずは笑顔で過ごすことかな!

  • 2019年5月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。春、夏、秋、冬、の4つの連作短編。ひかりの魔女である真崎ひかりばあちゃんとそのつながりのある人達と新しく登場する人の4つのお話でした。読み始めると、なーんだ、前巻と同じパターンの良いこと連鎖の話だぁ。と思ったのですが、読み進むに連れ、ぐんぐん惹き込まれて夢中になるお話でした。

  • 心温まる、涙なくして読めないストーリー。

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