- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575517910
感想・レビュー・書評
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第七章(夏の夢;オールスターゲーム;生命)
第八章(覇権のゆくえ;喝采)
第九章(秋雨前線;クライマックスシリーズ;愛と死と)
著者:飛騨俊吾(1964-、横浜市、小説家)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
和章のライバルである早野薫の生い立ちについて書かれていて、哀しい出来事だと衝撃をうけました。
記者ではなく元妻のユイと和章が息子たちのためにももう一度やり直して欲しいなと思いながら読み終えました。
エンジェルボールを使い終わらなければ生き続けることができることがわかり、和章の最後、少しホッとしました。 -
バツイチ子持ち42歳の広島のおじさんが、カープにルーキーとして突然現れ、エンジェルボールという剛速球を投げ24年ぶりのリーグ優勝へとチームを導く。
そんなあほなという展開も野球小説、青春小説、家族ものをぎっしりちりばめながら予想外に楽しめる。現実のカープは今年25年ぶりのリーグ優勝をとげ、小説と現実がシンクロしてカープファン、広島に住むものをわくわくさせる4冊だった。 -
怒涛の3巻!エンジェルボールの秘密がついに明らかに。そして、早野の無表情の裏に隠された、背負うにはあまりにも重い試練。そして待ってました!達原もついに一軍へ!日本シリーズが終わる時、あぁ、テラさんと早野は一体どうなってしまうのか?ページをめくる度に一喜一憂しつつ、胸がいっぱいになって読了。続いて最終巻へ!どうか、どうか、皆が幸せになりますように!!
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日本シリーズ前までの物語ですが、主人公の寺谷とライバルのロッテの早野との確執というかやり取りがたまらないですね!切ない結末に向かっていっているのが何ともいえないですが、最終巻でどのような結末が待っているのか注目して最終巻にいってみたいと思います!
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オールスター、リーグ優勝、クライマックスシリーズ勝利と、プロ野球の定番イベントを順調に勝ち進んでいくが、使えるエンジェルボールの数も残り僅か。
オールスターで対戦した悪魔のバットには依然対抗策がないが、彼に降りかかった残酷な運命を知ってしまったからには、悪魔の契約を断ち切る壮絶な戦いを覚悟するしかない・・・ってところでお終い。
悪魔のバット以外に打たれたのは、ジャイアンツのキャッチャー阿武隈。まぁ、これは当然、実在の阿部がモチーフになっているんだろうが、昨シーズンのあまりの不甲斐無さに、旬を逃したねぇ・・・の感。
(2016/1/1) -
広島カープの守護神として、神がかりな活躍でチームを優勝に導く寺谷和章。遂に天使の〈もさん〉から、エンジェルボールの秘密を打ち明けられる。
いよいよ佳境に入ってきた第3巻。和章の決断にも注目だが、「悪魔のバット」早野の壮絶な過去にかなりの衝撃を受けた。二人の命懸けの勝負の行方は、どんな結末が待っているのか? -
ぐいぐい面白くなってきて、話は佳境に。
あ~、あと1巻で終わってしまう・・・。 -
天使とか「ぐぎぎ」とかのセリフに面食らうけれども、これに慣れてしまえば、いや、慣れなくてもストーリーは一気呵成。