- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575309553
感想・レビュー・書評
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芸能人であり、ドラえもんのイメージダウンなどいろいろなことを危惧するあまり、認知症を公表できず苦悩する砂川さんの赤裸々な記録。小さな変化が喜び、深い愛にかわる。
砂川さんは、大山さんを残して病で亡くなられたが、
多くの人に知ってもらい、今の大山さんを受け入れてもらえる土壌をつくって逝かれたのだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラえもんといえば、大山のぶ代さんですが、そんな大山のぶ代さんが認知症になり、夫の砂川さんが介護に奮闘した話や、大山のぶ代さんへの思いがまとめられています。
色々と辛い気持ちになり、老老介護の現実がかかれた一冊です。 -
大山さんといったらドラえもん。
ドラえもんといったら大山さん。
それ以外は何も知らなかった。
今の日本、認知症になる人が多い。
大山さんもその1人に。
砂川さんの愛情溢れる介護に、感動します。 -
最愛の人が認知症だというのは本当に辛いのだなと思いました。
最後までドラえもんに囲まれたお家で2人で過ごせることを祈りながら読み進めていました。 -
凄絶な介護日記といっていいだろう。かなり夫である苦しみが分かる。
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26年間アニメドラえもんの声を担当していた大山のぶ代さん。2012年秋に認知症と診断されてから、徐々に自身がドラえもんを演じていたことも忘れていってしまいます。老老介護に夫の砂川さんも、限界を感じていましたが…。
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残念ながら数年前亡くなってしまった砂川啓介氏の本。
妻、大山のぶ代への愛が溢れすぎなくらいに愛してたんだろうなぁと。
元気な時も介護が必要になったときも
色んな嫌なこともいいこともあって、発表するのにすごく時間がかかったことや
老老介護の現実を思い知らされた感。
自分の親や自分がいざそうなったとき
身近で介護が必要になったときにさて自分はここまで強く生きれるのかと
かなり考えさせられた。
認知症にならずにずっと元気で長生きって本当に難しい
ドラえもんは未だに大山のぶ代さんの声の方が好き -
認知症って悲しい。
大山のぶ代さんが認知症なんて、本当に悲しい。
でも大好きな啓介さんがそばにいてくれて、
彼女は幸せなんじゃないかなと思いました。
表紙の写真、嬉しくなりますよね。
これ以上悪くなりませんように。
できれば良くなりますように。
何が原因なのかなあと考えてみました、ごめんなさい。
まず、食いしん坊なこと。
そして愛煙家なこと。
ただ、大きいのは、やっぱりドラえもんを辞めてしまったことではないでしょうか?
一生懸命やってきたことを急にピタッと辞めてしまうのは
やっぱり良くないのではないか。
そう改めて考えさせられました。