- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575305937
感想・レビュー・書評
-
中野友加里さんと日本のトップスケーター9人の対談本。
すごくくだけた雰囲気で、会話のテンションは高くて、こちらまでにこにこしてしまう。
特に織田信成選手との対談が良かったな。
ソチオリンピックのこと、現役をやめたら何をしたいかということ、同じ世界で戦っていても考えていることはバラバラ。
そんなの当たり前なんだけど、でもすごくびっくりした。
ソチオリンピックも始まって、今まさに戦いの真っ最中の人も、新しい戦いを始めてる人もいるけど、やっぱり皆格好いい。
心からそう思った。
そして、他のメディアでは覗けない本気の笑顔がとっても可愛かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013年12月、翌年にソチオリンピックを控えた年に
著者の元選手の中野友加里さんと同時代を闘ってきた
“9人のトップスケーター”(村上佳菜子、織田信成、鈴木明子、無良崇人、羽生結弦、小塚崇彦、浅田真央、安藤美姫、高橋大輔)との対談をまとめた一冊
巻頭に各選手とのスケートプログラムの中のポーズをとっている写真が掲載されているのですが
中野友加里さんって意外と背低い?
リンクではスレンダーでしゅっと背の高いイメージだったけど。
安藤美姫ちゃん腕、長い.+*:゚+。.
2018年2月現在現役なのは羽生結弦選手と無良崇人選手
すっかり世代交代しましたが、フィギュアスケートを盛り上げた一世代
大好きな世代です。 -
*今の日本のトップ選手たちに元トップスケーターの中野ゆかりがインタビュー。ふだんテレビで見るインタビューとは違って楽しそう。
*引退したら何をしたいか、という問いの答えが十人十色で印象に残った。自分はコーチよりは振り付け師向きだとか、振り付け師よりコーチをしたいとか、スケートに関わっていたいとか、他の仕事をしてみたいとか…。
*小塚崇彦が研究者肌っぽいことを言っていたのも印象的。 -
まっちーのインタビューがないっ!!!
まさかまさかオリンピック入賞、世界選手権で銀メダル取るなんて思ってなかったんだろうな。
でもでも、まっちーのインタビューもほしかったなぁ。 -
筆者の中野友加里さんは、ご存じのとおり、オリンピックには出場できなかったものの、長らく日本女子をひっぱったトップスケーター。
現在はフジテレビに勤務しています。
2年半ほど、映画部門に配属され、社会人としての修業をして視野を広げ、現在は待望のスポーツ局勤務。
フィギュア関係の特集では、ちょくちょく姿を見せてくれるようになりました。
その彼女と、日本の9人のトップスケーターとの対談集です。
読む前に知っておいてほしいのは、発行されたタイミング。
2013年12月でした。
取材時期は2013年6月から8月にかけて。
つまり本格的なオリンピック・シーズンに入る直前のことなので、どの選手も新しいシーズン、そしてソチ・オリンピックに賭ける思いや希望を語っています。
9人の選手の顔ぶれが気になりますよね。
登場したスケーターは下記の9選手。
・村上佳菜子選手
・織田信成選手
・鈴木明子選手
・無良崇人選手
・羽生結弦選手
・小塚崇彦選手
・浅田真央選手
・安藤美姫選手
・高橋大輔選手
ソチ・オリンピックにだれが出場し、どんな結果だったかがわかっている今の時期に読むと、胸が痛くなる部分もあります。
それを除けば、中野さんが時代をともに生きた(羽生選手以外?)スケーターたちとのざっくばらんなトークで、各選手たちの魅力を十分に引き出してくれています。
Part2、Part3と期待したくなりますね。 -
元フィギュアスケート選手で、現在フジテレビスポーツ局勤務の中野友加里さんが、日本を代表する9人のフィギュアスケート選手にインタビュー。トップ選手同士ならではの深いスケート談義から、気軽なオフトークまで、他では聞けない選手の本音が満載の一冊。
お互い知り合いで元選手という立ち位置だからこそ語ってくれたんだろうなぁという内容が多くて、ほうほうと興味深く読みました。語り口そのままに載せてあるせいもあるのでしょうが、雑誌などでのインタビューに比べてもやわらかい素のままで話している選手が多いように感じました。良い意味でくだけているというか。4年の月日のおかげか、中野さんの元選手ならではの「分かる」感覚と、冷静に見ている感覚の二つが共存していて読みやすかったです。 -
村上佳菜子、織田信成、鈴木明子、無良崇人、羽生結弦、小塚崇彦、浅田真央、安藤美姫、高橋大輔
2013年現在のトップスケーターと、中野友加里(現在フジテレビスポーツ局勤務)との対談集。
自身、元トップスケーターということで対談した9人とも長年の仲間。(羽生結弦くんが2009年に初対面、他の人たちとは10数年来の知人友人とのこと)
皆が「友加里ちゃん、友加里ちゃん」って親しげに、対談に臨んでいるのが素の表情を引き出していて面白かった。
頼れるちゃきちゃきのお姉さん的存在だったみたい。
ほんと日本のスケーターはみんな仲がいいんだなぁとも感じたエピソード多々。
過去のプログラムについて触れるシーンも多いので演技が観たくなってとりあえず2012年の全日本の録画を引っ張り出してしまった~。
2013年8月の高橋大輔君との対談時、大輔君は「(ピョンチャンまで)やれるなら、やるかもしれないよ(笑)」と言っていて…。試合に対しても「凄く楽しみ」と言っていたのが印象的。
怪我がなかったら…本人の望む限り現役生活をもっと見ていたいなぁなんて再度思ってしまいました。 -
784.6
-
これは、中野さんじゃないと引き出せなかった内容だなあと思った本。
2013 - 2014のソチオリンピックシーズンを前に中野友加里さんが、男女9人の日本のトップスケーターにインタビューされています。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4709070.html -
中野さんじゃないと書けない本。
質問もありきたりのものではなくさすが経験者(というだけじゃなくてトップ選手ならでは)の視点が十分に生かされているし、回答者も中野さんだからとリラックスして心の内を明らかにしてくれているのが分かるし、ほんとにいい本。
悲しくなったのが、アッコちゃんとの対談での「引退する数年前から色々崩れていってた」という話。
驚く気持ちもあるけど、ああやっぱり…とも思ったり。
あとは、もうドーナツスピンができないという告白。
あの美麗なスピンが!柔軟性の問題かと思ったら筋力も関係してるようで、ほんと選手ってすごいですね。
で、まあいちゃもん付けの域に達するような気もしますが、いい本だなとは思いつつ、文面が少々不快だったりしたんですよね。
やたらと「!」が付くところとかにどうにも既視感が…
と思ったら。奥付に発見しましたよあの名前を。
あーあ…こんなとこにまで絡んでくるのか…と一気にガッカリ。
とはいえ内容は文句なく良い本です。