スパイは楽園に戯れる

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 110
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239683

感想・レビュー・書評

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  • 「動物園で会いましょう」以来の鉱物シリーズ。久々の葉山たちの登場にテンションが上がる。特に大きな事件が起きる訳ではないけど、「会社」の人間たちの情報戦が面白い。もともとは「パーフェクト・クォーツ」と言うタイトルで2年前に発表されているようだが、単行本化に当たり、時事ネタにも触れており、2年間の作品とは思えない。ストーリーの根本には親子の絆が描かれており、ラストは少し切ない。でも、やっぱり五條瑛が描くスパイ小説は面白い!

  • 鉱物シリーズ3作目、パーフェクト・クォーツの改題。
    新作短編が出ているのでその前に読み返し。

  • フユキの出番が少ないっ!!っていうか、ほとんど出番なし!  平和ボケ日本を再認識させられる。それで良いんだろうな~、と思った。


  • 葉山すっかり丸くなって……。
    いやそれにしても仲上さんは男性キラーですね。チャン君がいつのまにか里帰りしていなくなってたの寂しかった。

  • 日米中韓、北朝鮮のスパイ物語。
    スパイ取締法案の立案を目指す政治家は、昔から見えない誰かからのサポートを感じていた…

    スパイものにありがちな、女と寝てハードボイルド!みたいな話ではなく、主人公は女顔負けの可愛い白人に見える日本人。
    面白かったけど、夢中にはならなかったかなぁ。

  •  あっと驚く凝縮力は、ないかもしれない。

  • 鉱物シリーズだったのか、と葉山くん登場に思う。朝まで生テレビ(違)まではちょっと退屈だったが、そこからは面白く。相変わらずの上司と部下の関係だな(笑)。エディよりサーシャ様ひいきなので、今回は名前のみでさみしい。葉山くんの天然な人心掌握は素晴らしいな。意図してやろうとすると多分失敗するんだろうけど。人物相関図が少しこんがらがったが、後半からは一気に読めた。涌井の選んだ道は、理解はできるけど納得はできない。が、ずっとフラグ立っているなーとは思ってたので驚きの結末ではなかった。

  • どんな人だったか思い出すのに一苦労。

  • 次々と登場。

    こんな政治家がいたら、、、と思わず考える。
    10年後、20年後の日本を見てみたかった。
    やるせない感じで物語は終わる。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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