銀行仕置人

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 357
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235166

作品紹介・あらすじ

メガバンクに巣喰う悪党どもに制裁を。重役、部長、支店長、みんな叩きつぶせ!乱歩賞作品『果つる底なき』から7年-池井戸潤が世紀の復讐劇を生んだ。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いです。最近、池井戸さん連続なので、勧善懲悪な展開は分かっているのですが、それでも面白い!明日から頑張ろうと仕事でやる気を出すための必須アイテムです。

  • メガバンクに巣喰う悪党どもに制裁を。重役、部長、支店長、みんな叩きつぶせ!乱歩賞作品『果つる底なき』から7年-池井戸潤が世紀の復讐劇を生んだ。

  • 窮地に陥った主人公が、正義を貫きつつ悪を追い詰める、結果は予想出来るが楽しめる池井戸潤の痛快な物語。大好きです。

  • ★★★
    今月5冊目
    こんな私利私欲のために人を陥れることあんの??
    フィクションだろうが銀行て大変そね

  • メガバンクに巣食う悪党どもに鉄槌を…巧妙な罠に嵌り黒部一石は出世街道から、真っ逆さまに落ちた。
    重役、部長、支店長みんな叩き潰せ!
    ″平成の岩窟王”の至難の復讐劇が始まった。
    (アマゾンより引用)

    内容的には花咲舞シリーズのみたいな雰囲気。
    ほんとに銀行ってキライ!!
    ほんとに!!

  • 銀行内部と闇金融癒着に嵌められた黒部の復讐が始まる

  • 巨額不良債権の責任を負わされた銀行マン・黒部一石の復讐劇。

    第一話 人事罠
    第二話 金庫番
    第三話 スクープ
    第四話 擬態
    第五話 誤算
    第六話 狩猟金融
    第七話 御破算
    最終話 断罪


    上司の強い希望で東京デジタル通信の子会社・東京デジタル投資への500億円の融資の稟議を渋々書いた黒部。

    しかし東京デジタル投資の取引先の横浜ワイヤレスが倒産し、あおりを食う形で、東京デジタル投資への500億円の融資が焦げ付いた。

    責任は黒部に押しつけられ、人事部付への辞令が。

    しかし、黒部は人事部長の命を受け、銀行役員と東京デジタル通信社長との癒着の解明に乗り出す。

    黒部の正義は貫かれるのか!?


    圧倒的な正義物語で、清々しい。
    少しずつ解明されていく癒着と銀行の腐敗が面白い。

  • 都銀の企画部のエリート行員は上司に無理に言われた融資が不良債権となった責任を取らされて人事部付きとなった。名簿修正の作業をさせられて腐っていたところに、人事部長から内密の指令が出された。それは私腹を肥やしている上層管理者の証拠を探ってこいというものだった。う〜む、都合よく行きすぎだけど、読んでいて面白い。池井戸さんの銀行ものは本当にもこんなことがあったのかな?と思わされる。

  • タイトルからしてどうかと思ったが、内容も銀行上層部のワルぶりを暴いていくといういつもの話。あまり新鮮味がない。街金の対抗して救済するNPO法人があるのだが、実はマチキンと組んでいて、物件を安く売らせてしまうというものだったというのが面白い。

  • 図書館より。

    てっきり銀行をやめた人が仕置人になる話だと、タイトルから勝手に思って読んでいたけど、内容は花咲舞!?(笑)
    でも池井戸作品、銀行モノは面白い。最後、主人公のやった感がサイコー!面白かったです!

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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