書くのがしんどい

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569847160

作品紹介・あらすじ

『メモの魔力』『言語化力』などを手掛けたベストセラー編集者が指南する「絶対に伝わる」文章を書くための全技法。

感想・レビュー・書評

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  • 書くのがしんどい、書き続けるのがしんどいと感じる人のための指南書。

    私は書くことを何度かトライしてみたのですが、なかなか続かず、こんなの誰が読むんだよというネガな気持ちになりがちでした。

    でも、本書にこんな言葉があります。
    > 大げさですが「これを書くことで人類を一歩前に進めるのだ」と思うことです。
    >「これを書いてみんなに伝えることで、世界を0・01ミリでもレベルアップさせるんだ」と思う。そんな使命感をもって書くと、結果的にうまくいきます

    このようなマインドを持って行動できると、自分にも世界にも何か影響を与えられるのかもしれません。

    少しずつでいいので、0.0001ミリだけ世界に貢献できる文章を書いてみたいと思います!

  • 仕事柄書く機会の多い身としては、書くテーマよりもいかに書き進めるかがつらいところ。その意図を汲んでくれている本書はなかなかツボをついているな、と。
    たくさんの人に届けるために「わかる」文章にする、難しいけど目指したいところ。

  • まずダーッと書く。それから自己編集する。ネガティブは消化して昇華してポジで書く。人生相談する。時事ネタ。自分ならこう思うけどと聞く。過去現在未来。いつからですか?つまり、例えば、それで、そもそも。悩み、怒り、誰に何を聞きたいか。考えると書くを分離。これを書いて伝えることで世界を0.01㎜前進させる。

  • 文字で発信していく機会が多い現代に、必要なテクニックが沢山書かれています!
    書くのがしんどい勢が抱えるモヤモヤとその対処法を、わかりやすく言葉に起こしてくれているのでスーッと自分に落とし込む事が出来ました。
    「なるほど!こういうやり方があったのか!」という気付きが必ずあると思います。




  • ツイッターで得られるメリットの2つ目にある「自意識をコントロールできるようになる」の部分が印象に残りました。自分もツイートをするときに、自意識が高すぎて上手く発信できなかったり、恥ずかしくて消したくなったりしてしまいます。しかしツイッターでの発信を習慣化することで、発信する自信がつき、自意識をコントロールできるようになるという点がためになりました。

  • 「書く」動作をしんどい→楽しいに変換するための方法が記載されている。
    結論、作家マインド→編集者マインドへの転換が重要である。

    つまり、
    ①ゼロから書かない
    ②編集者として日々の生活で疑問を持つ
    ③分かりやすい文章を書く
    ことが編集者の心得として重要である。

    大抵のことは先人たちが言語化しているので、0から何かを生み出すのは至難の技。
    何かを指摘する作業は誰でもできる。
    あとは、分かりやすい文章=文字量が少ない文章なので、それを書くトレーニングを繰り返すことで習得できる。

    今後以下を実施する。
    ①共感8割発見2割の文章を意識する
    ②GoogleKeepに「日々の疑問」「例え話」を自分の意見を交えて情報をストックする
    ③「文章は短く」を徹底する

  • ★10個くらいつけたい!
    とてもいい。めちゃくちゃ参考になりました。

    8年くらい前からTwitterやnoteで
    自分メディアを作ろうとしては挫折してきた私にとって、
    竹村氏の「「書くのがしんどい」を克服する」超具体的な方法論がはまりました。

    今までの私は、いきなりTwitterやnoteに書きこもうとして書けませんでした。

    本書を読み始めて1週間。
    氏の薦めるGoogle Keepに気づきを書き貯めはじめたら、
    どんどん書けるようになりました。
    そして第5章のTwitter活用術を読んでいるうちに、
    Twitterのプロフィールの改案を思いついて、
    自意識がうまく剥がれ落ちた感じもしています。
    本書を読み終えた今、氏の編集的視点が少し得られたのか
    Google Keepに書いたものを、自分で編集をすることが
    できるようになりつつあります。

    書きたいけど書けない人にお勧めしたい。

  • 感想を書くのがしんどい。。
    読みやすく、面白く、頑張れそうと思うようになる。
    今まで、特にカキモノをしたことはありませんが、
    メモ→ツイッターで出世魚のように書いていきたいと思います。
    読んだのに刺さる感想文が書けていませんが、お許しを。

  • "書くのがしんどい" というぼやっとした悩みを "書く内容がないからしんどい" "書くのが続かないのがしんどい" といったように具体的な悩みに置き換えてそれぞれに対して解決法を書いた本。

    個人的には書くスタイルを気にするよりは、伝えたいことは何かを明確にする、といった考え方が印象に残った。

  • 文章を書くことに真剣に向き合いたくてこの本を読みました。
    「書くのってしんどいな」という漠然とした悩みを、著者の視点から具体的に掘り下げることができます。

    書くのがしんどい理由
    ・書くことがなくてしんどい
    ・伝わらなくてしんどい
    ・読まれなくてしんどい
    ・つまらなくてしんどい
    ・続かなくてしんどい

    特に印象的だったのは、おもしろい文章は「共感8割、発見2割」という言葉です。
    人に読んでもらうためには「少しでも多く新しい情報を伝えないといけない」と思っていましたが、共感の重要性とメリハリのつけ方を知りました。

    十分に共感してもらったところで、新たな発見を与える。
    こうすることで、読者視点で満足感のある文章になるのではないでしょうか。

    この本を読んで、もっと文章に向き合いたいと思えました。
    また、著者の竹村さんの文章の読みさすさに惹かれて、著者のファンになりました。

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著者プロフィール

編集者/WORDS代表

1980年岐阜県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本実業出版社に入社。書店営業とPRを経験した後、中経出版で編集者としてのキャリアをスタート。その後、星海社、ダイヤモンド社を経て、2019年に株式会社WORDS代表取締役に就任。SNS時代の「伝わる文章」を探求している。主な編集・ライティング担当作は『段取りの教科書』(水野学)、『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平、以上ダイヤモンド社)、『メモの魔力』(前田裕二)、『実験思考』(光本勇介、以上幻冬舎)など。手掛けた書籍は累計100万部以上。オンラインメディア「note」に投稿した「WORDSの文章教室」は累計150万PVを超える。

「2020年 『書くのがしんどい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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