アメリカ民主党の崩壊2001-2020

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569845715

作品紹介・あらすじ

2020年アメリカ大統領選。前回以上にトランプ指示の熱狂が渦巻く中、極左化した米民主党が分解の危機にさらされている現実を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 2021年8冊目。満足度★★★★☆ ヒラリー・クリントンをという人物を中心として、アメリカ民主党がいかなる政党であるか、具体的な事件などを示しながら明らかにするもの。日本のメディアでは殆ど報道されていない事実の数々

  • 2020-5-23 amazon point85010/28読了

  • 2001~2020の米国の政治を理解する上では大変役立った。
    新聞やTVでは断片的なニュースで分からなかったことがスッキリ分かった。
    特に印象的だったのはヒラリークリントンのメール問題。
    結局自分の不正を隠すために国のサーバーを使わず自分のサーバーを使っていたということ。
    こんな解説は新聞、TVを観ていても全く分からなかった。
    併せて映画スノーデンも観てみたが米国は同盟国ではあるが情報を世界中から集め自分の都合のいいようにする又平気で裏切る国だと改めて恐ろしく思う。
    日本の国会議員さんや外務省のキャリアはこのことを認識して仕事しているのか?疑問に思うニュースがいつもながら多い。

  • 1529

  • いつの時代も政治家は己の私利私欲のために行動していますが、米国と日本ではまるで異なります。日本もたいがい酷いですが、米国は他国の国民にミサイルを撃ち込みます。
    経済力としての規模も米国はとてつもなく大きいので、政治家の私利私欲な行動が、地球上の多くの人間の生命を脅かす。その権化が、民主党であり、ヒラリークリントンだそうです。他の書籍でも通づるとこですが、ネオコン(ディープステート)達がどのような悪事と根回しをしたのかの真実は不明です。しかし、ヒラリークリントンが国務長官時代にプライベートサーバーを使うという法律違反、機密漏洩、大手メディがヒラリークリントンを擁護し続けていたというのは真実でしたね。

    本書全体を通して感じたことは、アメリカもずいぶんおかしな国ですね。とても中国=悪だという流れにもっていくのも、疑問を抱くレベルです。
    読み物として、面白い1冊でした

  • 1ドル=100セントである。クリントン夫妻は講演でも荒稼ぎをしており、45分間の講演で3000~5000万円が相場とされる(ITmedia ビジネスオンライン)。クリントン夫妻は大統領を退いてから15年間で270億円も稼いでいる(フォーブス ジャパン)。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/01/972001-2020.html

  • この本に書いてあることが本当であれば、民主党はダメだねっていう話になるのだろう。
    じゃあ、トランプ大統領でない共和党はどうなんだ?って思う。

    この本では、民主党の外交は干渉主義であるということで、全てを説明しようとしている。
    それが本の早い段階から書かれていて、じゃあオバマ政権での中国・北朝鮮を放置していたのは、どうやって説明するのかを期待して読み進めた。
    だが、残念ながら、その矛盾する行いに対して説明は無かった。
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/478496025.html

  • 政治にあまり詳しくなくても読めます。

  • 反トランプ主義のメディアとは異なるスタンスで描かれており、視点の多様性を確保するには良いと思える1冊。

  • いや、これは良書(と思う)。1章1テーマで簡潔に要を得た事実解説がなされており、それがほぼ時系列に沿って進んでいくので、この20年間のアメリカの政局に影響を与えた出来事を確認しながら、大きな流れも終える。日本のメディア(アメリカのメディアもだが)を追っていたのではアメリカの政局の断片断片のみが、しかもバイアスのかかった報道のされ方をするので、大きな流れとして何が起きているのか見えない。この本のおかげでかなり頭の中が整理できた。
    読み易く、内容は充分に濃い、良書。よく分かりました。

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著者プロフィール

日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日本開国』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(以上、草思社)、『アメリカ民主党の欺瞞2020-2024』(PHP研究所)、『英国の闇チャーチル』『ネオコンの残党との最終戦争』『教科書に書けないグローバリストの近現代史(茂木誠氏との共著)』(以上、ビジネス社)など。訳書にハーバート・フーバー『裏切られた自由(上・下)』(草思社)など。

「2023年 『オトナのこだわり歴史旅 伊豆半島編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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