男を磨くための31章

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569841434

作品紹介・あらすじ

「剣を抜かないために腕を磨く」「上から見下ろすのではなく、下から上を見渡さないと本質は見えない」――あえてこの時代に男を問う。

感想・レビュー・書評

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  • ブログ「無期懲役囚、美達大和のブックレビュー」で紹介されていて、気になって読んでみました。
    http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/archives/55592801.html

    一読して感じたのは、清々しさです。
    謙譲の気持ち、静かな強さなどは、僕自身にはもちろん足りませんが、社会で生活していてもなかなか見つからないように感じます。

    生活していくには謙譲といいながらも、前に出ていく必要もあります。
    折り合いをつけるのは難しいですが、少しでもこういう気持ちを大切にしたい、せめて「みっともない」と感じる行いはやめよう…と思いました。

    陰で寡黙に努力している人、仕事でもいます。
    なかなか評価されないのが残念なのですが、僕らが頼るのはいつもその人です。

    ニコニコしている先輩ですが、見えないところで圧倒的な努力をされてきたに違いないと、行動の端々に感じるのです。
    本書を読んで先輩の姿を思い出し、少しでも近づければと思いました。

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著者プロフィール

1965年生まれ。小説家。北海道大学中退後、新聞記者になり、 第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して2007 年『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)でデビュー。2012年、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で第43回 大宅壮一ノンフィクション賞と第11回新潮ドキュメント賞をダブル 受賞。他の著書に『七帝柔道記』(KADOKAWA)、『木村政彦 外伝』(イースト・プレス)、『北海タイムス物語』(新潮社) などがある。

「2022年 『猿と人間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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