2022年の次世代自動車産業 異業種戦争の攻防と日本の活路 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569840598

作品紹介・あらすじ

自動運転、EV、ライドシェア……次世代自動車産業を巡る戦いは、まさに異業種間戦争。覇権を握るのはどこか? 日本の活路は!?

感想・レビュー・書評

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  • 2018年の作品。この分野は1年時間がたつと、全く状況が変わっているから古い本を読むのは必ずしも効率的ではないのだが、本書は市場環境、技術動向、プレーヤーの戦略、そしてファクトとデータをベースにした未来予測がわかりやすく、頭の整理になる。
    コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化といった今後のクルマの方向性だけでなく、AI、データ、高速通信なども一体となって、クルマはまさに動くITの塊みたいな存在になる。コロナ禍で少しスピードは鈍っていると思うが、2030年くらいのクルマは、今とは全く異なるものになっている可能性は高いと思う。

  • 5年も前の本なので参考程度に読んだ。当時はそんな感じだったなと再認識したくらい。

  • ふむ

  • もう少しコンパクトにまとめられたかも?と感じつつも、とても勉強になる一冊でした。自動車産業のトレンド(CASEやMaasなど)を一通り理解していると、この一冊でさらに最新の動向や、これまでの動きを振り返ることができます。

  • ★図書館だよりNo.68 「一手指南」
     田村 博 先生(機械工学科)紹介図書
     ➣記事を読む https://www.sist.ac.jp/about/facility/lib/letter.html

    【所在・貸出状況を見る】https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/238111

  • 537.09||Ta

  • テスラのビジョン、戦略

  • こうして読むと、日本は一歩も二歩も遅れている感じがしてならない。
    特区でも作って社会実験すべき。

  • 2018年と今から2年前の著作だが、ライドシェアの持つインパクトや意義、中国の動向、NVIDIAの動向など、現在起きている事象の趨勢を言い当てている。(アップルだけはまだ未定だが)。

    この2年での変化は、トヨタが街づくりの会社を興したことや、コロナ禍においてESGやSDGsといったエネルギー面での持続可能性を問う風潮が強くなったことがあると言える。

    また、本書中にあった「問題を設定してテクノロジーをぶつける」という手法はデザイン思考と近く、グランドデザインの細部までの凡事徹底はアート思考などと近いような点も取り上げられており、全体の動向をつかむことに加えて、現在のビジネスのヒントもすでに埋め込まれているように感じた

    トヨタの動向は注目したい。グーグルはいったん街づくりからは撤退している

  • 自動運転、EV、ライドシェア……次世代自動車産業を巡る戦いは、まさに異業種間戦争。覇権を握るのはどこか? 日本の活路は!?(出版社HPより)

    ◆◇工学分館の所蔵はこちら→
    https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22106480

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著者プロフィール

立教大学ビジネススクール教授、戦略コンサルタント。Ridgelinez戦略アドバイザー。専門は企業・産業・技術・金融・経済等の戦略分析。日米欧の金融機関にも長年勤務。主な著作に『GAFA×BATH』(日経BP 日本経済新聞出版)、『2025年のデジタル資本主義』(NHK出版)など。テレビ東京WBSコメンテーター。日経新聞電子版Think!エキスパート。

「2023年 『HUMAN ∞ TRANSFORMATION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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