孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569836799

作品紹介・あらすじ

「数字で語れない者は去れ!」。そんな孫正義社長にたたきこまれた「問題を数値化して解決する技術」をソフトバンク元社長室長が開陳!

感想・レビュー・書評

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  • 多量の仕事を効率よくさばいていくに、とても参考になると思いました。

    課題を数値化してみて重要かどうか判断する。

    1-3-6のルール 1で、お試し、良いようであれば、次に 3 やってみる。

    2の重要な問題が片付けば、8が終わっている。

    相関、重回帰をエクセルで確認して、問題を発見する。

    まずシェアをとってから、利益化していく。

    100のビジネスモデルを考えて、人の考えではなく、市場で試していく等です。

    読み込むには、簡単な統計の知識があれば、楽になると思いました。

  • 結果目標イコール数値目標で計算する。
    数字という概念は絶対であり、これは新入社員だろうがベテランだろうが関係ない。

    自分の努力や事業、行動を全て数値化することが一つの成功に近づく。例えば、継続は力なりというが、大きな目標に対して本当に微量な努力量しかなかったら、いつまでも時間がかかるのは自明の理です。

    私が医療職の国家試験に合格した時もそうですが、複数の科目を同時かつ大量に連日勉強で行ってきたからこそ、今の結果があると信じています。

  • PDCAを実践する上では数値を使用することを基礎装備にすべしという内容。あとやってみた方が色々わかるからプランに時間かけるよりも迅速にやってみろという点も納得感ありました。

    ○要点
    顧客数×顧客単価×残存期間(LTV)-(顧客獲得コスト+顧客維持コスト)
    数字を自分で取りにいく
    数字を解釈して意思決定する
    分けて数値化する
    数値化することで目標達成するために何をすべきか、具体的な対策が見えてくる。
    数値化することで初めて人は動くことができ、モチベーションも高まる。
    2割の問題を解決すれば全体の8割は解決する。
    効果が大きい対策から着手する。

    各種分析手法は多分使ってみないとわかんないだろうから投資対象分析する時とかに使ってみます。不動産投資とか新しく賃貸物件探す時に重回帰分析を使うことで適正価格・賃料がある程度計算できるのは面白いと思いました。

    ○7つ道具
    プロセス分析(歩留まりKPI
    散布図・単回帰分析
    重回帰分析
    パレート図分析
    T勘定分析
    差異分析
    LTV分析

  • ソフトバンクで孫さんに鍛えられた三木さん。
    孫さんは常に数字で語るよう厳しく言われていたとのこと。

    印象的なのは、日本の会社は精度の良い計画を使用とするあまり、Pばかり実施していてDに行けずにスピード感を損なっているということ。

    ・必要のない数字(肥満)を削り、必要のある数字だけでスッキリ判断すること。(計画に時間をかければかけるほど、社内は疲弊してモチベーションは下がるもの)
    ・P(計画)とD(実施)を同時くらいのスピード感で進める事。(早く失敗した方が良い)
    ・成長する業界に常に居続ける事。
     (過去5年間の平均成長率がマイナス2%だったら迷わずほかの業界への転職を勧めます。複利で効いてくるから。)

    ビジネス上の数字で分析の七つ道具は

    ①プロセス分析
     プロセスに分解し、ボトルネックを確かめる
    ②散布図と単回帰分析
    ③重回帰分析
    ④パレード図分析
    ⑤T勘定
    ⑥差異分析
    ⑦LTV分析

    5つの数字

    ①顧客数
    ②顧客単価
    ③残存期間(顧客でいてくれる期間)
    ④顧客獲得コスト
    ⑤顧客維持コスト

    その他
    ・今の自分は「大数の法則を脱しきれているか?」
    ・「72の法則」成長率(%の整数部分)で割ると、2倍になる(成長率プラスの場合)、半分になるのに何年かかるか(成長率マイナスの場合)がわかる。

  • 2021年最後の1冊。

    多変量解析、複利、LTV、、
    数値に基づかない仕事が、いかに無駄な労力か。やってる風がいかに多かったか、考えさせられた。

  • ソフトバンクらしい、読んでワクワクする本。
    すぐに理解出来ないモノも多かったが、
    それは今後の宿題。そう思えた。
    なんとか私も実践していきたいです!

  • 言われてみるとものすごく基本的なんだけれど、なかなか実践できていないことが多いと感じました。
    非常に勉強や気付きになる本です。

  • ビジネスパーソンとして大切な話がけっこうある。

  • 【概要】
    ・前半:ビジネスで数値化をする大切さについて
    ・中盤:ビジネスで使える分析と解析について
    ・終盤:ビジネスで使う理論について

    【内容】
    物事を数値化・解析することで、課題や原因を探り、アクションに活かして、再度数値化・解析を繰り返す。数値化の目的は、「どうだったか」ではなく「どうするか」。上司への結果報告ではなく、数値は結果を出すために使うもの。

    【こんな人にオススメ】
    ・ビジネスで使える分析・解析がわからない。
    ・ビジネスで使える理論を網羅的に知りたい。
    ・数字いじり(結果報告だけ)になっていてアクションに活かせてない。

  • 2020/08/02 1回目
    2020/10/14 2回目

    数字の扱い方がわかりやすく記載されている。
    統計とか数字の定義系を知るのは別の本、実務に落とすときの接続はこの本がいいかなと言う印象

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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