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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569836201
作品紹介・あらすじ
常識破りのトランプ体制が確立、アーミテージ・ナイレポートが日米関係を左右した時代は過ぎ去った。現状を分析し日本の針路を示す。
感想・レビュー・書評
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「アメリカ・ファースト」を掲げて大統領になったトランプさんの率いる「世界最強の国」・アメリカが、戦後70年余りに渡って世界で果たして来たリーダーの役割を自ら放棄しようとしている。外務省で事務次官を務めた著者が、2017年1月のトランプ政権の誕生から100日余りを追い続け、「負けず嫌いの勝負師」が次々と打ち出す予測不能の政策や、勝つためには何でもありのビジネスマンの「頭の中」が一体どうなっているのかを分析して、これからの日米関係と世界の情勢を読み解く。「メキシコとの国境に壁を作る」「株安は中国のせい」「イスラム教徒は入国禁止」など、選挙期間での奔放な発言は元より、大統領に就任してからも首席戦略官やFBI長官・そして国務長官などの側近たちを次々と排除する一方で、マスコミには「フェイクニュース」などと喧嘩を売り続けるそのやんちゃぶりで日々の話題には事欠かないが、この「何をするか分からない大統領」に日本の安全と未来を委ねるのは極めて危険であると明言。日本は今までの「アメリカ頼みの一本足打法」から脱却し、日本人の素晴らしさ・外交力・防衛力という「三本柱」に軸足を移すべきと提言する。ちなみに著者は大阪生まれの阪神ファン...
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