教養としての「世界史」の読み方

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569831947

作品紹介・あらすじ

歴史は「人類の経験」の集大成。現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。グローバル時代に必須の「教養世界史」の読み方を解説。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    うーん。たしかに面白いんだけど、読んでいる途中から大きく感じた「これじゃない感」。
    世界史といえば世界史なんだけど、自分が期待していた読み物とは全く違った。
    個人的には、世界史の教科書的なものを期待していたのだが、この本は「なぜ人類が発展したのか」といったことがテーマになっており、どちらかというと「サピエンス全史」チックな内容の本だった。

    世界史の基礎的なお勉強をするためには、かなり不向きな1冊でした。
    読んだ後、日常で使用できる知識・教養には直結しない1冊だったかなぁ。


    【内容まとめ】
    1.グローバルスタンダードの教養とは、「古典」と「世界史」である。
    人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この二つを学び身につけることで「教養」の基礎が築かれる。

    2.文明はなぜ大河の畔から発祥したのか?
    「文明は都市」「文化は農業」と密接に結びつく。
    文明という言葉には、そもそも「市民」という意味が含まれている。
    基本的に、国または市民の集まる都市を前提としたものである。

    3.恵まれた環境に文明は生じない
    乾燥化が文明発祥の大きなファクターを占めている。
    何故いち早く土器を生み出した日本が、「文明」と言える段階に至らなかったのか?
    それは、日本が自然環境に恵まれ、人口の集中も起きず、少人数の集落でも安定した社会を長く営むことができたからである。

    4.ローマの歴史の中には、人類の経験のすべてが詰まっている。
    ローマの歴史は興隆、発展、安定、衰退という、いわゆる文明においての起承転結の過程が非常にはっきりとしている。
    ローマ史は、世界史においてブランド品といえる所以である。


    【引用】
    p12
    ・グローバルスタンダードの「教養」とは?
    「古典」と「世界史」である。
    人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この二つを学び身につけることで「教養」の基礎が築かれる。


    p14
    ドイツ宰相・ビスマルク(1815~1898)
    「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
    直訳すると、「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む」。


    p42
    ・文明はなぜ大河の畔から発祥したのか?
    「文明は都市」「文化は農業」と密接に結びつく。
    文明という言葉には、そもそも「市民」という意味が含まれている。
    基本的に、国または市民の集まる都市を前提としたものである。

    混同される言葉に「文化」がある。
    文化の語源にはラテン語の「colere」、「耕す」という意味があり、文化はその土地の自然や風土の影響を色濃く受けるものだということがわかる。


    p46
    ・「四大文明」が通用するのは日本だけ?
    古代エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明の4つ。
    最近では四大文明のほぼ同時期やもっと古い時代にいくつもの文明があったことが明らかになり、「四大文明」といった言い方はあまりされなくなってきている。


    p53
    ・恵まれた環境に文明は生じない
    乾燥化が文明発祥の大きなファクターを占めている。
    何故いち早く土器を生み出した日本が、「文明」と言える段階に至らなかったのか?
    それは、日本が自然環境に恵まれ、人口の集中も起きず、少人数の集落でも安定した社会を長く営むことができたからである。


    p58
    ・ソフィスティケート
    今あるものを工夫し、改善し、創意工夫をしてより良いものを作り出す能力のこと。
    ローマ人と日本人の共通している特徴。

    能力の真髄として、今あるものをごまかさないで改善していく「誠実さ」が挙げられる。


    p78
    ・ローマの歴史の中には、人類の経験のすべてが詰まっている。
    ローマの歴史は興隆、発展、安定、衰退という、いわゆる文明においての起承転結の過程が非常にはっきりとしている。
    ローマ史は、世界史においてブランド品といえる所以である。

    五賢帝のような立派な皇帝がいるかと思えば、暴君の代名詞である「ネロ」、変人のエラガバルスなど、色んな支配者が登場する。
    また政治システムも、王政→共和政→独裁政など色々なスタイルがある。

    またアメリカの前大統領オバマのように、異民族出身の為政者が登場するなど、現代と同じようなサイクルで歴史が動いているのも面白い。


    p85
    ・ローマはなぜ帝国になりえたのか?
    一つは、ローマという国の国政システムが非常にバランスが良かったという点。
    ローマはギリシャと違って独裁を嫌い、政体の循環がなかった。
    また合理性を好むローマ人は、権力がある程度集約されていたほうが物事が合理的に進むことも知っていた。
    二院制を当時から持ち、国内のバランスを整えることで争いを減らし、外に向けるエネルギーの量を増やしたために帝国になりえた。

    また、ローマ人の宗教的誠実さが、個より公共を重んじる国民性を生み出し、それがローマの国家としてバランスが良くなった。


    p157
    ・なぜ民族は大移動するのか?
    問題の一つは「食糧不足」。
    人口の増加や、寒冷化・乾燥化といった気候変動。
    人々が飢えないためには温暖な気候かつ、水辺の地域に移動する必要があった。


    p195
    人間にとって神とは何なのでしょう?
    私は、人間にとって神とは一種の「理想」だと思っています。
    人間というのは、理想に近づこうとする宿命のようなものを背負っています。
    行動するときに、実際その通りにできるかどうかは別として、理想的な行動をしようとするのもそのためです。
    つまり宗教とは、人間が神という理想に近づくための方法を示すものだといえるのです。

  • 「教養」として現在までの歴史と国のあり方がわかりやすく、とっても面白い本でした。

    「唐=漢文化」だと思っていましたが、実際には唐王朝は漢人ではなく胡族の王朝、というような「へえ!」もいっぱい。

    疫病(ペスト)の蔓延が元の滅亡を加速させた、というところ、コロナの蔓延が世界にどんな影響を及ぼすのか怖くなってしまいました。

    「違ってあたりまえ。違うのだから、完全にわかり合えなくてあたりまえ。そうした意識をもって、わからないなりに、相手を理解しようとするのが、歴史や異文化を学ぶということなのではないでしょうか。」
    国家間だけでなく、人と人のお付き合いでも深く心に刻みたいことです。

  • 非常に面白かった!
    「ローマ史には人類の歴史が全て詰まっている」ー読んでみてなるほど、確かにそういう一面もあったのだなという気がしてくる。読みやすい文章に説得力がある。
    古代の人々は神の声が実際に聞こえたのではないか、という考証は興味深かった。
    ただ、たまに検証された「定説」なのかこの著者の「主張」なのかが分かりづらいところがあったように感じた。
    確証のない仮説を事実として扱ってしまいかねないので、書き方には注意が必要だと思う。

  • 今から三千年前以降、意識が生まれ、人が責任感を持って物事を判断するようになって今まで、戦争と平和、繁栄と退廃を何度も何度も繰り返している。
    人間社会は繁栄すると必ず退廃していく。
    どうすればこの問題を解決できるのかという学びは、勿論、自分にも得られていないが、繁栄が当たり前になって、そのことに気づいてさえいないのではないか。当たり前のことだがモラルの低下は、自分はそれをしても許されると思っているのではないだろうか。そういう世界にしてしまったのは自分にも責任があるだろう。

  • 乾燥化すると、人々が水辺に集まってくる。少ない水資源を知恵を絞って活用しようとする。環境が厳しくなったことで文明が生まれた。四大文明。

    ギリシアの民主政は100~150年間ほどで短期間。僭主政の期間の方が長い。民主政は4万人ほどの少人数だったから可能だった。▼サラミス開戦。下層民が戦争参加。発言力上がる。→ペリクレス時代

    SPQR ローマの元老院と国民。ローマ帝国の国名。

    ※「四大文明」「五賢帝」という言い方は日本独自のもの。

  • 木村先生の本はどれも分かりやすく、勉強になります。「かつて人間は神々の声が聞こえていた」という見方、これは当時の感覚で歴史を捉える、ということなのでしょうが、そう考えれば腑に落ちる点もありますよね。他方、常に「いま」のフィルターがかかって歴史を見ている、という指摘も納得。歴史の見方を教えて頂きました。先生に現在のウクライナを解説して頂きたいくらいです。

  • 面白くはあったが、途中くらいからちょっと違うかなという感じがしてきた
    古代ローマ史に全ての人類史は凝縮されていることをいくつかの事例で説明しているがややこじつけ感も否めない印象

    ただ、サピエンス全史的に人類史をいくつかの視点で捉えようとする取り組みは面白いが、もう一つ深めて欲しかったところ(論考が著者の主観に少し偏っている印象もある)

    にしても、文明が登場した理由の一つに「乾燥化」があるというのは衝撃的に面白かった。環境的に恵まれていることは人類を発展させないのだ。
    あと、一神教が登場した理由として文字の発明があるのでは、というのも面白い考え方。もちろん文字の発明は階級支配ともつながるし階級支配と一神教というのは結びついていると思うが、文字の登場によって左脳が右脳を抑制するようになり神々の声が聞こえなくなった、というのはほんとに興味深い。

  • 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

    難しいはずなのに、堅苦しくなくてよかった。

  • 文明は都市、文化は農業と結びつく
    農耕は自然条件に限定されるため、特定の地域性と気候風土を帯びる(文化)。異なる風土に対する技術の発明こそが文明である。

    紀元前5000年に文明が一斉に現れた理由…乾燥化による民族移動、水辺を求めて人が集まり、少ない水資源をどのように活用するか、から文明が生まれた
    また、馬が存在しないと、人と情報の交流が少なくなり、文明の発展が遅くなる
    ローマ人と日本人はソフィスティケート(改良)が上手い、ローマが天下を取れた理由
    ソフィスティケートする能力は、正直さや誠実さに根ざしたもの

    ギリシアのポリスとメソポタミアの都市国家の違い
    メソポタミア…乾燥化による灌漑を取り仕切るため、力の強い者が王となり、そこから王中心の都市ができた
    ギリシア…最初に王国ができて、その周囲に街ができた

    ギリシア人は切磋琢磨し、誰もが国政に参加し発言できる民主政のシステムが生まれた。これがポリスの誕生

    ローマは何故帝国になり得たのか?
    →独裁政(執政官)、貴族政(元老院)、民主政(民会)が同時に存在したため。
    ギリシアは、独裁政→貴族政→民主政といろいろな勢力が権力を持ったため、内紛になりやすく国家が大きくなりにくかった

    また、ローマ人の宗教的誠実さが、個より公共を重んじる国民性を生み出し、それがローマを国家としてまとめ上げ、国政システムのバランスの良さが、エネルギーを外に向けることを可能にした

    ローマ皇帝と天皇の違い
    アジアでは、皇帝は民衆の前に現れない、批判を許さない
    ローマ皇帝は、姿を現し、批評も可能

    ローマが偉大な国となったのは、寛容の使い方が上手かった(属州にラテン語を強要しない寛容さを見せつつ、レジタンスは容赦なく叩き潰す)
    ローマが滅亡したのは、勝者になったことから来る傲慢。軍事費の増大に対し、富裕層が税のがれを測り、公共施設や軍隊等が壊死していった

    軍人皇帝の時代における社会的不安の増大が、ローマにキリスト教を布教させた

    シンプリケーションが世界同時に起こった

    何故イギリスでのみ産業革命が起きたのか?
    実は労働力も技術革新も、アジアと同水準ぐらい
    説1,エネルギー資源としての木材が不足する中、石炭を算出できた
    2,遠隔地の植民地の存在が、本国の余剰人口が引っ越しでき、巨大な市場ができた

    民族大移動は、今いる場所より条件がいいところを求めて移動する(多くは気候の変動)。また、信仰の弾圧や奴隷売買のような人為的な強制移動、難民など
    受け入れる側は、多くの場合争いに発展するが、労働力の増加というメリットもある

    ゲルマン民族の大移動→寒冷化と、フン族の西方侵略により、ゲルマン民族が西に移動。あまりの大量移動により暴動と鎮圧が発生。移民が軍内部にまで幅を利かせるようになり、そのうちに国力を消耗していった。

    ローマ帝国の技術は半端ない。地中海という穏健で安全な海で交易を行うことができたため、技術と知識の往来が激しかった。

    民族移動の問題点は、大量の異民族流入により、受け入れ先の文化・価値観が変容してしまい、先住民と軋轢を生むこと。
    ローマがキリスト教を弾圧した理由…実はローマは宗教に寛容だったが、「お前の信仰を認める代わりに俺らの信仰に口を出すな」というスタンスだった。しかし、キリスト教が、キリスト以外の神はニセモノと言い張ったため、キレて弾圧された。

    神々の声が聞こえていたとき、人間は生きる指針など必要なかった。神々の声が聞こえなくなったとき、人間は絶対的な神(一神教)を信仰し、物事を判断するために思想を必要とした。
    宗教にまつわる争いは、実は他宗教間の争いよりも、同一宗教内での内ゲバのほうが多い。(カトリック・プロテスタント、スンニ・シーア)

    プラトンやアリストテレスは、民主政がポピュリズムに変貌していく姿を見て、民主政に対していい評価をしなかった
    古代ローマの共和政は、現在の代議制と、代表を選挙で選ばない(貴族)という点で異なる。
    ローマ帝国は、自由民を全てローマ市民として(奴隷以外)認めた。代わりに、国政には貴族のみが参加できた。
    ギリシアでは、代表を平等にクジで選んだが、これは人の能力の差が出てきて上手くいかなくなってしまった。平等を重んじたがゆえに、外の集団には市民権を認めなかった。

    日本に共和政が根付かなかったのは、皇帝に対して批判ができず、距離感が遠かった。ローマよりも民衆が為政者の行う政治に口を出せないため、民主主義的要素が薄い。

    現在の中国は、国内に植民地がある状態。→都市と農村で戸籍が区別され、農村民は都市に移転できないから。

    歴史が対話である以上、現在と過去の間にある常識の違いを克服しなければならない。

    イギリスのEU離脱の背景には、ドイツへの不信感がある。ドイツの侵攻と大戦の恨みと不信感が根付いており、再びEUの中でも発言力を強めているため。
    ギリシアは昔からずっとヨーロッパのお荷物であるが、文化的なふるさとであり、切り捨てた場合ロシアや中国が狙いをつけているため、切るに切れない

    日本人はこれまで安定した国土に住んでいたため、民族としてのつながりが薄い。今までの歴史では、民族の境界線によって国の在り方が決まってきたことが多い。
    民族と国境線の矛盾が、世界各地の争いの火種になっている。

  • 世界史とあるが、ほぼローマ史だ。
    解りやすく書こうとされているのだろうが、東大で教鞭をとられていたこともあって、ところどころにこれぐらい知っていて当たり前だろう的な語句もあり、すらすらと読めるといった類いのものとは言い難い。ただ、ローマをざっくりしるためには、良い本だと思う。あまり難しく考えず、すーーっと私は読んでみた。
    恵まれた環境には文明は生じない。四代文明が生まれたのは、そこが乾燥化し、少ない水資源をいかに活用するか知恵を絞ったからだ。人の生存に欠かすことができない水が大きなファクターとなり、人口が一ヶ所に集中し、都市となった。人が多く集まるから、水争いを防ぐための水の活用システムがうまれ、それを記録する必要から文字が生まれたのだ。

    ローマ帝国が発展したのは、情報収集力だという。正確な情報を早く集め、整理・管理し、早く発信する。それに重要な役割を果たしたのは主要都市を結ぶ街道だった。また、図書館も多くあったという。スパイ活動も活発だった。ローマ人は父祖の遺風という、先祖の立派な行いを名誉として重んじ、自分も名誉に恥じないように生きなければならないという、日本の武士道にもにた精神があった。ギリシアでも同じように名誉を重んじたが、ギリシアでは敗戦将軍はイキテカエルトしょけいや追放が待っていた。ローマでは、立派に戦った結果なら、生きて帰った時点で既に十分な恥辱を味わっており、責めない、暖かくむかえるという風土だった。そうすると、ギリシアでは、敗戦将軍は死ぬまで戦い、いたずらに損害を増やすか、他国に逃亡するかだったが、ローマの敗戦将軍は味わった恥辱を跳ね返すために次の戦いで大変な努力をするようになるのである。カエサルも多くの敗戦を経験し、その恥辱を大きな勝利に繋げたのだ。これは、名誉に対する考え方が根本的に違うからこそできたことだ。どんな恥辱であっても、それ以上の名誉を獲得することで屈辱は覆すことができるとローマ人は思えたからこそ執念深く物事を遂行することができ、だからこそ大帝国になりえたのだ。名誉挽回、汚名返上という日本の言葉があるように、再チャレンジを認める気風は重要なのだ。
    ローマが反映したのは、その寛容さだという。しかし、社会全体のモラルが低下していくと人々が優しくなっていく傾向もあるという。これは、いいかえれば厳しさの欠如とか、優柔不断ともいえる。本当の優しさは、自分というものをきちんと持った人が周りに対して示す寛容さだということを肝に命じないといけない。

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著者プロフィール

1947年 熊本県生まれ
1980年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学)修了
現在 東京大学名誉教授
西洋古代史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

「2020年 『衝突と共存の地中海世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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