夢を「10倍速」で実現する方法

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569826110

作品紹介・あらすじ

ソフトバンク社長室長として孫正義氏の仕事ぶりを間近で見てきた著者が、孫社長から学んだ「夢・目標を驚速で実現する秘訣」を開陳。

感想・レビュー・書評

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  • ①わらしべ戦略
    ②ナンバーワン戦略
    ③くじ箱戦略
    で夢を10倍速で叶える

    具体的でわかりやすく書かれていて、読む側にも取り入れやすいことがたくさんある。納得したり感心することも多かった。


    ・一見すると価値のないようなものから始める
    ・どんなにニッチでもいいので、「ナンバーワン」をとる
    ・当たりが出るまで箱からくじを引き続ける
    ・目標を明確にし数値化する
    ・ローモデルを徹底して真似てみる
    ・ナンバーワンと組むために自分がナンバーワンになる
    ・交渉は鮭とりまあしゃんや見習う
    ・詳しい人に聞きにいく
    ・多変量解析で理論的に裏づけ
    ・量は質に転化する
    ・仮説をもとに正しい質問をする

  • 何となく解っている気になっていた成功方法が
    実例をもとに解りやすく書かれていてとても身になる
    孫社長と著者の2人が成功した方法という書き方で
    説得力があるとともに押し付け感が緩和され読みやすい
    読んで方法を学んでも実行に移さない人が多いとは
    身に覚えしかない…

    当たり前だが同著者、他の書籍と内容重複する部分あり

    以下メモ
    沢山の選択肢を用意し短期間でPDCAを回す
    深く考え深く分析してから始めるのではなく
    小さくはじめて短期間に改善を重ねていく
    大きな課題は分類して小さく分けて数える
    徹底的に数値化して事実を把握し優先度を決める

  • このシリーズは3冊目ですが、「すごいPDCA」や「数値化仕事術」から一段視座を挙げてそもそもの戦略は~からの解説になっています。
    このシリーズの総論としてわかりやすいと感じました。
    わらしべ戦略、ナンバーワン戦略、くじ箱戦略は共感できる点が多く、今後1つでも活用していければと思います。

  • ・目標を「週間化」する
    ・知らない人にも会いに行く
    ・どんなにニッチでもno.1に拘る
    ・会議のセッティングや議事録の作成は若手ほど引き受ける
    ・問題を分ける→数値化する→数値に根拠を持たせる「多変量解析」

    新卒だから、まだ何も知らないから…
    とかで発言・提案をセーブするんじゃなくて、わからないなりに質問したらいいし、会議に参加する以上は絶対に発言すべきだと思った。無駄な遠慮はしない。

  • "ナンバーワンになるには、自分で勝手に線を引いて、その領域の中で勝手に一番を名乗ればよい

    当たりの確率を高める3つのポイント
    ・あたりが多そうなくじ箱を選ぶ
    ・くじを引くコストを下げる
    ・くじを引き続ける"

  • ソフトバンクといえば、
    売上高1兆円を超え、
    従業員1万人を超えている巨大企業。

    ボーダフォンの買収が2006年で、
    短期間に急激に成長し続けています。


    本日ご紹介する本は、
    元ソフトバンク社長室長であった方が
    驚異的なスピードで目標を達成するための
    ノウハウを紹介した1冊。


    ポイントは
    「シンプル」

    確かにそれも一理あるなと思う程度の
    シンプルな戦略を3つ挙げておられますが、
    それを、徹底してやり続けているというところが
    すごさを感じます。


    「①わらしべ戦略」

    一見価値がないものから始めて、
    大きな価値があるものに変える戦略。

    ゴールを直接目指すのではなく、
    小さな目標(飛び石)をいくつも置いて、
    1つずつ確実に達成していくところがポイントです。



    「②ナンバーワン戦略」

    ナンバーワンになれば、人、モノ、お金、情報など
    あらゆるものが集まって来ます。

    できるだけ分野を細かく分けて、
    人がやらないことを見つけるところがポイントです。




    「③くじ箱戦略」

    新しい事業は当たるとは限りません。

    当たりが出るまで、くじを引き続ける。

    そのためには、
     ”当たりが多そうなくじ箱を選ぶ”
     ”くじを引くコストを下げる”
    というところがポイントです。

    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    目標を設定することに時間をかけすぎてはいけない
    頭で考えて正解を見つけるのではなく、素早く&小さく実験してみる
    ナンバーワンと組むために自分がナンバーワンになる
    新たなことを始める時は、自分で勉強するよりも、詳しい人に聞きに行く
    孫社長は「徹底して他人の力を借りる」という習慣が根付いている人。
    今は面白いアイデアや事業プランがあれば、お金は集まってくる時代
    最初にできるかぎり細分化して人に振れるものは全部振ってしまう
    膨大な作業も、全員に割り振ればやり遂げられる
    今の自分にできることとできないことに分ける
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 「3大基本戦略」
    第2章 「目標明確化&週間化術」
    第3章 「人の力を借りる技術」
    第4章 「プロジェクトマネジメント術」
    第5章 「問題解決術」
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • ・三つの戦略

      1:わらしべ戦略

      2:ナンバーワン戦略

      3:くじ箱戦略


    ・仕事を頼むポイントは、

     「とにかく早く仕事を割り振ること」と

     「頼む仕事はできるだけ細分化すること」


    ・十秒以上考えるな!

     十秒考えてわからないことは、それ以上一人で考えても答えは出ない。

  • 孫正義のノウハウはどのビジネス書にも書かれていないオリジナル。
    ☆わらしべ戦略
     小さな目標をいくつも置いて、それを一つづつ確実に達成していく。
    ☆ナンバーワン戦略
     どんなニッチな市場でもいいのでナンバーワンを取る。
     セグメントをとにかく小さく切って競争相手の少ないものをやる。
    ☆くじ箱戦略-当たりが出るまでくじを引き続ける
      ①当たりが多そうなくじ箱を選ぶ
      ②くじを引くコストを下げる
      ③くじを引き続ける
    ☆目標を明確にする
      ・数値化する
      ・ゴールから逆算して週単位のTODOに落とし込む
     ☆多変量解析で数字を論理的に裏付け、正しい目標設定をする。
     

  • この人の著作は大体スピード感があって、成功への行動力がある本だと思った。

    英語にしろ、事業にしろ何をするのも行動しなければ始まらない。くじ箱理論で、成功の確率が高そうな箱を選んだうえで、成功させていくというのも言い方として特になるほどと思った。

    とはいえ、スピードだけを重視するだけでなく、選択肢をギリギリまで減らさず吟味して決定する慎重さと、決断する大胆さは重要だと思った。

    そしてアイデアはやはりたくさん出しながら、事業につなげるアイデアもいいなと思う。
    なぜ本を出したのかも、なるほどなと頷けた。

  • いろんな夢を叶えるために系の本はたくさん世に出ているが、1番説得力があり、大事なことは夢への近づき方だと思いました。
    孫社長についても興味が湧き、叶えたい夢は違えど、メンターとして最高な人物だと素直に思います。
    この本に出てくる著書も読んでみたい!

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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