人生で起こること すべて良きこと

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569826028

作品紹介・あらすじ

人生において出あう逆境には深い意味がある。そして、人生で起こること、すべて良きことと思い定める時、道はひらく。著者の魂の言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 人生で起きることにはすべて意味があると受け止めること。出会いや縁にも意味がある。

    そう、起きていることをどう解釈するかで人生は決まる。あらゆることに感謝して、今日一日を大切に過ごすこと。

    冷静に価値観、使命感に沿った行動を取ることが大切なんだなと。

    世のため人のため日々を生きること。

  • 自分の嫌な部分も見つめて生きることの大切さを感じた。
    この本は、何度も読み直したい。

  • 電子書籍にて読み、線を引いた部分が本当に多い本。内省日記とカウンセリングで心の健康管理を、という項目はメウロコだった。河合先生の書籍も改めていろいろ読み漁りたい。田坂さんの書籍をとにかく読みまくり、田坂さんの教えを何度も聞き、呟き、自分自身の潜在意識にまで到達するように耳読。

  • 1 どんな本?
    成長する為、逆境を乗り越える為の心の技法を
    教えてくれる本。終わりが近づくにつれ素晴らしい
    内容になって行く。

    2 なんで読んだの?
    (1) 成長の技法で紹介されていたから
    (2) 引き受けの技法を学びたい。
    (3) 心の技法を実践できる状態になりたい。

    3 構 成
    対談形式で230頁
    著者の逆境から始まり、人生で起こる事全て良き
    事と締め括る。著者の本は後半に行くにつれ説得
    力や深みのある構成になっていてるがこの本も同 
    様。 

    4 著者の問題提起
    人生で起こる事は全て意味があって良き事である

    5 命題に至った理由
    著者の逆境。病を乗り越えた経験から。

    6 著者の解
    人生には成長が約束されていて、起こる事出会う
    人には全て意味があり、それら全てを感謝する事で 
    良き事良き人になって成長に繋がる。

    7 重要な語句・文
    (1) 人生において成功は約束されていない。
    (2) 解釈が我々の運命を分ける。
    (3) 我々は大いなる存在に動かされている。
    (4) 引き受けをする時我々は強くなる。
    (5) 人間は逆境でしか成長しない。
    (6) エゴは静かに観察するとおとなしくなる。
    (7) 内省日記で自己嫌悪の極みから肯定へ。
    (8) 感謝の祈り。
    (9) 心身一如(感謝をすると好きになる。)
    (10) 成長は約束されている。

    8 感 想
    逆境を乗り越える心の技法テクニックを学ぶ事
    が出来た。
    刺さったのは心身一如。ありがとうを言うと感謝
    が湧いてくる。
    深く知りたい事は潰れた時の立ち上がり方。立
    ち向かう技法以外も知りたい。
    人に勧めるなら成長は約束されていると言う事。
    タイトルの通りに全て良き事と解釈したい。

    9 TODO
    (1) 「ありがとうございます」を口癖に。
    (2) 内省日記してみよう。感情を書き出そう。
    (3) 出来事のポジティブな側面を言語化する。

    10 問 い
    物事とは?

    11 答 え
    良いことも悪い事もある。

  • 田坂さんの著書はどれも、説得力、迫力があります。読む度に身が引き締まります。感謝!

  • 背筋を伸ばし、行動(言葉を含む)することで心は整うという点は、体感の大事さを説いています。

    過去はない、未来もない。永遠に続いていくいつ死がくるかわからない今行動することで、使命感→直観(私心なし)が開花するといいな。

  • ひとには見えない苦労があって、その中で学んだことをわかりやすい言葉にして語り掛けてくれる人がいることは有難い。実はなかなか「他人のため」に行動できない。勝手に感謝されていることもあるけれど「使命」にはなっていない。ただ年々家族を大切にする気持ちは自覚できるようになっている。親族の死がやはり大きかったんだなと思った。ありきたりだけれど、一日一日に意味付けをして過ごすようにして生きたい。

  • 記されているいくつかは、心に響くことばです。

  • 題名に惹かれて購入し、即読了した。

    田坂広志さんのお名前は存じ上げていますが、社会起業大学の学長? という意外はよく存じ上げず、「なんか頭のいい人?」 という大変失礼な知識しかありませんでした。
    だからこそ、この本を読み驚いた!
    大変僭越ながら、書いてある殆どすべてのことが私自身も大切にしていることと同じだったからだ。
    このように考えて生きるようになった”きっかけ”となった田坂さんが大病を乗り越えられたときの変化は、正に自私自身がその昔に感じてきたことと全く同じであった。

    「今を大切に生きること」も

    「すべては良きことと決めること」も

    驚きを通り越して、この本を通じて田坂広志という人と出会えたことに感謝さえした次第です。

    久しぶりに本の著者にお会いしたくなり、その半年後の講演会に行ってきた。リアルにお会いし、さらに感ずるものがあった。「この人は本物だ」と。


    この本を読んで本当の意味で心に響く人は少ないかも知れませんが、必要な人のお手元に届くことを祈ります。

  • ◯「逆境」とは自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい「成長の機会」である。(36p)

    ◯「命あるだけ有難い」その覚悟でしょう。(中略)いかなる出来事に遭遇しても、いかなる逆境がやってきても「与えられていないもの」に対する不満よりも、「与えられているもの」に対する感謝が、心に浮かんでくる。(172p)

    ◯この病のために「いま」を失うことはしない。病いを悔いることに、時間を使うことはしない。病いを憂うことに時間を使うことはしない。いまを生きよう!いまを生き切ろう!(184p)

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著者プロフィール

シンクタンク・ソフィアバンク代表

「2023年 『能力を磨く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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